シネマるマンガぁ?byちゃとと

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ヒトラー ~最期の12日間~

2005-09-15 21:20:12 | シネマる(劇場編)
『ヒトラー ~最期の12日間~』オフィシャルサイト
若い女性秘書を通して語られる、首相官邸地下要塞12日間の様子。
独裁者ヒトラーというより、人間ヒトラーとしての面が描かれるのは予想していました。だって、最期ですものね。
大逆転作戦を熱く語る総統。しかし、そのような状況にあるはずもなく、ベルリン陥落、ナチス崩壊まで刻一刻と時は過ぎてゆきます。
歴史に限らず無知な私は、アドルフ・ヒトラーがどのようなことをしたのか、おぼろげにしか分かりません。例えば、ホロコーストはどのようなことだったのか?この映画はヒトラー最期の12日間ですので、その辺りの事は全く描かれません。
ヒトラーとその側近たちの人物像が、現実に起こったであろうエピソード(秘書の目を通して?)を以って淡々と綴られます。
その合間には、秘書も知らなかったと思われるベルリン市の悲惨な様子も挟み込まれます。私はこの映像に心痛みました。
銃を持って戦っている市民兵は、まだ小さい子供じゃないですか。戦わない平常な心を持った市民、老人は粛清という恐ろしい行為で、同じ市民に殺される。

ふと先日偶然観たNHKのTV番組を思い出しました。
敗戦色の濃い沖縄。敗戦直後だったかもしれません。アメリカ兵に見つかるのを恐れた日本兵が、ある村人たちを襲い、次々に銃や剣で殺した。あの村はスパイという疑いで…。生き残った方々の60年後の姿を追ったドキュメンタリーでした。

戦争とはこういうものなんですね。
相変わらず、あまり映画の感想になっていませんね。ごめんなさい


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