水前寺成趣園を出て、恒例の"一万歩ウォーキング"を開始。
大牟田や荒尾以外で"一万歩ウォーキング"を実行するのは、これが初めてです。
先月旅した高松や琴平でも、なんだかんだで一日で一万歩くらい歩いているような気がしますが、あのときは歩数計で測定していないので。
まずは、電車通りをひたすら西へ。
JR豊肥本線・新水前寺駅。
写真には写っていませんが、高架橋の左側に、市電の新水前寺駅前停留場があります。
JRの新水前寺駅は、1988年に開業した、比較的新しい駅です。
その後、それまで築堤上を走っていた線路が高架橋に付け替えられることになり、それに伴ってJRと市電の結節を強化すべく、2011年の新水前寺駅の新駅舎供用開始と同時に新水前寺駅前停留場が移設されました。
新水前寺駅と新水前寺駅前停留場は、歩道橋で直結しています。
熊本市街地を流れる、白川。
九品寺交差点停留場と、水道町停留場の中間ほどにあります。
水道町交差点で、国道3号を北へ。
藤崎宮前交差点から、再び西へ向かいます。
熊本電気鉄道・藤崎宮前駅。
駅の入口は11階建ての1階部分にあります。
ただし、ほとんどの階を駐車場が占めているため、駅ビルっぽい感じはしない。
水前寺成趣園を出てからここまで、一万歩‥‥には程遠かった。
ここで電車に乗ってしまうと、"一日一万歩ウォーキング"のルール上、記録をリセットしなければならなくなるので、今回はそのまま駅前を通過。
熊本電鉄、10年ほど前に一度乗ったきりです。
今度熊本に行ったときには、また乗りたい。
熊本城の北東側、新堀跡の道路からひたすら階段を上り、上を通る道路へ。
熊本城を北から西へと抜けます。
百間石垣。
こちらも、2箇所にわたって大きく崩落していました。
黒い袋の中には、崩れた石垣が入れてあるようです。
道路を挟んだ反対側。
別の角度から。
この辺は、未だ手つかずの状態。
二の丸御門跡。
こちらの駐車場は、使用禁止となっていました。
この先、藤崎台球場の東側から国立熊本医療センター、第一高等学校、交通センターを経て、新市街から下通アーケードへ。
アーケードを端から端まで歩いていったところで引き返し、少し進んだところで、一万歩達成。
‥‥で、何を思ったか、人生二度めの"いきなりステーキ"に入ってしまった。
スープとサラダのセットは、岡山で食べたのと同じなので、写真は割愛。
今回は、300gのワイルドステーキにしてみた。
前回食べたのよりは、こちらの方が安いので。
余熱を使って自分好みの焼き加減にして食べるのですが、前回"レア肉"の美味しさに目覚めてしまったので、今回もレアの状態で食べました。
やっぱり、私は質より量、かな‥‥なんていいつつ、完食。
ちなみに、このとき、まだ15時半。
おやつにステーキを食べたようなものですよ、あんた‥‥。
腹も満たされたところで、下通のアーケードを北へ。
電車通りに出たところにある通町筋停留場より市電に乗り、熊本駅前停留場で下車。
超低床電車"COCORO"、何回かすれ違ったんですが、今回は乗ることができませんでした。
こちらも、次回は必ず乗りたいです。
ペデストリアンデッキから、熊本駅を望む。
こちらの駅舎は建て替えが決まっていて、今後解体作業に入ります。
2021年春には、新しい駅ビルが完成することになっています。
帰りは在来線にしようかと思ったのですが、ちょうど学生の下校時刻と重なりそうな雰囲気だったので、帰りも結局新幹線に。
新幹線800系電車。
主に、九州新幹線の各駅に停まる"つばめ"として運行されています。
熊本 1647 -【九州新幹線・つばめ332号】- 1704 新大牟田
以上、熊本までの日帰り旅、でした。
今回の日帰り旅、急遽思い立って行ったので、まったくのノープランでした。
今度行くときは、もう少し計画的に回ろうと思います。
通町筋停留場から、健軍町行の市電に乗車。
約15分ほどで、水前寺公園停留場に到着します。
健軍町行の電車は本数が多いので、時刻表上のどの電車に乗ったかが分からん。
水前寺公園停留場。
写真の奥に見える電車が、ここまで乗ってきた電車です。
幅は狭いながら安全地帯があるので、クルマの通りもそこまで気にならない。
歩いて5分ほどで、水前寺成趣園へ。
入口ではくまモンが歓迎してくれます。
また、入口のところでは土産物屋のほか、レンタル着付などもあります。
当日は、海外からのお客さんが、レンタルされた着物で園内を散策されていました。
入場料(400円)を払い、早速、園内へ。
園内に入ると、早速、水前寺成趣園のシンボル、"富士山"が正面に見えます。
湧水池。
熊本地震の直後には干上がってしまいましたが、現在では元の姿を取り戻しています。
石橋を、渡ります。
湧水池の上を、アヒルが気持ちよさそうに泳いでいました。
湧水池。
石橋の下を流れる小川。
反対側は、こんな感じ。
"富士山"と、松。
"富士山"と、松。その2。
松も、鑑賞する分には綺麗だな、と思います。
手入れは大変でしょうけど。
水前寺成趣園の一角にある、稲荷大明神。
"富士山"のてっぺんに、ハトが留まっていました。
"富士山"の裏手にある、2体の銅像。
右が細川藤孝(幽斎)像、左が細川忠利像です。
細川忠利は、肥後細川藩の初代藩主で、水前寺成趣園の創設者。
その祖父にあたる細川藤孝(幽斎)が、肥後細川家の初代とされています。
ちなみに、忠利の母であり、藤孝(幽斎)の息子の妻が、細川ガラシャです。
意味もなく、木漏れ陽。
水前寺公園の東端にあたる、流鏑馬の馬場。
いこいの広場。
縁結びの木、梛。
財布に葉を入れておくと、お金と縁が切れない、といわれているそうです。
ただ、勝手に葉を千切るのも憚られるので、とりあえず、手だけ合わせておきました。
"富士山"の中腹に、松。
また別の角度から。
桜の広場。
栗林公園を訪れたときにも書いたような気がしますが、葉桜は葉桜で趣があると思うし、私はこういう空間も好きです。
なお、いこいの広場、桜の広場ともに、催しものなどは禁止、とのこと。
花見の席でのどんちゃん騒ぎも、ご遠慮下さい、ということかな、と。
"富士山"を遠景に、松。
これは、"富士山"ではない。
ツツジ、まだ若干花が残っていました。
古今伝授の間と、湧水池。
別の角度から。
湧水池には、多くの鯉が泳いでいます。
湧水池の端には、ハナショウブも少し咲いていました。
石橋を、叩いて渡る‥‥。
白?銀色?の鯉、発見。
金色?朱色?の鯉、2匹発見。
写真中央、亀?すっぽん?を発見。
さきほどとは別の、白?銀色?の鯉。
湧水池。
大きな池のある庭園、私は好きです。
都会のオアシス、という感じで‥‥。
古今伝授の間。
ここでお茶菓子を嗜むこともできますが、今回は観覧のみ‥‥。
入口は、こんな感じです。
明治天皇も、来園されたことがあります。
この後、先ほど何気に通り過ぎてしまった出水神社へ参拝しました。
出水神社の近くで、いろんな色の鯉が泳いでいました。
木漏れ陽。
紅葉の季節には、また違った景色が楽しめそうです。
訪れたのが平日だったからか、日本人来園客が少ない分、外国人来園客の姿が目立ちました。
さて、下通アーケードを引き返し、熊本城へ。
熊本城の東側にある、熊本大神宮。
熊本大神宮近くの石垣は、大きく崩落していました。
道路を挟んで反対側にある、高橋公園緑地。
工事資材の仮置き場となっていました。
修復作業を待つ、石垣の石。
写真では分かりづらいと思いますが、一つひとつに番号が振られています。
こちらも、石垣が一部崩壊しています。
平櫓。
奥の石垣は、崩落した状態そのままになっています。
石垣復旧の主な手順が、紹介されていました。
全面復旧には20年以上かかるといわれている、熊本城。
石垣も、ただ造り直せばいい、というものではなく、こうして地道な作業が続けれれています。
棒庵坂。
ここは歩行者専用となっています。
今回、熊本城の城内マップで紹介されている周遊ルートを、逆方向に回ってしまいました。
本来の周遊ルートではここを下るのですが、私は上っていきました。
ただ、傾斜が急な坂道に関しては、下りより上りの方が安全だと思います。
下りは、速足になってしまったら最後、止まらなくなってしまうので‥‥。
棒庵坂を上りきったところで、加藤神社方面へ。
こちらも、崩落した石垣などが手つかずのまま残っていました。
奥に見えるのは、戌亥櫓。
加藤神社までは車で行くこともできるのですが、もともと見通しが悪い上に、道幅が狭くなっているため、車・歩行者ともに注意が必要です。
加藤神社の参拝記念に。
加藤神社の鳥居。
参拝客が多かったので、他の人が写り込まないように、敢えて上向きで撮っています。
神社本殿の屋根が、ちょこっとだけ写っています。
加藤神社より先は、立入禁止となっていました。
立入禁止のフェンス手前より、宇土櫓を撮影。
奥に見えるのが天守閣です。
加藤神社の境内より、天守閣を望む。
こちらも一部石垣の崩落がみられます。
左側の小天守、鉄筋に支えられて宙に浮いたような状態になっています。
土台となっている石垣を調査しながら解体し、本来の姿に復元される、とのこと。
このときはまだ足場が組まれていましたが、この数日後より解体され、天守閣の屋根や鯱の姿を見ることができるようになりました。
タイミングが悪かったといえば悪かったのですが、ある意味貴重な写真にもなりました。
棒庵坂を上りきった地点まで戻り、今度は戌亥櫓方面へ。
こちらも、大量の石垣が崩れ落ちています。
戌亥櫓の角を曲がり、西側もこんな感じ。
反対側の二の丸広場では、遠足で来ているのか、子どもたちの姿が多く見られました。
西大手櫓門。
門に続く長塀や石垣が、完全に倒壊してしまっていました。
西大手櫓門の入口にある、元太鼓櫓。
こちらも、再建には相当の時間がかかりそうです。
あれから2年経ちますが、復旧への道のりは、まだまだ長い。
西大手櫓門の手前から、薬研堀を望む。
戌亥櫓手前の塀や石垣が崩落しているのが、ここからも分かります。
熊本城土産品販売所で、くまモンのソーラーライトを購入。
微細ながら、募金にも協力してきました。
未申櫓。
桜の小路で、ゆるキャラ・ひごまると遭遇。
熊本のゆるキャラといえば"くまモン"が有名ですが、熊本城のゆるキャラである"ひごまる"の方が、ゆるキャラとしては先輩だったりします。
"くまモン"の誕生が2011年、"ひごまる"の誕生が2007年なので。
加藤清正公像。
馬見櫓。
土台が崩れ、細く残った石垣でどうにか支えられている感じです。
遊歩道にも、地震でできたのではないかと思われる地割れが残っていました。
坪井川と、熊本城の長塀。
平御櫓。
坪井川と熊本城の長塀、その2。
日本郵便九州支社の角の交差点から、熊本市街方面を望む。
ちょうどお昼どきだったので、弁当屋さんのキッチンカーなどにお客さんが並んでいました。
熊本城の一日も早い全面復旧を祈りながら、次の目的地へと向かいます。
田崎橋 942 -【熊本市交通局A系統】- 1009 水道町
最初の目的地は熊本城‥‥の筈だったのですが、なぜか水道町まで行ってしまった。
今回の日帰り旅、とにかくまったくの無計画、行き当たりばったりでした。
とりあえず、水道町停留場から、通町方面へ。
ハーイハーイハイセンス、つ・る・や♪
‥‥で、お馴染の、鶴屋百貨店。
時計、12時半を指していますが、時計が狂っている訳ではありません。
実際にこの写真を撮ったのは、熊本城を見て回った後なので‥‥。
時系列を無視した形とはなりますが、便宜上ここでご紹介します。
通町交差点付近より、熊本城を望む。
写真では分かりづらいと思いますが、熊本城の天守閣部分に足場が組まれていました。
熊本城の写真は、また後ほどたっぷりご紹介します。
このあと、下通のアーケードへと向かいます。
アーケードの一角にあるサンマルクカフェで、ブランチ。
まずは、アイスのウィンナーコーヒーを堪能。
先月には高松でも飲みましたが、ウィンナーコーヒー、好きなんですよ、意外と。
マスカルポーネトマトパスタ。
何種類かのパスタを選べるようになっていたのですが、今回は迷わずこれを選びました。
チーズ、大好きなので。
5月15日。
あの地震以来、初めて熊本へ行ってきました。
新幹線が開業するまでは、年に何回か、熊本まで遊びに行っていました。
熊本城界隈や下通のアーケードをぶらぶらしたり、熊本市電や熊本電鉄に乗ったり。
新幹線が開業し、在来線特急が廃止されたことにより、逆に足が遠のいてしまっていました。
在来線特急時代には大牟田・熊本間の設定もあった割引きっぷ(2枚きっぷ)が、新幹線の新大牟田・熊本間には設定されていない、というのは、やはり大きい。
在来線の各駅停車で行ってもいいんですが、電車によってはオールロングもあるからな‥‥。
そんな訳で、当日は新大牟田から熊本まで、新幹線で向かうことに。
新大牟田では、バスと列車の乗り継ぎがバタバタだったので、写真は今回も撮りませんでした。
新大牟田 841 -【九州新幹線・つばめ313号】- 858 熊本
九州新幹線・熊本駅の駅名標。
JR九州は、新幹線と在来線で駅名標のデザインが大きく異なります。
今回は在来線に乗らなかったので、比較のしようがないですが。
熊本といえば、くまモン。
まだ朝早かったので、熊本駅でちょっとひと息。
熊本駅では、駅舎の建て替え工事が行われています。
もともと新幹線の高架下にあった商業施設・えきマチ1丁目熊本が、在来線の高架化に伴い増床工事が行われ、肥後よかモン市場としてリニューアル。
テナントも入れ替わっており、熊本駅に行ったときには必ず立ち寄っていたカフェ・弘乳舎も、閉店してしまっていました。
その代わり、といっては何ですが、シアトルズベストコーヒーが進出していた。
とりあえず、モカチョコレートホイップで、ひと息。
熊本駅前停留場から市電に乗ってもいいのですが、折角なので、始発の田崎橋停留場まで歩きます。
熊本駅から田崎橋停留場までは歩いても10分かからないので、どうしても市電で座って移動したい、というときは、田崎橋停留所まで歩くのも一つの手です。