平成という時代が、今日で終わる。
昭和天皇の崩御により、平成という時代が始まって、30年余り。
当時、私は小学校を卒業する直前。自分の人生の中でも、最もひどいいじめを受けていた時期にあたる。
あの頃は、休み時間になると、いじめグループに捕まらないように、とにかくいろんな場所へ逃げ回っていた。保健室だったり、図書室だったり。しかし、図書室はもちろん、保健室さえ、閉まっていることが多かった。
そんな私が最終的に逃げ込んだ先が、職員室前の廊下。休み時間中、体育座りをして過ごしていた。罰を受けているわけでもないのに、職員室前の廊下で何十分も座って過ごした経験をもつのは、私くらいのものだろう。
そんな最悪なスタートだった、平成という時代。それから、浮き沈みを繰り返しながら、なんとかここまで生きてきた。
あの頃は、まさか自分が平成の終わりまで生きていられるとは、思いもしなかった。どうにかこうにか生きてこられて、良かったと思う。
令和は、どんな時代になるのだろう。先行き不透明で、不安は尽きない。
でも、なんだかんだ、生き続けられそうな気もする。平成時代が、そうだったように。
昭和天皇の崩御により、平成という時代が始まって、30年余り。
当時、私は小学校を卒業する直前。自分の人生の中でも、最もひどいいじめを受けていた時期にあたる。
あの頃は、休み時間になると、いじめグループに捕まらないように、とにかくいろんな場所へ逃げ回っていた。保健室だったり、図書室だったり。しかし、図書室はもちろん、保健室さえ、閉まっていることが多かった。
そんな私が最終的に逃げ込んだ先が、職員室前の廊下。休み時間中、体育座りをして過ごしていた。罰を受けているわけでもないのに、職員室前の廊下で何十分も座って過ごした経験をもつのは、私くらいのものだろう。
そんな最悪なスタートだった、平成という時代。それから、浮き沈みを繰り返しながら、なんとかここまで生きてきた。
あの頃は、まさか自分が平成の終わりまで生きていられるとは、思いもしなかった。どうにかこうにか生きてこられて、良かったと思う。
令和は、どんな時代になるのだろう。先行き不透明で、不安は尽きない。
でも、なんだかんだ、生き続けられそうな気もする。平成時代が、そうだったように。