うなぎ たけ田 ＠立川市

何度も書いてるけど、我が家には鰻信仰がある。
あるとき、OBがかなり疲れていた。
ホント、つっかえ棒でもないと倒れるんじゃないかというくらい。

じゃーゆっくり休みなさいよ…と言いたいところだけど、彼女もなかなか多忙な人。
そう簡単には、休養なんてとれないのである。

幸い、彼女はかなりのお調子者。
気分に左右され、上がったり落ちたりするタイプなのだ。
なら、手っ取り早く、アメを与えてみるか…と、子供頭の僕は考えた。

さ～て、何処に行きましょうかねぇと調べてみたら、立川にちょっと気になる店を発見した。
早速運転手を調達して、GO。

しかし、お目当ての店は、法事かなんか入っててアウトだった。
とほほ～。
鰻屋ってのは、予約必須なんすかね？
前にも別んとこで同じ目にあったわな。
学習しない僕が悪いってか？
ちぇーーーー。

そんなわけで、目当ての店には入れなかった。

じゃ、帰ろうか！　ってわけにはいかない。
そこで急きょ検索、検索。
便利な世の中よね～と、見つけたのがこの店だった。

モノレールの立川南駅からほど近い場所。
店内はゆったりとしていて、なかなかきれい目。
一人でふらっと入っても、人寄せ、接待でもOKって感じだった。




メニューはこんな感じ




ま、飲むわけですよ




牡蠣、超美味かった！




モツ煮は、ややしょっぱかった




何故か、カニクリームコロッケ。うまし！




胆焼き。これも美味かった！




でもって、鰻！！





ココの店には、普通の鰻と、活鰻ってのがあった。
あらかじめある程度調理してあるか、注文を受けてから捌くかの差らしい。
当然お値段も変わってくるんだけど、ここは奮発しましょう！
…っていうほど高くもなく。
ありがてーありがてー。

上の写真を見ると、鰻よりツマミが多いように見えるだろう。
鰻ができるまで40分くらいかかるってんで、お言葉に甘えて飲んでいたのだ。
ま、そういうこと。

でも、それって正しいやり口だと思う。
確か、酒を飲みながら鰻を待つっていう落語を聞いたことがあるような。
江戸時代なんてのは、注文を受けてから…ってのもザラだろう。
そしたら、その時間をつぶす方法が必要になる。
手っ取り早いのは、飲んでることだろう。
そんなことを思い、自分を正当化しつつ。

問題の鰻。
なかなか美味しかった。
鰻自体も、たれも好みな味だった。
ただ、ご飯がちとやわい。
僕は固いご飯が好きなので、そこが残念だった。
あと、無類の漬物好きなんで、もちっと漬物がボリュームUPしたらいいなぁと思った。

ちなみに、椀は赤だし。
吸い物と赤だしが選べるのだ。
プラス108円出せば肝吸いにもできるそうだが、この日は胆焼きを食べたからやめた。

とまぁ、珍道中ではあったものの、目的を果たしたわけで。
OBは、目を見張るほど元気に！　…とはいかなかったけど、そこそこは喜んでもらえたようだ。
よしよし。

そんなんで、日ごろの不義理が埋められるってもんでもないけどな。
でも、ま、ないよりいいべ。
そんな感じだ。


さ～て、宿題の鰻屋がまた増えちゃったなぁ。
おいおい潰していかなくては！