2014年3月9日 朝刊
8日、脱原発を求めて台北市内を行
【台北=迫田勝敏】東京電力福島第一原発事故から間もなく三年となるのを前に、台湾各地で八日、脱原発デモが繰り広げられ、稼働している三カ所の原発の即時廃炉や、台湾北部・新北市の第四原発の建設中止などを訴えた。 http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/images/PK2014030902100045_size0.jpg
世界規模で未だ原子力発電所を新設する、半世紀も前の電源施設がまだ主流になっている?
たかが湯を沸かすためだけに核燃料を使用するにはあまりにもリスクが高い原始的設備、今アメリカではシェール革命が起きている。
シェールガスやシェールオイルを使った発電は原発発電に比べ低コストで出来る、アメリカにおけるシェールガスは他の石油産出国にも原油価格の低下を招き石油、ガス発電は原発の発電コストの比較にならない位安くなる、更に原発には核燃料のコスト以外に危険リスクが伴いリスクコストや使用後の使用済み核燃料廃棄コストをいれたら話にならない、
なのにまだ原発施設が新設され様としている事が信じられない、 原発の耐用年数は50年、廃炉には90年、核燃料の放射性物質の半減期の気の遠くなるスパンでの人類の運用は大体無理なことが分からないのでしょうか?
インカ、エジプト文明、ローマ帝国、大英帝国、オランダ、スペインなどの海洋帝国、モンゴル帝国、ソビエト連邦、
中国の清、明、唐、などの文明、何年続きましたか?
日本の今の文明があと何年続くか?きっと原発廃炉時期にも下火になり廃炉する金も力もなくなるでしょう。
そもそも核のスパンは人のスパンと合わないのです。
今 金、力があるうちに全面廃炉にすべきです。
台北市のデモには台湾環境保護連盟などの社会運動団体のほか、新北市の住民グループの北部岸反核行動連盟や、核廃棄物の貯蔵施設がある離島、蘭嶼(らんしょ)の原住民タオ族らが参加。雨の中を三つのルートで行進し、総統府前で集会を開いた。
北部岸反核行動連盟は七日、福島の被災者を招き、新北市にある第一、第二原発と、周辺地域を視察した。郭慶霖(かくけいりん)・執行長によると、原発のある地域は海と山に挟まれ、沿岸道路が一本しかないため、福島の被災者からは「事故が起きたら逃げ場がない」と指摘されたという。
デモは台北市のほか、高雄市、台中市、台東市で行われ、主催者発表で計十万人が参加した。