2007.7.24鑑賞。
なるもにあ様と六本木デートした時に、たまたま当日フランス映画祭でかかっていた映画。
「これ、観たいね」でも、当日のチケットが残っているほど、甘くはありませんでした。
なるもにあ様の『ルネッサンス』鑑賞記事はこちら。どうぞ!
頂いてきたフランス映画祭のパンフを見た時に、切り絵のような画像に目を留めました。
一枚一枚、グラフィックアートを見ているよう。
光と影のコントラストがはっきりしています。光はまばゆい白、影は漆黒。
これがどんな風に動くの?
はい!観てきましたよ。
グラデーションというものがないので、案の定、最初は少し違和感。
しかし、モーションキャプチャーのせいか、だんだん慣れてくるせいか、最後は実写を見ているような気分になりました。
これはストーリーのおかげもありますね。
絵のイメージから、映像美に重きを置いた抽象的な映画かと思ってましたが、ハズレ。
ちゃんとしたストーリーがありました。
女性研究者の誘拐という事件の発生。
残されたヒントを探し出し、謎解き。
実写のサスペンス映画を見ているよう。
物語は押井?大友?ブレラン?な感じ。その分、拒否反応はなく、すんなり入ってきました。
フランス人って、ハリウッドアニメよりジャパニメーションが好きなんですね、やっぱり。
…というか、ハリウッドではこの類のストーリーをアニメにしようとは考えないですね^^迷わず実写にしちゃうでしょう。
アニメは子供が見るもの…という認識があるのかな?
未来のパリの街の造形デザインも見ものです。
翌日観た『レミーのおいしいレストラン』も美しいパリの街並みシーンがありますが…。
何せ、未来です。
冒頭シーン。主人公の夢から始まります。そのシーンへの入り方もかっこいいなぁ。
その後のシーン。老女がみるみるうちに若い美女に代わる。
カメラをひいて、動画になっているアヴァロン社の看板と分かる。
どんどんカメラをひいて、パリの街並みが現れる。
カメラが俯瞰のまま手前にずっと動く。
立体になっている街並み。高所からずんずん低所へ。
冒頭シーンだけで、「これがアニメ?」と圧倒されますね。
アニメってことは、実写と違い、すべて細かく描かねばいけないということなのですから。
※トップの画像は映画パンフレット。
白と黒の2冊組。なので、若干高価格1500円。
↓パンフの中身はこんな感じ
映画『ルネッサンス』オフィシャルサイト
ルネッサンス - goo 映画
なるもにあ様と六本木デートした時に、たまたま当日フランス映画祭でかかっていた映画。
「これ、観たいね」でも、当日のチケットが残っているほど、甘くはありませんでした。
なるもにあ様の『ルネッサンス』鑑賞記事はこちら。どうぞ!
頂いてきたフランス映画祭のパンフを見た時に、切り絵のような画像に目を留めました。
一枚一枚、グラフィックアートを見ているよう。
光と影のコントラストがはっきりしています。光はまばゆい白、影は漆黒。
これがどんな風に動くの?
はい!観てきましたよ。
グラデーションというものがないので、案の定、最初は少し違和感。
しかし、モーションキャプチャーのせいか、だんだん慣れてくるせいか、最後は実写を見ているような気分になりました。
これはストーリーのおかげもありますね。
絵のイメージから、映像美に重きを置いた抽象的な映画かと思ってましたが、ハズレ。
ちゃんとしたストーリーがありました。
女性研究者の誘拐という事件の発生。
残されたヒントを探し出し、謎解き。
実写のサスペンス映画を見ているよう。
物語は押井?大友?ブレラン?な感じ。その分、拒否反応はなく、すんなり入ってきました。
フランス人って、ハリウッドアニメよりジャパニメーションが好きなんですね、やっぱり。
…というか、ハリウッドではこの類のストーリーをアニメにしようとは考えないですね^^迷わず実写にしちゃうでしょう。
アニメは子供が見るもの…という認識があるのかな?
未来のパリの街の造形デザインも見ものです。
翌日観た『レミーのおいしいレストラン』も美しいパリの街並みシーンがありますが…。
何せ、未来です。
冒頭シーン。主人公の夢から始まります。そのシーンへの入り方もかっこいいなぁ。
その後のシーン。老女がみるみるうちに若い美女に代わる。
カメラをひいて、動画になっているアヴァロン社の看板と分かる。
どんどんカメラをひいて、パリの街並みが現れる。
カメラが俯瞰のまま手前にずっと動く。
立体になっている街並み。高所からずんずん低所へ。
冒頭シーンだけで、「これがアニメ?」と圧倒されますね。
アニメってことは、実写と違い、すべて細かく描かねばいけないということなのですから。
※トップの画像は映画パンフレット。
白と黒の2冊組。なので、若干高価格1500円。
↓パンフの中身はこんな感じ
映画『ルネッサンス』オフィシャルサイト
ルネッサンス - goo 映画
特に地下からの目線が新鮮でした!
未来でもノートルダムやエッフェル塔は確かに健在だろうな、と
思わせてくれる部分ありました。
画面ごとの構成や流れ含めた
デザイン性のグレードは「さすがフランス!」という感じでしたね。
ちゃとと様と同じく、
思ったよりストーリーがしっかりあって、
まともなヨーロッパ映画を見た、という印象が残りました。
マフィアのボスとの関係とか、面白い伏線もあったし
姉妹の中の葛藤も興味深かったです。
『レミーのおいしいレストラン』も見たいなぁ。
…とここで、『金魚屋古書店』を取り出してきて…。
そうそう、ベーデー(BD)「バンド・デシネ」読んだことないけど^^;
フランスでは、あんな漫画があるんですもんね。
このアニメの背景もBDありけりで、出るべくして出たのかも…。
ついでに、メビウスの作品。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/69/e032f386be2363e5a16d6726cbdc5bde.jpg
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/eb/eadece30a4c04c55eac7246786a72da5.jpg
街の立体構造がカコイイ!
そして、エッフェルも通天閣も不滅です!多分…^^
そうそう、マフィアのボスの名前「あれ?どっかで聞いた…」と思ったら、「冒頭シーンに繋がるんだー」とにんまりしちゃいました。
姉妹の葛藤…そうだそうだ!
見所いっぱいですよね。
『レミー』機会があれば、是非どうぞ♪