男体山・・・梅雨の間隙遠征。噂に違わぬハードな登り
何せ限定格安フリー切符の有効期限が明日に迫っていましたので、今回も思いきって代休を貰い遠征を決め込みました。私実はもうそういう年齢なのです^^
昨日の仕事を終え例によって猛ダッシュ。登山ルックに変身して新幹線に飛び乗り、宇都宮駅前の安ホテルに前泊。本日は始発5:57の電車で日光へ。路線バスに乗り換え登山口のある中禅寺湖畔へと向かいました。
朝一最速で行動しましたが、無駄な歩きをしたり、二荒山神社で登山の受付をしたり、参拝をしたりする内に結構ないい時間になっておりました。
■記録
前夜の新幹線車中にて。日本百名山片手に夕飯
早朝の日光駅前にてバスを待つ。第一級観光地。東照宮は以前訪れたことがある。男体山は・・・雲の中
いろは坂通過中のバス。平日なので空いている
45分程で中禅寺温泉バス停着。二荒山神社前にもバス停はあるが、何となく手前から湖畔を歩いてみる
男体山頂は雲に見え隠れ。でも梅雨の最中なので上出来だ。間近で見ると迫力ある
登山口は二荒山神社境内からで開山時間は6時から17時まで。ここで参拝料(登山料)500円を納めて説明を受け、
これらのグッズを頂戴する。早速お守りを首に掛けて出発
最初は階段。修験の路はアイドリングが肝心だ
3合目まで来ると山崩れを修復するための作業道に合流。舗装歩きだが夏の木漏れ日を浴びる気持ちがいい路・・・が暑い!
再び登山道へ突入。ここ(4合目)からがこの山の核心部となる
鳥の声が生き生きしている。深いブナの急峻な斜面
最初はこんな感じだが、
徐々に岩場となり、このようなほぼ視界無しの急登が応える。しかしながら多くの人が歩いている路なので案外シッカリしていて、見た目より登りやすい感じではある
こんな仕掛けというかサポートもしっかりと
これなんぞは芸術的と言える
花は殆ど見られなかったが高度を上げるに連れコメツガの森に。疲れが癒える
今日の生き物。七色に輝くカナヘビ。逃げない
こんなデカイ鎖も登場したが、まず使うことは無いだろう
やっと八合目瀧尾神社に辿り着く。これまでずっと直線的な急登だったが、以降も一定の斜度がキープされ全く隙がない登山道
というか更に厳しさを増して行く
振り返ると、たま~にこういう景色も。ずっと樹林帯なので逆に有難味が
九合目。最後の洗礼か。階段歩きがきつい
ついに開けた。これまでのガレ場から赤砂のザレ場へ一変
もう少し。自分が今日40番目の登山者らしい。賑わってるな
頂上到着!!二荒山神社奥の宮だ。早速参拝
山頂部は案外狭く北側に切れ落ちている。岩手山のような鮮明なお鉢がある訳ではない。極めて単純な頂。意外だった
噂のステンレスの逆矛。青空が映りこんでいる
初めて岩手山を超える2486mから。でも正直そんなに標高があるとは思えない
大きな団体さんが下り静かな山頂部。それにしても暑かったな。既に1リットル近い水分を消化
なんと灰皿があった。滅多にしない山の喫煙タイム。でも2400mオーバーはさすがに立ち眩み
残念ながら遠望は効かず白根山とか女峰山、尾瀬方面は確認できない
しかしながら、この時期雨も覚悟していたので上出来である。中禅寺湖は最後までよく見えていた
岩手山で言えば七合目までのほぼ視界が効かない柳沢コース。新道に近いかな
さて復路もあるし怪しい雲も出てきたので、惜しいかなそろそろ
中略・・・八合目。本日トレランの人と2度スライドした。何でも2回登るとか。山は自然を感じながらゆっくり登のがいいな
無事下山完了。ありがとう二荒山様
レストランでカレー。最高のひと時
男体山隠れてしまったな。早目に登って良かった
折角日光まで来たので周辺観光。見た感じ8割が外国人観光客のようだ
バスの待ち時間で華厳の滝を見学。久しぶりに訪れるが相変わらず迫力満点だった
■タイム
07:43 中善寺温泉バス停
08:02 二荒山神社入口
08:05 登拝受付、参拝
08:12 二荒山神社登山口出発
08:17 一合目
08:42 三合目(作業道出合)
09:01 四合目
09:19 五合目
09:57 七合目
10:19 八合目(瀧尾神社)
10:36 九合目
10:53 男体山頂上到着
11:18 下山開始
11:39 八合目(瀧尾神社)
12:27 四合目
12:43 三合目(作業道出合)
13:01 足洗い場
13:05 二荒山神社登山口到着
※登り 2時間41分、下り 1時間47分(二荒山神社登山口)
■GPSログ
距離:10.36km、高度の上昇/下降:1282m/-1282m
■勝手に難易度指数
37+2(修験度)=39points
■感想、反省等
・その山容から岩手山のようなお鉢があると思ってました
・しかし山頂部は薄く悪い表現をするとハリボテでした
・失礼。でも山自体のスケール感あります
・森林限界が高く、開けるのは9.5合目以降です
・なので樹林帯の急登でかなり萎えます
・そんな中人を掻き分け2往復も走る人は・・・
・自分と他人を苛めているとしか
・岩場の落石、特に下り誘発注意です
・ヘルメット被って登っている人もいました
・久しぶりに熊鈴付けない登山で自然を身近に感じました
・こういう山もあるんだなという印象です
最近の「百名山」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2003年
1996年
1978年
人気記事