迷走する枕茶屋

地上と空の境界



盛り上がった土手の道を下から見ていると

なんだかそのまま空へ繋がっているように見える

見えない階段があるのではないか… そんな想像が湧いてくる

寝ている時も別の世界へ迷い込む夢をよく見るが

最近は起きている時もこんな感じのイメージが現れる

よっぽどこの世界の水が合わないのか

はたまた現実逃避が色濃くなってきているのか

とにかく別世界への憧れは 私の頭のキャパをはるかに超えている 

この不完全で残酷な生き物が支配した世界の

呼吸すらまともにできない歩き方に やはり慣れるしかすべはないのか 

地上と空の境界がなくなる日まで…









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