迷走する枕茶屋

HOZO



自分で落としたパンくずを 

次の日に自分で拾いながら歩くような日々

とっくに見飽きた景色の道 同じ顔の人に挨拶する

目を開けていても 自分はどこに立っているのか

振り返らないと気づかない幸せなんて

どうやって感じたらいいのだろうか

今日もまた臍を噛んで地団駄踏んで

次にセットされている回廊の扉を開ける

明日も同じ景色を見せられるのなら

こっちにも考えがある







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