文字が小さくて、見ずらいではないかと思い
文章 下記 記載 します。
【 百段階段 】は どうして 99 段 ?
昔から 日本では数の多いものを《 百 》や 《 千 》という
言葉で表現しました。
この階段も 永遠に続くような 階段ですので、
通称【 百段階段 】と 呼ばれています。
あと1段 出さずに 99段で止めているのには
諸説ありますが、
一言で言うと 『 縁起担ぎ 』のためと言われています。
① 『 奇数は陽数 縁起の良い数だから 』 説
昔から 奇数は縁起の良い 数とされています。
例えば 日本の五節句です。
1月7日 『 人日の節句 』
3月3日 『 桃の節句 』
5月5日 『 端午の節句 』
7月7日 『 七夕 』
9月9日 『 重陽の節句 』
他にも 『 七五三 』 『 三三九度 』
『 三人官女 』 『 五人囃子 』
『 雛段の段数 』 も 五段 ・ 七段 ・・・・・など。
これ以上ない大きな数字を 2つ重ねて、99 段になった説。
② 『 未完の美学 完璧な数字より、
発展性のある数字に 』 説
《 月の満ちると欠ける 》と
歌でも詠まれたように 完璧な状態は 長く続かないと言う
考えから あえて1つ数字を 引いたと言う説です。
百段という 完璧な数字 『 整った数字 』 から 1を引いて
まだ良くなる余地を 残した 99段にしました。
日本の家屋には 人目につかない場所に
あえて 未完の場所を 作ると言う、
験担ぎもあったそうです。
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