『ジャイアント・ピーチ』

『007は二度死ぬ』記事より、ロアルド・ダールつながりで、続いております。

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※ティム・バートンが、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のスタッフで再び作ったストップモーション・アニメ。
原作は、ロアルド・ダール。1996年公開。
先日、ミステリーチャンネルで『ロアルド・ダール劇場～予期せぬ出来事』を数話観ました。
イギリスBBC製作の1979年のTVシリーズだそうです。不思議な短編集。
ロアルド・ダールは童話作家だと思っていましたが、ミステリー的短編も多く執筆されているんですね。
諷刺や皮肉・アイロニーを含んでいるのは、英国特質かしら。ネット検索してみたら、星新一！という例えもありました。なるほど～。

実は私、『ジャイアント・ピーチ』にクレイアニメがこんなに使われているとは、知りませんでした＾＾；
始まりは実写。ラストも実写とアニメの融合。
でも、間は全部クレイアニメ。
主人公の男の子ジェイムズを、実際の男の子が演じたり、アニメキャラに変身した男の子が活躍したりというのが、ちょっとヘンテコな感覚＾＾
子供向けファミリーミュージカルアニメ映画なんですが、やはり、そこはティム・バートン＆ロアルド・ダール。
ムカデや蜘蛛、蛍、てんとう虫などの、虫キャラが楽しい。
敵役の意地悪なおばさん2人のキャラは強烈。
「これでもかー」と言うくらいの思い切りひどいおばさんなんだけど、憎めないのはやっつけられキャラにぴったりだから＾＾？
『101匹わんちゃん』のクルエラを思い出しました。
そうそう、そして『ジャイアント・ピーチ』には幽霊船の海賊が出てくるんですが、これが『ナイト・メアー・ビフォア・クリスマス』のジャック。
犬好きのティム・バートンらしく、『コープス・ブライド』に登場した骸骨ワンちゃんも登場。
あ、このキャラはドナルド・○ック？ちゃうかな～？


ティム・バートン＆ロアルド・ダールといえば、もちろん『チャーリーとチョコレート工場』の名作がありますね。
よろしければ、2005.10.10『チャーリーとチョコレート工場』記事はこちら。

そして、ティム・バートンの初監督作品『ヴィンセント』が、このビデオにはおまけとして収められていたのでしたー。
わーい！お得。
…ってことで、『ヴィンセント』に続く予定。

【2007.4.6追記】ようやく『ヴィンセント』記事UPしました。よろしければ、こちら。