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糖尿病にはカイコが効く?

血糖値が高めの私がカイコのサプリを飲んだところ、ビックリするような効果がありました。私の体験や調べたことを伝えます。

蚕粉末による食後血糖値の変化!

2025-04-08 11:27:17 | 蚕粉末がなぜ糖尿病に効くのか?
蚕粉末服用による食後血糖値の変化
冷凍乾燥した蚕粉末を使ったキョンフィ大学附属病院での糖尿病患者に対する臨床試験が行われました。

蚕粉末投与試験は、病気の進行度合いによって二つのグループに分かれて行い、Aグループは薬物治療中の患者16名とBグループは薬物治療を受けていない患者8名に対して4週間にわたって行われました。

試験結果、患者達に大きな血糖値変化が表れました。
今まで何年も薬を服用し、食事制限や運動療法をしてきたにも関わらず一向に改善されなかった患者達の数値がたった4週間で改善されたのでした。

特に注目したいのは糖尿病患者が蚕粉末を服用しても空腹時の低血糖を心配しなくても良いという点です。また糖尿病患者に対するもっと長期の臨床試験が行われれば更に大きな血糖降下作用が実証されるでしょう。

インスリン注射で治療されている方に対しても血糖降下作用に対して大きな期待をもって頂けるでしょう。

食後血糖上昇抑制に作用するメカニズム
多糖類である、デンプン・乳糖・ショ糖・麦芽糖そしてその他の炭水化物などは口中と小腸内でまずは分解され、そして単糖類に形を変え血液内に吸収されます。

食べ物はまず唾液中のα-アミラーゼによって小さなデンプンにされ、胃では強酸によって酵素の活動が止まり炭水化物の消化は殆どなされません。

十二指腸に入ると膵液によって再び消化が始まり、各種の糖分解酵素によって糖類は単糖類に分解され血液内に吸収されます。

例えば砂糖・ご飯・麺類などの炭水化物も単糖類に分解され血液内に吸収されます。だから甘い物を食べた後や食事の後には血糖値が上昇する訳なのです。

ところが蚕粉末が食べ物と一緒に小腸に届くと、単糖類に分解する酵素の一つであるα-グルコシダーゼの活性を抑えてくれるので、多糖類の急速な単糖類への分解・吸収を遅らせてくれるのです。だから食後の高血糖状態を上手に調節してくれるのです。

DNJ(デオキシノジリマイシン)の存在
蚕粉末は、インスリン抵抗性のある方にも有効に作用して自身のインスリンの効きを良くしてくれます。それは糖分解酵素の働きを阻害する成分として代表される物質として、自然界では桑の葉に存在するDNJ(デオキシノジリマイシン)があります。

そもそも桑の葉にはDNJが約0.2%含まれています。しかし、桑の葉を人間が摂取しても、桑の葉に含まれるDNJや鉄分、マグネシウムなどの有用成分をそのまま吸収することは出来ません。

しかし、蚕が人間の代わりに桑の葉を食べ、消化分解して各有用成分を体内に蓄積しています。その蚕を人間が摂取すると、蚕自身が持っている各有用成分が非常にスムーズに体内へ吸収され、高い作用率を示すのです。
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食物繊維の摂取量が多いほど肥満リスクが低下

2025-04-01 12:46:59 | 蚕粉末がなぜ糖尿病に効くのか?
2型糖尿病の外来患者を対象に行った調査で、食物繊維の摂取量が多いほど肥満リスクが低下することが明らかになった。

 食物繊維の摂取量が多いことは、男性や高齢者(59~89歳)の群で肥満リスクの低下と関連することが示された。男性では食物繊維の摂取量が多いほど、身体活動レベルが高い、喫煙率が低いなど、ライフスタイルが健康的であることも分かった。

 研究は、新潟大学などが、糖尿病データマネジメント研究会(JDDM)のデータベースに登録された30~89歳の外来の2型糖尿病患者1,565人を解析したもの。肥満はBMI≥25kg/m²と定義した。

 「肥満をより効果的に管理するために、食物繊維を豊富に含む多様な食品の摂取を促進する、的を絞った公衆衛生イニシアチブが必要」と、研究グループでは強調している。

 研究は、新潟大学大学院医歯学総合研究科血液・内分泌・代謝内科学分野のEfrem d’Avila Ferreira氏、曽根博仁教授、一般社団法人 糖尿病データマネジメント研究会らによるもの。研究成果は、「Public Health Nutrition」に掲載された。
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蚕の抗酸化作用について

2025-03-26 16:12:56 | 蚕粉末がなぜ糖尿病に効くのか?
【抗酸化作用とは】
体内で増えた活性酸素を除去していくことが、老化や、がん、生活習慣病などの予防になります。
活性酸素によって酸化を抑えることを、抗酸化と言い、活性酸素から体を守ることを抗酸化作用と言います。

蚕の繭やセリシンには抗酸化作用があり、紫外線防御効果や老化防止などの効果が期待されています。

【繭の抗酸化作用】

カイコが桑に由来するフラボノイド色素を取り込んで作る繭には、抗酸化作用や紫外線の遮蔽効果があります。
繭に含まれるフラボノイドは、有害な紫外線から蛹を守る効果があります。

【セリシンの抗酸化作用】

繭糸の周囲を覆っているセリシンタンパク質は、自ら酸化されることによる自滅作用により、活性酸素を除去し、蚕の成長を助けます。
セリシン蛋白質は抗酸化性などを有する機能性素材として注目され、皮膚ケアー剤や医療分野への用途が期待されています。
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蚕の機能性と特性について

2025-03-18 15:17:01 | 蚕粉末がなぜ糖尿病に効くのか?
1. 糖質の吸収を穏やかにする
蚕粉末には、特に「デオキシノジリマイシン(DNJ)」という成分が含まれており、これが糖質の分解酵素(α-グルコシダーゼ)を阻害するといわれています。結果として、食後の糖質の消化吸収が穏やかになり、健康的な食生活をサポートします。

2. たんぱく質が豊富
蚕は「動物性たんぱく質」の優れた供給源です。特に、必須アミノ酸をバランスよく含んでおり、健康的なカラダづくりに役立ちます。最近では、昆虫食としての栄養価の高さも注目されています。

3. 良質な脂質(オメガ3系脂肪酸)を含む
蚕粉末には、DHAやEPAといったオメガ3系脂肪酸が含まれており、健康維持に役立つとされています。これは、蚕が桑の葉を食べることで体内に取り込むためです。

4. 腸内環境を整える
蚕粉末にはキチンやキトサンが含まれており、これらは食物繊維のように働き、腸内環境をサポートします。特に、スムーズな毎日を求める人にとって嬉しい成分です。

5. 抗酸化作用が期待される
蚕の体内には、ポリフェノールやフラボノイドといった抗酸化成分が含まれていることが報告されています。これらの成分は、カラダを内側からサポートする役割を持っています。

6. 免疫力のサポート
蚕由来のたんぱく質やペプチドには、健康維持をサポートする可能性があるといわれています。研究が進められている分野ですが、昔から「蚕を食べると元気になる」と伝えられてきた背景があります。

7. 美容とスキンケアへの応用
蚕由来の「セリシン」というタンパク質は、保湿性が高く、化粧品やスキンケア製品に活用されています。肌のうるおいを守り、乾燥を防ぐ働きが期待されています。

まとめ
蚕(特に蚕粉末)は、糖質コントロール、良質なたんぱく質供給、腸内環境のサポート、抗酸化など、幅広い健康維持に役立つ成分を含んでいます。現在も研究が進められており、今後さらに多くの健康機能が解明される可能性があります。
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蚕の研究について

2025-03-12 12:24:58 | 蚕粉末がなぜ糖尿病に効くのか?
蚕(カイコ)は古くから養蚕業で利用されてきましたが、近年では遺伝学やバイオテクノロジーの分野で重要な研究対象となっています。

1. 蚕のゲノム研究
蚕は世界で最初に家畜化された昆虫であり、遺伝子組み換えやゲノム編集の研究が盛んに行われています。2004年には蚕のゲノムが解読され、シルクタンパク質の合成や病気耐性に関する遺伝子が特定されました。

🔹 主な研究分野

シルク生産を向上させる遺伝子改変
病気に強い蚕の開発
特殊なタンパク質を生産する蚕(医療・産業応用)
2. バイオテクノロジーと医療分野での応用
蚕は遺伝子操作が容易で、医療分野でも活用されています。

🔹 主な応用例
・ 医療用タンパク質の生産
蚕を利用してヒト用ワクチンやインスリン、抗体医薬を生産する技術が開発されています。たとえば、蚕に遺伝子を組み込んで**「ワクチン製造工場」**として活用する研究が進行中です。

・人工血管・人工皮膚の開発
蚕のシルクタンパク質「フィブロイン」は生体適合性が高く、人工血管や人工皮膚の材料として期待されています。シルクから作られた素材は、人体に拒絶反応が少なく、再生医療に応用されています。

3. シルクの新たな可能性
蚕のシルクは衣類だけでなく、様々な産業に応用されています。

🔹 新しいシルクの研究例

クモの糸と融合した高強度シルク
クモの糸は鋼鉄よりも強いことで有名ですが、クモは大量飼育が難しいため、遺伝子組み換えした蚕にクモの遺伝子を組み込み、「スパイダーシルク」を作る研究が行われています。
導電性シルク(バイオエレクトロニクス)
シルクに金やカーボンを混ぜて導電性を持たせ、医療用センサーやウェアラブルデバイスに応用する研究もあります。
4. 蚕を使った食用・健康食品研究
最近では、蚕の粉末(蚕パウダー)が健康食品として注目されています。

🔹 健康食品としての研究

血糖値(※代替表現を使用)をケアする食品
蚕には「デオキシノジリマイシン(DNJ)」という成分が含まれ、食事とともに摂取することで健康維持に役立つとされています。
高タンパク質食材としての研究
蚕の粉末は高タンパク・低脂肪・ミネラル豊富であり、昆虫食としての可能性も探られています。
5. 宇宙での蚕研究
蚕は宇宙での生物学研究にも使われています。2018年には中国が宇宙ステーションで蚕を飼育し、微小重力環境での成長や繭作りの様子を調査しました。将来的には宇宙食や宇宙服の素材としての利用も視野に入れられています。

まとめ
蚕は古くから養蚕業で利用されてきましたが、現代では遺伝学、バイオテクノロジー、医療、食品、宇宙開発など様々な分野で研究が進められています。特に、医療用タンパク質の生産や健康食品としての機能性研究は今後ますます発展が期待される分野です!

蚕の研究は「伝統と最先端科学の融合」ともいえますね
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