桜燕館 -さくらつばめの気まぐれブログ-

日々の雑感と、たま~の旅日記。

センチメンタル・ジャーニー ~高松・琴平~ vol. 15

2018-05-12 | センチメンタル・ジャーニー ~高松・琴平~

さて、岡山駅での滞在時間は、2時間弱。
初日と異なり、この日は晴天ではありますが、初日に目をつけておいたあのお店に行くとなると、いろいろ見物する時間は無さそう。

‥‥ということで。
行ってきました、いきなりステーキ・岡山一番街店。



まずは、サラダにスープ。



ヒレステーキ・250g。

焼き上がりはレアで、美味しくいただきました。
ピンボケしてしまったのが残念ですが‥‥。

4月ということで、新入りと思しき店員さんが、先輩店員さんにいろいろ指導されていました。
心の中で思わず、頑張ってください、とエールを送ってしまいました。

さて、少し早いですが、新幹線改札を通り‥‥。



改札内にあるカフェ・マスカットで、アイスカフェラテを堪能。



岡山駅・新幹線下りホームの駅名標。



岡山駅・22番のりばに入線してきた、新幹線N700系電車

岡山 1758 -【九州/山陽新幹線・さくら567号】- 2015 新大牟田

帰りの新幹線でも、行きの新幹線同様、ホットコーヒーとアイスクリームをゲット。
ゲットした直後に到着した福山から、隣に客が乗ってきたので、ぎりぎりセーフ、でした。

‥‥以上で、今回の旅日記、おしまい。

今回で、2014年より毎年続けてきた"乗り鉄"の旅も、いったんお休みしようと思います。
岡山県の鉄道全線完乗を果たしたことで、九州に続き中国地方も制覇し、自分の中にある程度の達成感が生まれた、というのもありますが、先立つものがないので、旅に出るどころではない、というのが一番の理由です。

‥‥とはいえ、そのうち、またふらっと次の旅に出てしまうかも知れませんが。

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センチメンタル・ジャーニー ~高松・琴平~ vol. 14

2018-05-11 | センチメンタル・ジャーニー ~高松・琴平~

さて、いよいよ、高松を出る時間となってしまいました。



高松駅のスマイルを、正面から撮影。



高松駅・5番のりばに停車中の、岡山行き快速・マリンライナー。
5両編成で、前方2両はJR西日本223系電車(5000番台)、後方3両はJR四国5000系電車となっています。

後方の車両、写真を撮るのを忘れてしまった‥‥。



なんとなく、綾鷹。

実はこのとき、ちょっとしたハプニングが発生してしまいました。

電車に乗り込んだものの、飲み物が欲しくなり、いったん降りたんです。
‥‥で、お茶を買いました。電車に戻りました。

あっ、最初に私が座っていた席に、他の人が座っちゃってる。
‥‥まあいいや。

そういえば、最初に乗り込む前に撮った電車の写真、ちゃんと撮れているだろうか。
デジカメ、確認しよう。

‥‥って、あれ?無い!
というか、さっき電車の写真を撮ったばかりのに、なんでデジカメが手元に無いんだ?

そのうち、座られてしまった席の隣に、後からもう1人、乗り込んでこられました。
どうやら、最初に座っちゃっていた人と、後から座った人は、夫婦だったようです。

‥‥そこで、私、ピンと来た。

急いで駅事務室へ行き、駅員さんに問い合わせ。
‥‥やっぱりね。

忘れ物として、届けられていたのでした。

列車の発車時刻までには余裕があったし、すぐにピンと来たので事無きを得ました。
現在のところ、これが今年最大の"ヒヤリハット"案件ですね、ハイ。

一方、発車を待つ間に、とある案内放送が。
これについては、また後ほど。

高松 1440 -【瀬戸大橋線・マリンライナー40号】- 1532 岡山

高松駅を出ると、電車はしばらく予讃線を西進。
坂出駅を出て、しばらく行ったところで‥‥。



いよいよ‥‥。



見えてきました。



右へ大きくカーブし、上下線が大きく分かれます。
この後、岡山方面へ向かう上り線は、宇多津・丸亀方面へ延びる線路の下を通過。



宇多津から延びてきた線路と、合流。

瀬戸大橋線の一部、本四備讃線の正式な終点は、宇多津駅。
ただし、高松方面からのマリンライナーは、宇多津駅の手前で分岐する短絡線を通って、瀬戸大橋へ向かいます。

"またのお越しを"の文字が見えます。
また行きたいですね、ハイ。



今度は、瀬戸中央自動車道の高架橋が近づいてきました。



徐々に、間近に迫ってきて‥‥。



線路の上に。



下が線路、上が道路の二層構造となっています。
正面に見える、ひょうたんみたいな形の島が、小瀬居島。



向こう側に、五色台と、沖合に浮かぶ小槌島が見えます。



中央やや左寄りに、大槌島も見えます。



手前が鍋島。
鍋島は、与島と繋がっていて、歩いて渡ることができます。

左奥にあるのが、小与島。



電車は、与島の上を通過していきます。
橋の下に海が見えないから、ここはすぐ分かります。

四国本土と与島との間は、南備讃瀬戸大橋と北備讃瀬戸大橋という2本の橋で結ばれています。
ただし、電車内からは、この2つの境界はほとんど分かりません。

なお、"備讃"というのは"備中"と"讃岐"を結んでいるという意味だと思いますが、両大橋とも全体が香川県に属しています。



進行方向右側に、次の橋がちらりと見えます。
橋桁の間の撮影、タイミングが難しかった。

なお、電車で与島へ行くことはできませんが、自動車道にはインターチェンジが設けられていて、本州や四国本土からのバス路線もあります。



与島橋。
大槌島、橋桁に隠れてしまっています。



途中から岩黒島橋になりますが、この2本の境界線もよく分かりません。



岩黒島の上を通過。
こちらも有人島で、与島と同じく電車で行くことはできませんが、自動車道上にバス停が設けられており、バスで行くことは可能です。
ただし、インターチェンジは島民のみ利用可ということで、マイカーでは行けないようです。



正面に見える平べったい島が、室木島。
その左にあるのが、釜島。

室木島は香川県坂出市ですが、釜島は岡山県倉敷市。
両者の間に県境があります。

ちなみに、電車はまだ、香川県坂出市を通過中。



櫃石島橋を通過中。

釜島の向こう側に広がるのは、児島半島。
その奥に、直島。

室木島の奥に大槌島があって、その向こう側に女木島や男木島があるものと思われます。
小槌島と五色台の奥に見える陸地は、屋島あたりでしょうか。

こう見ると、本州と四国って、意外と近い。



櫃石島に入ります。
手前に見える島は、歩渡島。

与島と鍋島同様、櫃石島と歩渡島も繋がっていて、文字どおり歩いて渡ることができます。
もともと砂州によって自然に繋がった陸繋島なのか、それとも人工的に繋げてあるのかは、橋の上からは確認できませんでした。



櫃石島の上を通過中。
島の真上を通っている部分は、橋桁もないので、視界も良い。



櫃石島も岩黒島同様、自動車道上にバス停が設けられており、バスで行くことは可能です。

櫃石島は、瀬戸大橋の通る島では人口が最も多く、面積は与島の次に大きい、とのこと。
人口が多いといっても、200人台ですが。



電車は下津井瀬戸大橋へ。
橋の中ほどで、香川県から岡山県に入ります。



右手前に見えるのは、松島。
奥は釜島です。



いよいよ、本州が間近に迫ってきました。



以上、瀬戸大橋、でした。

電車は、瀬戸大橋を岡山側に渡った最初の駅、児島駅に到着。

児島駅は、JR四国とJR西日本との会社境界駅となっています。
乗務員も、JR四国の乗務員さんからJR西日本の乗務員さんに交代します。

さて、高松駅を出発する前に、とある案内放送があった、とお伝えしました。
内容は、当日の14時過ぎ、備前西市駅で、信号機のトラブルが発生した、というもの。

その影響で、児島駅に到着した時点で、交代する筈の乗務員さんが、まだ到着していなかった。
乗務員さんが到着するのを待って、10分ほど遅れて出発。

なお、ダイヤが乱れた関係で、私が乗った電車の1本後、マリンライナー42号は、運転とりやめとなりました。
当初の予定では、マリンライナー40号・42号・44号のいずれかに乗ることにしていましたが、42号は運転とりやめ、1本後の44号は42号に乗るはずだった客も乗るだろうから激混み必至、ということを考えると、結果的に40号に乗って大正解でした。

そんなこんなで、岡山へ。
時刻表上の時刻より、10分ほど遅れての到着となりました。


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センチメンタル・ジャーニー ~高松・琴平~ vol. 13

2018-05-10 | センチメンタル・ジャーニー ~高松・琴平~

高松港界隈の散策もひと通り終わったところで、高松観光、最後のスポットへ。



玉藻公園。
高松城跡に整備された公園です。



高松城・西門。
高松城跡には天守閣は無いのですが、入園料は200円と手頃な感じなので、入ってみます。

なお、上の2枚の写真、撮ったのは初日の夕方。
このときは、公園内に入るつもりはなかったのですが、せっかくだと思ったので。

こちらは窓口で入園料を払い、手渡しでパンフレットをもらいました。



栗林公園ほど大規模ではありませんが、こちらもツツジが綺麗でした。



鞘橋。
二の丸から本丸へ続く唯一の動線となっていて、攻め込まれたときはこの橋を落として本丸を守るしくみになっていたそうです。

現在の鞘橋は、老朽化により1971年に解体修理されたもの。
さらに、2011年には、天守台石垣の復元に伴い、本丸側の一部が解体修理されています。



鞘橋内部を、西門のある二の丸跡から本丸跡へ。



逆に、本丸跡から二の丸跡へは、こんな感じ。



本丸側の、鞘橋入口。



鞘橋から、西方を望む。
お濠の向こうに、ことでん・高松築港駅のホームが見えます。



お濠に、魚が泳いでいました。

高松城のお濠は、瀬戸内海と水門で繋がっています。
なので、城のお濠に、真鯛が泳いでいたりする、とのことです。

‥‥ということは、この魚って、もしかして、鯛?



反対側の東方は、こんな感じ。



少し、角度を変えて。



本丸跡の天守台(展望デッキ)から、西方を望む。



こちらは北東方。
お濠の向こうには、披雲閣庭園が広がっています。



天守台については、もともと築城された当時の原型が再現されています。
天守台に向かう石段も、段差や幅が不揃いだったりするので、下りるときは特に注意が必要です。



本丸跡、天守台を下りたところも、藤の花が咲いていました。
余談ですが、藤の色、私が一番好きな色だったりします。

再び二の丸に戻り、水門を通って東側へ。
水門の近くには、城舟体験や鯛へのエサやりが体験できる場所があります。



先ほど、天守台から見えていた披雲閣庭園に、やってきました。



披雲閣の建物に、白いツツジが映えます。
中央に聳え立つ松は、昭和天皇のお手植松。



白い花の中に、ピンクがちょびっと混じっています。



こちらは、一面ピンク。



川っぽくなっていますが、水は流れていません。



園内は、ご覧のような飛び石が敷き詰められています。



ちっちゃな辛夷の木を発見。
これからの成長が楽しみです。

"こぶしファクトリー"も、いろいろあったけど、これからも頑張っていってほしい。
‥‥うん。



小さな石橋の上を歩きます。
下を通る川には、水は流れていません。

枯山水‥‥じゃない。
枯川です。

披雲閣を出て、公園の北側へ。



渡櫓。

櫓の中央に、縦の線が見えます。
高松城が生駒家から松平家に引き継がれた際に、継ぎ足されたといわれています。

どちら側がもともとあった石垣で、どちら側が継ぎ足された石垣なのかは分かりませんが。



渡櫓から続く、水手御門。



そこからさらに、月見櫓へと繋がっています。



月見櫓を、別の角度から。



塀の向こうは、瀬戸内海。
かつては、もっと海岸線が近かったものと思われます。

ここから先は行き止まりなので、先ほどの披雲閣庭園を抜け、お濠の脇の道へ。



お濠の向こうに、鞘橋。



披雲閣は、こちらが表側。

明治維新後に老朽化のため取り壊されていましたが、1917年に再建されました。
2012年には、国の重要文化財に指定されています。


現在は、部屋の一部を予約制で貸し出されているようです。



日本一を誇る高松の松盆栽。

松は、盆栽程度が一番いいかも知れません。
個人の家に大きな松があると、とにかく手入れが大変なので。



外側が薄いピンク、内側が濃いピンクの花をつけた、ツツジ。



桜御門跡。
披雲閣の方から出てきてから、振り返って撮影したものです。

こちらも、修復工事が行われていました。



松の馬場。



恐らく、ここで集合写真を撮るのでしょう。



西門から入ったので、帰りは東門(大手門)から出ることにします。



東門を出たところから、艮(うしとら)櫓を撮影。

本当は公園内から撮りたかったのですが、艮櫓へと続く階段のところで、おっちゃんが座って何かやっていたので、外から撮りました。
‥‥他人の姿は、できるだけ写真に収めたくない。

東門は高松駅とは反対側になるので、いったん西門の方へ戻らなければなりません。
なので、南側をぐるりと回ります。

ことでんの踏切を渡り、瀬戸大橋通りへ。



ことでんの線路。
瀬戸大橋通りとお濠に挟まれているのが分かります。



高松築港行きの電車が、やってきました。



列車は、そのまま高松築港へ。
お濠に沿って走るので、この先、線路はかなり急なカーブを描いています。

瀬戸大橋通りをしばらく進み、中央通りとの交差点で右折。
そこから少し歩いていると、踏切の警報機の音が鳴り始めた。



ほんの5分ほど前に高松築港へ向けて走った電車が、早くも折り返してゆきました。
一応、ここは踏切ですが、踏切を渡った先はすぐに行き止まりとなっており、なぜこんなところに踏切が?という感じでした。



中央通り沿いの緑地帯を北に進むと、高松築港駅のホームが見えてきます。

高松築港駅を通り過ぎ、サンポート高松玉藻交差点から、水城通りを東進。



水城通りを挟み、月見櫓を撮影。



報時鐘。

松平家の初代藩主・松平頼重公が、城下の人々に時を知らせるために設けた鐘楼です。
明治維新後、高松市庁舎にサイレンが設置される1928年まで使われていた、とのこと。

もともとは高松城の西南方、外濠土手に設置された報時鐘ですが、その後、数度の移転を経て、1980年に現在の水城通り沿い、高松城址の北側に設置されました。


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センチメンタル・ジャーニー ~高松・琴平~ vol. 12

2018-05-09 | センチメンタル・ジャーニー ~高松・琴平~

栗林公園北口 1018 -【高徳本線】- 1024 高松



高松駅に到着しました。

高松駅は予讃線と高徳線の始発駅。
予讃線は松山を経て宇和島まで、高徳線は徳島までを結んでいます。
ただし、駅番号は予讃線が"Y00"と高松から付番されているのに対し、高徳線は終点の徳島から付番され、高松は"T28"となっています。



栗林公園北口から高松まで乗ってきた、JR四国1500形気動車
前日に志度から造田まで乗った列車と同じ形ですが、こちらは2両編成でした。

高松駅から、再びの高松港へ。



一日目に乗った、四国フェリー(四国急行フェリー)。

運航本数が少なくなった現在では、この"第一しょうどしま丸"が、1隻で高松・宇野間を往復して頑張っています。
もともとは小豆島航路で使われていた船が、名前を変えることなく高松・宇野航路へ転属したため、小豆島に行かない"しょうどしま丸"となっています。



沖合に延びる防波堤と、その先にある赤灯台。
せっかくなので、行ってみます。



防波堤、赤灯台に向かって右側。
四国フェリー(四国急行フェリー)が、宇野へ向けて出航してゆきました。



左側に目を向けると、女木島が手前に見えます。

奥に薄く見えるのは、対岸の児島半島。
この日は晴れていたので、初日より鮮明に見ることができました。



再び右側。
後ろを振り返り、サンポートのビル群を望む。



今度は小豆島フェリーが、小豆島の土庄港に向けて出航してゆきました。
小豆島フェリーも、四国急行フェリーと同じく四国フェリーの子会社です。



今度は高速艇が、高松港へと入ってきました。
いろんな船の往来を眺めるのも、なかなか楽しいものです。



赤灯台、到着。
沖合右側にあるのが小豆島、一つ島を挟んだ左奥が、豊島(てしま)です。

豊島といえば、かつては産業廃棄物問題で揺れた島、ということで有名でした。
その後、廃棄物の処理は終わりましたが、依然として環境への影響は残っているそうです。

本来は瀬戸内の美しい島の一つであるだけに、そういうことで名が広がるのは残念な話。
私の住む大牟田も、未だにマイナスイメージで語られることが多いし。

‥‥大牟田の話はここでは関係ないので、先に進みます。



防波堤、赤灯台に向かって右側の沖合。
先ほど出航していった小豆島フェリーと、こちらに向かってくる別の船が見えます。



防波堤、赤灯台に向かって左側から。

右端に見えるのが女木島。
真ん中に見える、三角形の小さな島が、大槌島。
左端は、高松市の西、五色台から瀬戸内海に突き出た大崎ノ鼻と、その沖合に浮かぶ小槌島。
向こう側に広がる陸地が、児島半島です。

女木島の横を通過しているのは、先ほど宇野へ向けて出航していった、四国フェリー(四国急行フェリー)です。



再び、赤灯台に向かって右側から高松市街地を撮影。
右に行ったり左に行ったり、さっきから忙しい。

防波堤では釣りを楽しむ地元の方も多く、四国方言が飛び交っていました。
関西弁じゃないけど、関西弁に近い、そんな感じ。



先ほどからこちらに向かってきていたフェリーの姿が、大きくなってきました。
こちらは、小豆島国際フェリー。

先ほど出航していった小豆島フェリーとは、別の会社です。
また、小豆島フェリーが高松港と小豆島の土庄港を結んでいるのに対し、小豆島国際フェリーは高松港と小豆島の池田港を結んでいます。

高松港と小豆島を結ぶフェリーとしては、ほかに小豆島の草壁港を発着する内海(うちのみ)フェリーがあります。
土庄港は土庄町に、池田港と草壁港は、それぞれ小豆島町として合併する前の旧池田町と旧内海町にあり、平成の大合併が始まる前の3町それぞれに高松からのフェリー発着港があることになります。




防波堤から中央埠頭へ。
海へ下りていく階段から、再び児島半島方面を撮影。



こういうモニュメントって、真ん中の部分に人が入って撮影するのが正解なんでしょうけど。
せっかくなので、撮ってみます。

このモニュメントには、"MATAKITENE"という名が付いているそうです。
"また来てね"か‥‥また来る機会、あるといいな。



サンポート広場の一角にある、噴水。
写真ではまったく分からないかと思いますが、中央の柱から、絶え間なく水が滴り落ちています。



サンポート高松、中央埠頭にあるレストハウス・ミケイラで、少し早めのランチ。
まずは、サラダに、アイスコーヒー。



鉄板に乗ってきた熟成ハンバーグに、パン。
値段の割に、ハンバーグ、ちっちゃ!と思ったけど、肉厚で美味しかったので、まあ良しとします。



サンポート広場より、シンボルタワーを望む。



サンポート広場の一角にある、どでかいアート作品。

タイトルは、"国境を越えて-海"。
台湾を襲った大型台風により崩れた山から流れ出た流木をメインに、台湾原産の木材を使って造られています。

この作品のモチーフは、船。というか、宇宙船かな?
船首に子どもを乗せ、北極星を頼りに、宇宙へと旅立っていくところを表している、とのこと。



高松港旅客ターミナルビルの1階にある、宇高連絡船鉄道線路モニュメント。

高松港周辺は再開発が進み、宇高連絡船が運航していた当時の面影はまったくありませんが、密かにモニュメントとして残されていました。
高松駅とフェリー乗り場を行き来するときは、ペデストリアンデッキから旅客ターミナル2階部分を経由する形となり、わざわざ1階に下りると遠回りになるし、この場所自体がとにかく目立たないので、思わず見逃してしまうところでした。



サンポート高松・シンボルタワーのホール棟屋上広場より、児島半島方面を望む。
初日はタワー棟の屋上広場に上がったので、最終日はホール棟の屋上広場に上がってみた。

両者とも建物の8階部分にあり、場所的にも隣り合っていて、高さもほぼ同じ。
ただ、タワー棟の屋上広場は、30階まであるうちの8階なので、屋上というよりはテラスに近い。
一方、こちらのホール棟は正真正銘、この8階が最上階です。

ところで、ホール棟のエレベーター、8階まで行くものと、7階までしか行かないものがある。
ただ、▲ボタンをいくら押しても、やってくるのはなぜか、7階までしか行かないものばかり。

エレベーターホールの向かって右側のやつは8階まで行きますが、左側のやつは7階までしか行きません、って書いてあるから、右側の▲ボタンを押しているのに、なんで左側のやつばかりが来るんだい?
このままじゃ、8階、行けないじゃないか。

‥‥あ、そっか。

とりあえず、2回目にやってきた、7階までしか行かないエレベーターに乗り、7階まで行く。
で、7階のエレベーターホールで、▲ボタンを押す。

こうして、無事に8階まで辿り着くことができました。
やれやれ。



ホール棟の屋上広場より、防波堤や赤灯台方面を望む。



屋上広場より、高松港の東方を望む。

正面に見える平たい丘は、屋島の戦いの舞台となった、屋島。
平家物語に出ても出てくる、弓の名人・那須与一が、扇を矢で見事に射抜いたとされる場所です。



高松港に停泊中の、オリーブマリン。
高松と土庄港を結びます。

高松と小豆島を結ぶフェリーや高速艇、路線が豊富ですね。



サンポート高松から10分ほど東に歩いていったところに、宇高国道フェリーのりばがあります。

一日目のレポートでも紹介しましたが、宇高国道フェリーは、2012年に運航休止となっています。
フェリーポートには、運航されないままのフェリーが、静かに佇んでいました。


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センチメンタル・ジャーニー ~高松・琴平~ vol. 11

2018-05-08 | センチメンタル・ジャーニー ~高松・琴平~

さて、最終日。

ホテルでチェックアウトを済ませ、高松駅のコインロッカーに荷物を預け‥‥。



駅構内にある商業施設・COM高松にある、UCCカフェプラザで、モーニングを堪能。

高松駅前から中央通りへ出て、ひたすら南へと歩くこと、約25分。



栗林公園に、到着。
国の特別名勝に指定されている文化財庭園の中でも、最大の広さを持つ庭園です。



入口を、正面から。

栗林公園は日の出とともに開園され、日の入りとともに閉園となります。
4月は、朝の5時半から開園、とのこと‥‥早っ。



券売機で入園券を購入し、いざ、入園。
相変わらずのピンボケぶりですが。

入園券を千切ったりハンコを打ったりされることなく、そのまま入園してしまったのですが、良かったのか?
係員さんの姿も見当たらないまま、その辺のおっさんみたいな人が、タメ口で"パンフレットもろた?"なんて声をかけてきたので、慌ててパンフを取った。
‥‥もしかしたら、その辺のおっさんみたいな人が、係員さんだったのか?

とりあえず、入園。



この時期に綺麗なのは、やっぱりツツジですね。



ツツジ、もう1枚。



石梁にて。



水面に、無数の浮草。



芙蓉沼の一角で、気持ちよさそうに歩くアヒル。
‥‥って、これ、レプリカですが。

芙蓉沼、夏には一面に蓮の花が綺麗に咲く、とのことですが、この時期は枯れ草のようなもの覆い尽くされていたので、写真は撮りませんでした。



群鴨池。
高松市街地のビルが、水面に映ります。

水面にビルが映る風景、個人的に好きなのです。
都会のオアシス、という感じがして。



少し広いところに出てきて、もう1枚。



花菖蒲もまだ開花していないので、花菖蒲園の傍のツツジを撮影。



以上、北庭回遊コースの模様をお伝えしました。

北庭回遊コース、パンフレットには所要時間・約40分とありましたが、結果的に15分ほどで回ってしまいました。
蓮や花菖蒲の開花時期だったら、もう少し時間をかけていたかも知れませんが。

続いて、所要時間・約60分とされている、南庭回遊コースへ。



国内外の皇室や貴族の方々が訪れられた際に植えられたという、お手植松。
ここは北庭回遊コースと重複している地点ですが、北庭回遊のときに普通に通り過ぎてしまっていたので、南庭回遊のときに撮影しました。



鶴亀松(百石松)。
凡人の私には、どの部分が"鶴"でどの部分が"亀"なのか、さっぱり分かりませんでした。



なんか、観たことがない形の松がある。



箱松、だって。



根上り樫。



肝心の根っこの部分が看板で隠れているという、痛恨のミスを犯してしまいました。



はてさて、またまた変わった形の松を発見。



屏風松と箱松だって。
さっきの写真の奥の背丈の高い松並木が屏風松で、手前が箱松かな?

"ほかには見られない本園ならでは~"って、確かに、こんな形の松、観たことがない。



梅林橋。
緑の中にある朱い欄干が、目を引きます。



梅林橋より、北湖を望む。
よく見ると、魚が泳いでいます。



ぼたん石と見返り獅子。
見返り獅子はなんとなく分かったけど、ぼたん石は結局分からんかった。



日暮亭。



土・日・祝日には、こちらで雑煮や抹茶を嗜むことができます。
この日は平日だったので、ご覧のとおり、閉まっていました。

香川県の雑煮は"あん餅雑煮"といって、雑煮に入っている餅の中にあんこが入っている、全国的にも珍しい雑煮です。
私はこの曲で、それを知りました。



‥‥さて、本題に戻ります。



西湖。
この一帯は、恐らく紅葉の頃が一番綺麗でしょう。



フジの花も、綺麗に咲いていました。



栗林公園の西側、西湖を隔てて石壁が続いています。
左端が、なんとなく濡れた感じになっていますが、水が流れていない。



‥‥と、いうことでした。



‥‥ん?なぜにこんなところにソテツ?



なるほど、薩摩藩からの贈与品だったんですね。納得。
鳳尾塢(ほびう)というらしい。

どうでもいいけど、"塢"なんて漢字、初めて見た気がする。



涵翠池(かんすいち)。



睡竜潭(すいりゅうたん)と慈航嶼(じこうしょ)。
西湖の南端にあたるこの辺の池だまりを睡竜潭といい、その中の島を慈航嶼といいます。
中の島までは津筏梁(しんばつりょう)という橋を渡って行くことができます。

幅が狭くてややスリルがありますが、せっかくなので渡ってみます。



慈航嶼からみた、小普陀(しょうふだ)。
室町時代に作られた築山で、栗林公園はここから始まったといわれています。

本来はもっと広範囲に大小の石が積まれているのですが、この日は作業員さんがこの辺一帯を草刈り作業中で、作業員さんが写り込まないように撮ったため、中途半端な感じになってしまいました。



慈航嶼から到岸梁(とうがんりょう)を渡ると、小普陀のある方へと行くこともできます。
今回はそのままバックし、津筏梁を渡って元の道に戻ります。



青空に映える、松の木。



大正天皇のお手植松、でした。



南湖。
中央に見える島は、楓嶼(ふうしょ)。



なんとなく、木漏れ陽。



緑色の楓というのも、それはそれでオツなものです。



こちらの島は、天女嶋(てんにょとう)。



またまた、意味もなく、木漏れ陽。



橋が見えてきました。



偃月橋(えんげつきょう)。

それにしても、栗林公園にある島や橋、難しい読みのものが多いです。
もっとも、栗林公園自体、"くりばやし"ではなく"りつりん"なので、難しいといえば難しいけど。



橋の反対側からも撮影。
途中でほかのお客さんが来たため、角度を斜めにして撮りました。



偃月橋の真ん中から、西方を望む。
正面にある島は、杜鵑嶼(とけんしょ)です。



吹上。
栗林公園の南東側にある湧水で、ここから園内の湖や池に向かって水が流れています。



水の湧き出る様子を撮りたかったのですが、イマイチよう分からん。
実際に訪れてみないと分からないかも。



鶏林石。



飛来峰から、南湖を望む。



栗林公園、ミシュランガイドの三つ星施設にも選ばれているそうです。



飛来峰を下り、再び偃月橋を撮影。



恋ツツジ、だって。



先ほど、偃月橋の上から何気なく撮影した杜鵑嶼ですが、よく見ると、確かに正面にハートの形をしたツツジがありますね。
しかし、偶然というか、剪定作業をした人が密かに狙って形作ったのではないかと、思わないでもないのですが。



迎春橋。
南湖と北湖を結ぶ水路に架かる橋です。



また別の角度からの南湖。
南庭回遊コースは、南湖をU字型に回るコースとなっています。



南湖を遊覧する和船の姿が見えます。



根上り五葉松。
こちらも人が映り込まないように斜めに撮ったので、全体を入れきりませんでした。



涵翠池。
ここも、先ほどとは反対側からの撮影となります。



揚橋。
先ほどの迎春橋と同様、南湖と北湖を結ぶ水路に架かる橋です。
木に隠れてよく見えませんが‥‥。

昔、和船が南湖と北湖を行き来する際、この橋を揚げて通していたそうですが、現在では揚げることができなくなったため、和船は揚橋の袂から南湖へ向けてのみ出るようになった、とのこと。



芙蓉峰という小高い丘から、北湖を望む。
こう見ると、梅林橋、確かに朱色が映えますね。



もう一枚。

飛来峰や芙蓉峰は階段状になっているので、スニーカーとかの方がいいかも。
私が履いていたウォーキングシューズ、足裏が若干滑りやすい素材でできているので、足元が若干心許なかったです。

以上、南庭回遊コースの模様をお伝えしました。
南庭は季節に関係なくそれなりに見所があり、見て回るのに50分ほどかかりました。

さて、どう帰るか。
来た道を帰るのは、やはり面白くない。

ということで。



またもや、意味もなく木漏れ陽なんぞを撮影しつつ。



北門へと出てきました。



栗林公園北口駅。
北門を出て、250mほどの所にあります。

神社の鳥居の隣に入口があるという、珍しい駅。



階段を上ります。



栗林公園北口駅の駅名標。



ホームが一本あるだけの、無人駅。
トイレもありません。

こちらは徳島方面。



高松方面を望む。

栗林公園北口駅に停車するのは普通列車のみで、特急はもちろん通過していきます。
ただし、列車の通過時刻についての案内板はあるものの、通過列車の案内放送などはないため、注意が必要です。

ここでも列車の写真を撮ったものの、ブレ方が半端なかったので、やむなくボツにしました。

‥‥今回だけで70枚もの写真を紹介した訳ですが、最終日、まだまだ続きます。
写真を撮るのはいいけど、纏めるのも結構大変だ。


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