ジャングルと化した畑を開拓することができた。
たいへんな仕事であるが故、挫折しかかった。
8月中には達成できなかったが、9月3日(日)には完成できた。
この点について、考えておきたい。
1 とりあえずは、完成した。
3日遅れではあったが、完遂できた。
2 途中で嫌になり、ふて寝してボイコットした。
この点について、反省しておこう。
8月中という目標が、達成できないと知るや、たちどころにやる気が失せた。
それまでは、30℃近くの炎天下、汗びっしょりになりながらも格闘することができていた。
ところが、目標が達成できそうにないことがわかると、
言い訳が次々に浮かんできて、結局放り出してしまった。
そのまま、やる気が失せてしまった。
3 そんな自分が嫌になった。
自分でも不思議な感覚を味わった。
それまでは、嫌々ながらも、結局は足を運んでいた。
ところが、急に言い訳が次々浮かび、自分を甘やかし、
ついには、行けなくなってしまった。
このままこのミッションを放棄する気持ちになってきた。
4 悩ましい。眠れない。
5 怠け心を打ち負かし、明日は必ず7時になったら出発と決めたら落ち着いてきた。
葛藤の末、自分に打ち勝つことができた。
6 自分との約束通り、7時には畑に向かうことができた。
5の段階がクライマックスである。
3から4へと移行し、5へと昇華する。
ここのところに注目したい。
言い訳をして投げ出す自分が嫌になってきたという点。
そんな自分であることが嫌、ということは、そんな自分を認めたくない。
そんな自分ではありたくない、という自己否定の力が働いたのである。
放り出してはいけない。自己否定の否定。
つまり、やり抜こうとする自分の復活である。
そうなると、俄然意欲が湧いてきた。
この点を覚えておきたい。
投げ出す自分を認めたくない。
頑張る自分が自己像としてふさわしい、という自己肯定感がある。
頑張る自分を積み重ねてきたからこそ、発動した自己放棄へのブレーキが働いた。
やり遂げる力というのは、小さなことの積み重ねから、
「やり遂げる」という自己像がつくられ、大きなこともやり遂げる力となって働く。
やり遂げるという経験を何度も何度も経験して、大きな仕事もやり遂げられるようになっていく。