『食』姫路の名物？？

姫路には・・・他所と違ってこれと言った美味いものが無いのだそうである。
いつも自分も思うのであるが、他の地域の人に聞かれても・・・
「『姫路でこれを食べよう』と思い浮かぶ名物がない」
困るべき問題なのであるが・・・


「播磨にはその土地ならではの有名な郷土料理があまりありません。
　専門家によれば、郷土料理は、産物に恵まれない地方が色々工夫をして、
　何とか食べたものが多いとか。」
・太市の筍
・網干の蓮根
・味のよい播磨灘の魚・穴子やシャコなど
「農水産物が日本一豊富なので、郷土料理があまりないそうです。」
変化球がいらない剛腕投手のように、直球勝負で勝ってしまう。要するに、
地元で採れるものはそのまま食べれば何食べても美味しい。

確かに、姫路を代表する料理法は無いようである。
山海の新鮮な食材が豊富に店頭に並んでいる。
しかも安価に入るので、市民の食卓の家庭料理はどこもおいしいのである。


姫路は・・・我々には当たり前のこととして、普通に口にしている。
それを自慢にはしないのである。
しかし、姫路名物はと、度々聞かれるようになると「お袋の味」では、
どこか居酒屋臭いような気がするし・・・
「マザコンと言われるかも？？」
他所ではうらやむような山海の珍味が前の海や、後ろの畑で取れ、
お酒も日本一の米どころの山田錦を使って使っている。
こんな贅沢はないのである。言ってみれば、どの家庭料理を出しても、
食材においては、都会の料亭に勝るとも劣らないのである。
姫路の名物を胸を張って、「家庭料理」と言えるんかもですね。
「お客さんとご一緒して食事に行くときは、家庭料理のお店などが
　いいのかもですね。」
「この季節なら、『おでん』とか！！姫路おでんってのもいいかもですね。」