しゅ‐は‐り【守破離】
剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。「守」は、師や流派の教え・型・技を忠実に守り、確実に身につける段階。
「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。
「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。
お久しぶりです。矢守です。
なんでいきなり「守破離」について語りはじめたかと言いますと、この考え方が陸上競技をにおいても非常に大事だからです。
具体例に置き換えてみます。
●フォームの研究に関して
守=他の部員等に教わったり動画を撮ってもらったりしながら受動的に学び実践すること
破=自分から書籍やインターネット等で能動的に学び良し悪しを判断すること
離=ベストパフォーマンスを出すために必要な技術を取捨選択し洗練すること
皆さんはどの部分に当てはまるでしょうか。
次のステップに進むためには何が必要でしょうか。
考えてみると自ずと次の一手が見えてくるはずです。
まあ、そんなん言うてますけども
僕自身国試を受けるために11月に競技を引退してから、年末までは結構ちゃんと走っていたんですが、今年に入ってからは勉強が忙しすぎたんで、走ることをパッタリとやめてしまい、今となっては完全に走れない身体へと変貌を遂げてしまいました。徐々に戻していきたいけど、300×7のインターバルでアキレス腱をケガしちゃいまして…しばらくはスピードを出して走ることはできないかなぁ。丹後の頃の身軽さはどこへ行った…
あ、そうそう丹後といえば
丹後の振り返りを長距離ノートではしていなかったので、サラッとだけ書いておきます。
1区 9.0km 28'32" PB
キロ3'30"に近いスローペースで始まったレース。とにかく目立つことはせず、走りやすい場所を見極めて位置取りをすることを徹底しました。区間順位は16位と自己最高。果たすべき仕事は果たした感じ。欲を言えば、ラストスパートでもっと身体が動いて欲しかったけど。
とまあ、自分の中では良い感じに締め括ることができたと思ってます。皆さんの支えがあったからこそ、楽しい引退レースにできました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
さてさて、僕の今後についてですが、これからも副監督として皆さんの練習を見守ることになりそうです。
仕事が忙しくないタイミングがあれば、たまにグラウンドに現れるかもしれません。非常に後輩の皆さんには圧迫感を与えかねないし、むしろすでに面倒くさがられてる気はするんですが、時々顔を見にいかせてください。よろしくお願いします。
長くなりすぎは良くないので、このあたりで。
国試、自己採点通りに受かってたらいいな。
次はカデオ