さぬきの歴史

さぬきの歴史やお寺のことなど

古代の地方史

2019-08-01 22:30:00 | 活動報告



インターネットで注文していた古本が、神保町の本屋さんから届きました。

初めは、第2巻の「山陰・山陽・南海道」だけでよかったんだけど、
2巻だけだと、アマゾンで¥2000で、
神保町の古本屋さんだと、7巻セットで¥3240+¥350(送料)

いずれは「西海編」や「機内編」も読みたくなるだろうからと、思い切って、買ってしまいました。

夫にはナイショ、呆れられるに決まってるからね〜😅

古書なので、箱は日焼けしてて、本も少しシミがあるけど、中は新品みたいにキレイ。(読まれてないのね〜😅)

実は最近、図書館で本を借りて、必要な所はコピーしているんだけど、あまりに興味があるページが多すぎる本は、ネットで調べてみたら、意外と安い値段で売られているんです。送料の方が高い場合もあって、笑えます。

この本、定価は一冊¥3800 なんですよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天智と天武

2019-07-24 22:20:53 | 活動報告
goo blog のお題で、マンガについて書きます。


「天智と天武」
青年漫画です。😅 
この漫画の存在を知ったのは、インターネットでしたが、驚きましたね。まさか、古代の天皇の物語が漫画になっているなんて。
そして、新説ーー 
大化の改新の中臣鎌足は、百済の皇子、豊璋だった。
天武天皇(大海人皇子)は、皇極天皇と蘇我入鹿の子供だった。
蘇我入鹿は聖人で、中大兄皇子と鎌足こそ極悪人だった。

という、トンデモ(?)、いや、アリ? な設定で、既に知られている歴史の物語を紡いでいるので、歴史好きにはたまらない。

古代のことを書いている本って、言葉が小難しくて、何度読んでもなかなか頭に入ってこないのですが、漫画だと、わかりやすいし、文章だけでは伝わらない、服装や建物や景色の様子が詳細に描かれていて、そして、新説を成り立たせるために考えられた筋書きの見事なこと!
こりゃあもう、漫画というより、学術書? と感動している私です。

ところで、私の住む町、志度町には、この中臣鎌足の息子、藤原不比等が、龍に奪われた宝珠を取り返しにやってきて、土地の海女と結ばれて、その海女が命を賭けて珠を取り返し、絶命し、不比等と海女の間に生まれたのが、藤原房前だという伝説があります。
 不比等と言えば、古代日本史のスーパースターで、房前と言えば、藤原北家の始祖で、こんな伝説、ありえない! って、思っていたけれど、いろいろ歴史を調べてみたら、なくもない、と思えてしまうのが、古代史の面白いところですねえ。私たちの住む志度沖の海を、白村江の戦いの時、本当に天智天皇が船で通ったみたいだし、香川県から、大海人皇子に従って、白村江に行ったり、壬申の乱に参加した人もいたみたいなんですよ。
 それから、瀬戸内海の国々には「凡値(おおしのあたい)」という国造たちがいたんですが、「凡値」を「凡海値」と呼ぶこともあって、彼らは瀬戸内の国造として、大和政権の海運を担っていたみたいなんですが、大海人皇子って、「おおしあまのおうじ」と読まれることもあって、乳母が海人族だったから、「大海人皇子」と呼ばれたらしいということもわかっていて、大海人皇子って、海人族だったのかな、とか、古代からずっと天皇家の側で栄華を極めてきた藤原家が実は、百済人だったのかも? なんて想像するのは……楽しいですねえ。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薗子忌 6月16日

2019-06-16 23:00:03 | 活動報告

6月16日は凡園子忌だそうです。

志度寺は、625年、凡園子(おおしそのこ)尼が流れてきた霊木で十一面観音像を彫り、お堂を建てたのが開創とされています。

その薗子尼が住んでいたのが、江の口にある地蔵寺で、志度寺の奥の院と言われる由縁です。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴールデンウィーク ボランティアガイド

2019-05-07 22:35:09 | 活動報告


今年のGW(4月28日~5月6日)は志度寺でボランティアガイドを行いました。








GWとあって、たくさんの方がお参りに来ていましたが、遠方から来られた方が多く、
 一日で複数のお寺をお参りしようと、急いでいる様子で、
 じっくりガイドの話を聞こうという方はなかなかいません。

 その中で、少しでも参拝者のお役に立ちたいと、志度班のメンバー、頑張りました。
 紙芝居を持ってきたり、
 冷たいお茶を用意したり。

 一人でお寺参りをされている方などは、「写真を撮りましょうか?」と声をかけると
 「いつも一人なので、自分の写真を撮ったことがないんです」と
 とても喜んでくれました。

 この時の、笑顔だけで、「ああ、ここに来てよかった」と思えましたよ。



GW中は、いつもは見られない、五重塔内の大日如来のご開帳もあり、
 訪れた人は皆さん、たいへん喜んでいました。

 次にガイドをする時のために気づいたことを書いておきます。

 急いでいる人が多いので、要点を書いたパンフレットのようなものを作ってはどうか?
 門の外で待機していたが、お寺の中の要所、要所にいて、その場で短いガイドをしてはどうか?

 志度寺の中は木や花がいっぱいで、初めて来た人は迷子になります。(笑)
 境内の中で道案内するだけでもお役に立てそうです。

 それから、「義経ゆかりの地を巡っている」という若い女性もいました。
 「義経」と言えば、屋島や長尾寺と思いがちですが、

源平合戦は志度寺でもありましたし、
 境内には「覚阿上人霊塔」があります。

 近くには「松ヶ崎義経十二本松」もあります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする