まるお☆

らんまりのラクガキ。。。

初めて遊びに来てくれた方は
コチラ☆click☆ 

 

単心室症

手術歴・治療経過についての

詳しい内容は

コチラママンのラクガキ。。。

 
8月19日術後39日目。

今日は体重が少し増えていたけど

胸水は溜まっていなかった！

 

かなり利尿剤使ってるから

おしっこもよく出ているし

浮腫もないしバイタルも変わりないから

体重が増えても怖さは感じない。

体重が増えてて心配して

もう一度体重測ってくださいって

看護師さんが言ってくれたけど

全然大丈夫！

落ち着いている。

 

プレイルームまでも

よく歩けるようになったし

何より内科の先生や男の看護師さんに

色目を使って口説こうとしてるし

めっちゃ順調

 

先日外来でよく会ってた

ママ友が面会に来てくれて

旺ちゃんにプレゼント持ってきてくれた

 

「キティちゃんがなくて…」

と手渡してくれたのは…

 

 

らんまりちゃんのかわりにって

赤ちゃんシバちゃんっていう

ワンちゃんだった

 

速攻で抱きついて

チューしまくり

 

らんまりちゃんが恋しいもんね〜！

あの匂いを嗅ぎたい！

毛の襲撃にあいたい！

撫でくりまわしたい！って

ちょうど思ってたの！

 

しかもシバちゃん

よく見たらまりもに似てる

 

まりもちゃん

毛が伸び放題で

汚いモップだったんだけど

やっとカットしてもらって

可愛くなったんだぁ〜！

 

これまりも。

 

そしてこれがシバちゃん。

 

この目と鼻の配置が似ている！

 

ということでシバちゃんの名前は

“まるお”と命名

 

旺ちゃんのひーばぁちゃんが

時々まりものことまるおって間違うのが

可愛くてまるお

 

この日のまるお

旺ちゃんに溺愛される。

 

 

 

 

 

退院まであと3日。

退院は嬉しいけど

お友だちや看護師さんたちと

一緒に過ごせなくなると思うと

ちょっと寂しいな。

 

今日初めて話したママがいて

左心ちゃんのママでまだ生後3ヶ月

って言ってたかな。

バンディングをして

来週ノーウッドだと言っていた。

 

旺ちゃんのお友だちの

左心のお友だちママと一緒に

話してて

左心のおにいちゃんの

元気な姿をみて嬉しそうだった。

 

「こんなに元気になるのかな。

こんな風になったらいいな。

普通の子と変わらないように見える！」

って言っていた。

その子は2年前にフォンタンをした

当時入院がかぶっていたお友だち。

フォンタンを終えて今また新たな敵と

闘っている。

でもママはそんな話はせずに

「1番心配なときですね。

でもあっという間ですよ。」

って話を聞いてあげていた。

「気が遠くなる」

と言っていた赤ちゃんのママ。

きっと旺ちゃんのお友だちや

旺ちゃんの姿は

キラキラして見えているだろうな。

フォンタン。

いい響きだろうな。

当時の自分を思い出していた。

何度も何度も

大きくて元気に笑って走り回る

おにいちゃんやおねえちゃんたちに

旺ちゃんの未来を重ねようとするけど

うまく重ならなくて

元気なその子たちの姿から

目を背けたくなる日さえあった。

子どもの笑い声が心をえぐる日もあった。

本当にどうしようもないやろあたし

 

どうして旺ちゃんは

みんなみたいに元気にならないの？

そんな風に思ったり

不安に負けて看護師さんや先生に

やつ当たりしていたあの頃。

同室者のママと

険悪な空気になったことだって

あったなぁ〜

わかってたけどよ

あたしって普通にダメな奴やん

なんか思い出すと笑えん。

よく看護師さんや先生たち

普通に接してくれるな今でも

あたしなら嫌や

仕事だからとはいえ

仕事だと割り切って

あそこまでよくしてくれるとか

人間できてる人たちが多い！

アンド

旺ちゃんの愛されキャラが

ママンの乏しい人間性を

華麗にカバーしてくれているおかげ

かな

旺ちゃん様々やな

 

穏やかに笑っているママたちは

病気のこと理解してないんじゃないか

なんて思ったことだってあった。

それまでのそれぞれのドラマがあり

子どもの闘う姿を

真横で見てきたからこその笑顔を

当時の私は全然わかってなくて。

 

これから

つらく厳しい闘いが待っていることは

避けられない事実。

だけどその中には

たくさんの幸せが詰まっている。

きっとつらいことより

幸せだと思える日常が

散りばめられている。

皆が皆ではないけれど

そうであってほしいと心から願っている。

 

「すごく元気ですね」

って旺ちゃんが言われた。

 

本当に。

本当に。

その言葉を聞いたとき

なんやろ泣きそうになった。

こんな未来がくるなんて

あの頃の私は想像できてなかったな。

あんなにきつかったのにね

苦しかったのにね

ママは一度諦めてしまったくらい…

そんなことを微塵も感じさせない

旺ちゃんの笑顔が目の前にあって

今となっても嘘みたいな現実に

どうしても感謝してしまう。

この笑顔が

できるだけ長く続きますように。

この笑顔の前ですら

そう願わずにはいられない道のりだったな。

 

退院しても旺ちゃんの闘いは続く。

だから皆を置いてけぼりになんてしないから

場所が違うだけで

これからも一緒に頑張っていこうね！

 

旺ちゃんも負けない。

だからみんなも

どうか　負けないで。

 

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