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命の定義

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ずいぶん前 いのちの旅と言う書庫を設け短編を投稿してました その時、命とはなんぞや
その定義がはっきりわからず疑問に思ってましたがようやく解いてくれる講義に出会えました。

参考文献 http://podcast.jfn.co.jp/poddata/susume/susume_vol326.mp3
長沼毅先生の定義です。
この定義から言えば以前講義を受けた東大教授池上先生の作った人工生命はこの定義に入らない
人工生命は生命ではなかったと言う事になります。

この定義は命を維持するものはエネルギーの確保を自ら手に入れる活動をする。自らの維持エネルギーを確保する活動そのものが生命だそうです。 たとえば光が欲しいものは光を求め何らかの活動をする。
光以外にも生命維持のエネルギーを求めて何かの活動をしなければ生命と言えないと言う事でした。
納得しました。

話は飛びますが今火星探索を行っているアメリカの探索衛星キュリオシティの情報から火星の生命の存在痕跡が送られてくるかもしれない。

火星には地層や地形から水の存在の痕跡が残っているようです。過去水の存在が有ったようです。 地球より小さな火星は星の活性活動時期が短いためすでに水は無くなっている可能性大ですが水が存在していた時期には生命が存在していたかもしれない。そんな面白い説が出ています。

地球外に生物が存在していた事が判明すればこれは素晴らしい発見です。

又この生命は地球外生命とは言うものの地球生命の祖先の可能性が高いとの説も出ています。
地球が誕生して36億年 宇宙時間からすればほんの昨日です、そんな期間で生命が誕生する可能性より 地球外から生命のもとが何らかの現象で地球に到達し生命が地球に誕生したのではないか  そちらの可能性の方が高いのです。  火星の生命が隕石などの衝撃で飛散し地球へ到達し
地球に生命が誕生した、 何もない地球に生命が誕生するよりずいぶん確率が高くなる説です。

地球でも火山で誕生した何もない大海原の小さな島に大陸から風や波によって種が流れ着きその島にその種が生息する現象は沢山有る話です。 宇宙でも何らかの生命が漂っていて流れ着き有る星で生命が発生する事は考えられる話だと思います。

地球での命の旅は宇宙から続いていたのだと思うと又一段と大きなスペクタクルが広がって来ました。
その長い長い命の旅に自分の命が鎖の一部として組み込まれたことに驚きと同時に感謝、感謝です。

幾千万の生命の中でも地球では進化を繰り返し知的生命が誕生し奇跡の星となりました、人には他の生物と違う争いを収める知性を持った唯一の生命です。しかしその知性を生かせず 他の生命と同じように他種を攻撃し更に自分と同じ種をも攻撃し、住んでいる環境まで破壊する、エゴで生き残ろうとする愚かな部分も持ち合わせています。
宿主を食いつぶしいずれは自分の命も死滅させるがん細胞と同じレベルの遺伝子が引き継がれているのでしょうか?
種の生命の存在は長くて大体10万年から100万年 そろそろ人類も破滅期間に迫っています。
せっかく他の生命と違う知性をもった生命にまで進化した人類はこの難局を乗り切ってほしいと思います。 できれば他の地球外宇宙へ命を託す生命の旅を広げる救世主になってほしい存在です。
出来れば人類の種として・・・・・

参考文献
左藤勝彦(宇宙物理学者)

http://podcast.jfn.co.jp/poddata/susume/susume_vol305.mp3

http://www.jfn.co.jp/susume/


過去のエッセイ
自然の生命を超える人工生命について・・・・・

ばおばぶブログの書庫 命のたび に電子細胞の話を書いた時期にNHK 爆笑問題の番組で池上高志先生が人工生命の話をされていました。 興味を持って拝見していたのですが、今回駒場祭で 先生の公開講義が聴けるということで
思い切って休みを頂き行ってきました。人気もあり教室は立ち見も出るような面白い講義でした。
先生は意外と若くラフないでたちで講義をされていました。人工生命は生命そのものの存在が貴重というよりその生命が出来るプロセス・ジェネレーターの存在を証明するのが研究する価値があると言うような話でした。

東大の講義が聞ける貴重な体験でした。

http://blogs.yahoo.co.jp/gorityan510/61628805.html

日時・場所:23(月・祝)12:30-14:00 コミュニケーションプラザ 北館2階 多目的教室2

池上高志先生

1961年生まれ
東京大学理学部物理学科から、大学院に進み89年に理博。その後、京大の基礎物理学研究所の研究員、神戸大学の自然科学研究科の助手。94年より東京大学広域科学専攻 広域システム/教授。専門は、複雑系の科学/人工生命

先生のウェブページへ

ゼミ内容
自然現象のなかでも、生命の現象の不思議を分かろうという試みは、古くから続いています。シュレディンガーのネゲントロピーから、プリゴジンの散逸構造、ヴァレラのオートポイエシスへ。そして90年以降、コンピュータを使った人工生命という考えが出現しました。これらの考えを概観しつつ、生命を作り出している理論的/実験的仕組みをみんなで考えてみましょう。



http://blogs.yahoo.co.jp/gorityan510/61628805.html
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