十割池添 ＠清瀬市

まだまだ暑さが残っていた日のこと。
僕は、散歩好きな人を誘って、清瀬の駅に降り立った。
そこからバスに乗り、川沿いを歩くことしばし。
たどり着いたのが、十割池添という店だ。




入り口はこんな感じ



野っ原の中に開けた住宅街。
その中にある蕎麦屋。
なんとも不思議な感じだった。

暖簾をくぐると、およそ東京らしからぬ雰囲気。
なかから店主がぬ～っと出てきた。

座敷に上がり、ビールなど注文。



店内にいはこんなものが



お通し…なのか？　素朴な味でうまい！



時の流れがちょっと違う感じの店。
そこでビールなど呑みつつ語らっていると、なんとも不思議な感覚に包まれる。
飾り気のない、のんびりした感じ。
田舎の寺を思い出した。
そんな雰囲気のある店だ。



初めての人はこれを出される



蕎麦は２種類



この店の主軸でる蕎麦が２種類乗ったセット。
初めての客にはこれが提供される。

つゆには海老とか葱とか入っていて、ちょっとピリリ。
なかなか面白いと思ったが、蕎麦が強めなのでいいと思った。
好きな味である。

個人的には、もうちょっと蕎麦がごつくてもいいかなぁと感じたが、トータルだとこのくらいが良いのだろう。
悪くないと思った。

ただ、場所が場所なもんで、もう一回行くかと問われたら、やや悩む。
いや、もしかしたら、もうたどり着けないかもしれない。
そんな気もする。