大橋塗装工業`sブログ

<・・・・Proposal of high technology・・・・>

カレンダー

2021-12-05 19:34:21 | 大橋塗装工業
先日届いた暦。あ~もうこんな時期がやってまいりました。

今年は新規のお客様も多かったため、昨年度は350部だった暦も今年は、400部となりました。

届いた暦を見た娘たち・・・・・・・。「カレンダー君はカレンダー」と今、有名なあの歌を口ずさみ放った一言

          又、   まるめるよねェ~?・・・・・・・・・。

       当たり前です。  当然です!

毎年、カレンダーの包装作業に携わる娘たちは、この地味な作業の大変さを知っているのです。

最初は、会話を弾ませながら取り組むのですが次第に無言と化すこの作業・・・・・・ 実は大変助かっております。

遠方大学へ進学を予定している三女にとっては、おそらく最後となるであろう、この作業。なので記念に200部くらいは

担当させてあげようとお伝えすると   「エッ」という短いリアクション。

   僕は感じました。  きっと きっと 嬉しさで言葉が出なかったのだろうと・・・・・。    

 
子供たちの成長と共に。年々少なくなる梱包作業員。数年後には嫁さんと二人、プラス戦力になるであろうか末っ子と共に

静かに行われる事でしょう・・・・・。

来年で独立24年目を迎える今、長いようで短かったこれまでを回想しつつ包装作業に取り掛かるのでした。









福丸さん 今年度最後の船体塗装

2021-11-12 19:25:26 | 大橋塗装工業
究極に仕事に追われ、随分長い間、ブログを放置してしまった・・・・・。

 9月上旬から始まった船舶の塗装。

昨日、今年度全ての船舶塗装を終え、残るは住宅塗装。11月に入ったと思えば既に十日を過ぎ、

 気は焦るばかり。  でも頑張りましょう終わるまでは・・・・・・・。


9月上旬に船体の全てを塗り替えたこちらのお舟、キレイに仕上がりました。

        デッキ塗装前状況                                             塗装完了後                   
  


  船底と外舷の塗装が終了し船名入れの作業状況       





そして、先日。今年度最後の船舶塗装となった、こちらのお舟。
       
       いつもお世話になっている釣り船福丸さん。
 
  船底塗装と、外舷の塗装を終え、仕上げは船名入れ。   

  釣り船、福丸さんもお色直しを終え、今頃は出船を待ち漁港でプカプカしていることでしょう。

 これで、準備は整いました。

    こうなると僕の頭の中はタラ釣りでいっぱい・・・・・・・。  きっと軽快に沖へ走ってくれることでしょう。
   
 
   ちなみに、この船底のプラム色は海水につかると何とビックリ、ブルーに変色する特殊な塗料なのです。

   何故かというと、特殊な職人が塗っているからです。






        休日返上。土日もなく稼働している最近。

   さっぱり共に過ごす時間のない末っ子が船舶塗装の現場に職場見学に訪れた・・・・・。

   名曲「海」をうたいながら勝手に近くのサッパ船に乗り込み「ママさんこっちおいで」と保護者を呼び出し満喫する状況。




  仕事に追われた今年も残り少なくなりました。こうして忙しく仕事をいただけることに感謝しながら年内の仕事を全うしようと

  思う今日この頃なのでした。

   

船舶塗装工事 in 種市漁港

2021-09-18 07:10:54 | 大橋塗装工業
今年も種市漁港所属の漁船メンテナンスの時期がやってまいりました。

今シーズン二隻目の上架となった第三栄進丸さん。

船底から外舷、デッキ、ブリッジまでの塗装工事依頼をいただきましたので、えっさかホイサカ・・・・・。

外舷の塗装工事に伴い船名を塗りつぶし純白に仕上がったその様を見て僕は・・・・・・・・思った。

  「塗師丸」 或いは 横文字でカッコよく 「TURIBAKAMARU」 どっちにしよう?  と・・・・・。

危うく乗っ取りそうになったのですが葛藤の末、仕方なく元通りの船名を塗装。

天候の都合により引き渡し予定日が一日延びてしまいましたが無事完了。昨日17日の下架となりました。


ちなみに、栄進丸さん。自分が中学生の頃、親族に連れられ人生で初めて船釣りをした思い出の有る船。

三陸、北岩手の深海釣り遊漁船として各方面からの取材なども受け一躍有名になった船主さん。

現在も福島など遠方の釣り人が訪れているとのこと。

こうして様々な話で盛り上がりつつ工事を終了したのでした。











徳楽寺

2021-07-02 05:55:04 | 大橋塗装工業
地元のお寺から、庫裡の塗装工事依頼を受け工事に着手すること早、20日。

本堂との連絡通路屋根の塗装工事を行いながら、ついつい目の前にある本堂の木組み工法にうっとりした先日。

斗組(ますぐみ)や組み物と呼ばれる軒桁を支える部分は、斗と肘木の組み合わせから仕上げられ、社寺建築には

欠かすことのできない特徴ある工法ではないでしょうか。

又、鼻掛(はなかけ)と呼ばれる軒にセリ出た個所なんかも見ごたえが有ります。

しばらく、その構造を眺めていると、「ちょっとバラしてみたい」って思っちゃいます。

 塗装工事を行う我々にとって、建物の構造や素材、特性を知ることは、とても大切なこと。

 それぞれに見合った、塗装処理前の下地調整を行い、最善の塗材を利用することで良い物に仕上がると思うのです。

 最近では、木材は壁紙に隠される洋間が多くなったおかげで、床の間の仕上げや和室の敷居、鴨居、などの

 塗り物がめっきり少なくなってしまいました。 
  
   そんなせいでしょうか?  こうした木造図作りを眺めていると、ついつい・・・・・

  ”漂白をかけて汚れを落としたい・・・・。 着色してみたい・・・・。”と、木と戯れたい症候群になってしまうのでした。

 


 






本業の錆止め塗装工事から離れ斗組撮影会。
これは、斗組三段、三手先止の作り。


続いてアップ写真。  下の彫刻、右手はゾウさん。  仏教の成り立ちにも関心が出てきます。


いたるところに、細かな彫刻の装飾が施されています。


 ほんとッ、その造りと彫刻に圧巻されます。
 
   あっ。早く、隣接する庫裡の屋根仕上げないと・・・・・。 

  

塗装工事

2021-06-10 19:03:30 | 大橋塗装工業
六月に入り大夫、気温も安定した温かさが続くようになった今日この頃。

既に梅雨入りしている九州地方ですが、どうやら東北地方の梅雨入りはもう少しだけ先のような予報。

仕事柄、「梅雨入り前に」という、お客さんの声が多くなるこの季節。何とか順調に仕事を進める最近です。


先日、ご近所さんから依頼を受けた仕事がありました。・・・・・・・。


   ・・・・・・・・。おッ・・・・・建築塗装技能実技試験のような作業内容・・・・・。


 やりましょう。やってみましょう。

 ということで、まずは、増改築で交換された勝手口ドア脇のフラットボード。周りのボードは既製品のスタッコ仕上げ材なので、

違和感のないように同じような模様を吹き付けます。ベースを吹いて模様を吹いてエッサカホイサカ・・・。

 模様が完成した後、調色仕上げ塗装をかけます。




続いては、玄関建具(サッシ)の調色塗装。調色もさることながらこの細かさはナカナカのもの・・・・・・。
  細かさゆえに時間は少々かかりましたが、新築時の色調へと復元できました。



そして、木部改修。

 最近の住宅では、なかなか利用されなくなった無垢材。 ホント久々の修繕塗装となりました。

長い年月の間に、すっかり様変わりしてしまった欅。

 たくさん有るシミは水分の影響だと思われます。

まずは、ペーパーで研磨。 そして研磨、もう一度研磨。最後の方になるとペーパーが嫌いになります。

 



研磨が済んだら、研磨で取れないシミを抜いてようやく復元。


最後は、クリヤー塗装を施し完成となりました。


作業工程の多い仕事でしたが、職人を目指す息子たちには良い経験の場となりました。


雪降り・・・・・

2021-04-09 19:37:21 | 大橋塗装工業
早朝、今朝も結構冷え込んでるな~と思いながら窓を開けると・・・・・

 何っッ・・・・・・。  ふぶいてる。

とりあえず、お空の様子をうかがっていると、すっかり晴れてきた。 

 
「いたずらの雪かぁ?」と、いざ現場へ出動・・・・・・・。


八戸市へ入り信号待ちをしていると、お空の状況は急変。


 何いッ~っ~~ッ~っ・・・・・・・・。猛吹雪

お天道様の休めというお告げが出たので、やむなく、お客様に連絡を入れ引き返した。


家に着いた・・・・・・・・・。

                 ・・・・・・・・・・・・・・。


一同、目が合った。  ものすごくいい天気





  しかしながら天気予報とは違ったものの、気温だけはや、はり予報通り。

お天道様のお告げも出たので、しょうがなく、本当にしょうがなく、全力で休もうと思った。

しかし、その誘惑に負けることなく最も不得意とする事務仕事に取り掛かった。

   それは、いつもお世話になっている某オーナーさんM(松山さん){ばらしちゃった} から以来の有ったアパート外壁塗装のシミュレート作業。

一日がかりでオーナーさんの提案された色を エッサカホイサカ やつれる程頑張った。 

複数の色見本から提案された色を拾いだし、パソコンで図工・・・。色、いろいろ。ほんと、いろいろ。だいぶ、いろいろ。とっても、いろいろ。

ペンキで出せる色が10色位であれと思いつつも、ご要望に応えるべくせっせとシミュレート作業に取り組んだのでした。

   Proposal of high technology!!!









塗装前状況



シミュレート画像の一部・・・・・・。





大橋塗装工業 塗装工事状況

2021-04-06 16:49:10 | 大橋塗装工業
塗装工事状況

三月の下旬から県内でも沿岸南部の桜開花宣言に続き、昨日は盛岡市でも桜の開花が確認されたとの事。

近郊の八戸市や、沿岸部でも桜のつぼみが赤味を帯び間もなく開花しそうな様子です。してる所も有るかも?

そんな温かさから一転した今朝。

強く冷え込んだ朝は霜に覆われあたり一面 ”真っ白” となりました。

こんな、季節の冷え込みを ”花冷え”とよぶそうで、何でも開花しそうなつぼみが寒さにさらられると花の

見ごろが長く続くとか・・・・・・。 

今にも咲きだしそうな桜と、着手した仕事を思いながら、本格的な春の訪れに期待を寄せる一日となりました。




八戸市 港町 榎本様邸屋根塗装工事状況



階上町蒼前  岩倉様邸屋根・外壁塗装工事前足場工事状況



八戸市高岩  寺澤様邸屋根・外壁塗装工事状況



軽米町 内澤様邸屋根・外壁塗装工事前足場工事状況




大橋塗装工業 林業部

2021-02-02 09:35:29 | 大橋塗装工業
以前、塗装工事でお世話になったお客様から敷地内の欅伐採工事の依頼を受けておりましたので、

大橋塗装工業、林業部出動・・・・・・・・。

立派な欅は最も高いところで26m程。高いね・・・・デカいね・・・・・三本もあるね~・・・・・・

ソロリソロリと作業車限界の高さまで伸長し、作業に取り掛かる。

下には自宅と庭木。ついでに電力とNTTの引き込み線と伐採条件はすこぶる悪かったのですが、何とかかんとか・・・・・。






屋根と引き込み線から離れた2本の欅は一日でここまで伐採。




翌日。

お客さんは言った「3間ものの柱を取りたい。・・・・2本・・・・・。」・・・・・・・・・。

    我々は思った・・・・・・「爺さん。欲が出てきたなッ」と・・・・・。   

三本とも根元は確かに二尺超えの太さはある。確かに良い柱は十分とれますが、「切れってか?」

  こうして我々ペンキ屋さんは、だいぶビビりながら根元に切り込みを入れる。

「大丈夫?」と共に作業する息子たちに言われると「こっちが聞きたい」と思う。

     倒す方向を見定め、無い技術を出し、”イケル”という根拠のない自信を持ち、一気にエンジン全開・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・。  いけたッ

           こうして三本の欅を無事、切り倒し同時におじいさんの希望も叶えた二日間は終了となりました。  
 



謹賀新年

2021-01-02 08:46:57 | 大橋塗装工業
明けましておめでとうございます。



昨年度もお客様には大変お世話になった一年となりました。令和二年は年明けからコロナウィルスの感染拡大により、これまでに類を見ない

世界規模での対策が講じられ、我々の生活も大きく変わった一年となりました。

最後まで感染者の発表されなかった岩手県でも7月末には初の感染者も発表され、生活圏内である青森県南部でも感染者が次々と増加し身近に迫る脅威となりました。

そうした中でも、長いお付き合いをいただいて来たお客様をはじめ、新規のお客様方からも声をかけて頂きながら何とか昨年の工事も無事終えることができました。

ありがとうございました。

そして、昨年度、工事に手が回らず、今年度に繰り越しとなりましたお客様方には、大変ご迷惑をおかけした一年となりました。

今年度も自分をはじめ職人、ひとり一人が更なる施工技術向上と被塗物の知識、それに対する資材の知識を大きく高め、より良い施工へ繋がるよう継続した努力の必要性を

実感しております。

我々は作業が終了してからが「お客様との本当の長いお付き合いが始まる」と考えております。お気づきの点などございましたら何時でもご連絡をいただければと思います。

どうぞ、今年度も変わらずご愛顧いただきます様。宜しくお願い致します。
 
                           =====proposal of high technology=====







 

昨日の夕方

2020-05-11 06:39:36 | 大橋塗装工業
普段お世話になっている種市漁港の福丸さん。潮の関係もあり普段よりやや時間がかかったとの事でしたが
種市漁港に所属する7,8名のお仲間さんの共同作業により無事に上架完了となりました。
口を開けて一部始終を見学していた我々・・・・・戦力外・・・・。
船体の固定作業が一通り済んだところで、ようやく力を発揮する場面がやってきたのです。
洗浄機をかけボイラーを稼働させ洗浄を続けること1時間半。まるですっきりとした船体となりました。
普段お世話になっているせいか妙に愛着がわくのでした。
この後は乾燥を待って塗装に入ります。
           魚の寄ってくる塗料を一生懸命探している途中です