今日は数日留守にしていた新聞をため読みしました。なぜまとめて読む羽目になったかと言うと、
最近出張先に新聞が置いてないのです、バブル時期にはだいたいの施設のロビーや待合室には数社の新聞が
おいてあり読み放題だったのですが不景気はこんなところ迄、影を落としています。
又今朝の大手新聞一面で疑問です、ウラジオストクのAPECの掲載写真にNHKニュースから
と堂々と表示した野田総理と韓国大統領の握手写真が載っていました。
これはこれで思う事有りますが、新聞記事で思うと
ここまで来たのか？ 新聞社にプライドは無いのだろうか、 撮影許可などがおりない場合でも当局プレス室からの提供など採用写真は独自の写真を使うべきです。
このNHKニュースから・・・・との言葉から記事全体がNHKのニュースから読み取った記事のような気がして新聞社の信頼は無くなってしまいました。
ましてや国民から徴収した予算で取材したNHKの写真を使うなどもっての外です。代金を払ったとしてもおかしな話です。
最近TV業界もワイドショーなどで新聞の切り抜きを読むだけのコーナーがあり独自の取材をしない時代に入っています、TV局も新聞社も予算的に苦しいのは分かっています。しかしこの手抜きを続ければTV離れ新聞離れは間違いないでしょう。
TVはすでに使っていますがネットの情報まで使い始めたら新聞の信頼は地に落ちてしまいます。
今までメディアはネットの記事はトイレの落書きレベル、誰が書いたかわからない、信憑性がないとさかんに言ってました、そこに頼るようになったらお金を取るメディアは大いに反省すべきでしょう。
もう一つ今回の出張で思った事があります、地方紙と全国紙に大きな隔たりがあることです、
愛知に行っていたのですが中部地方の地方紙は中日新聞が主流です、スポーツ面は中日ドラゴンズの記事が中心ですこれは、地元球団の情報なので仕方無い事、理解出来ます。 しかし第一面にある車メーカーのインドへの工場建設の記事が大きく載って居ました。研修でも大きな話題となりました、帰宅し全国紙を読んでみると小さく見逃しそうな記事でした。
この記事は一面に大きく掲載する記事だったのでしょうか?疑問です。
中日新聞は読者にあるメーカー関係者が多いため、ある意味企業新聞化している様に思います。読者は知らず知らずにその企業の信者になって行く、いわゆる思想操作の始まりのような恐さを感じました。
