先週から父に電話をしていたが
マナーモードになったままで繋がらない
携帯電話を無くした
携帯電話の着信音が切れていた
携帯電話を家に置き忘れて出掛けていた
携帯電話の充電が切れていた
こんな事は、初めてでは無い
「もぉ~、またやわ!」そんな気持ちを持ちながら
ネコポスで飴ちゃんと
「携帯電話が繋がらないから電話して!」ってメッセージを送った
ヤマトの追跡問い合わせをすると「投函完了!」になってる
父からの電話を待つ
「また、電話が変やったわぁ~」って電話を期待して待つ
イライラ→ドキドキ→悪い予感
イライラの時は怒っている
ドキドキの時は「何かあった?」と不安になる
悪い予感までくると
もう、声は聴けないのかも?
えぇ~~~~~っ!それは無いわぁ。
もう、年齢的には何があっても不思議ではない
でも、あのスーパー爺さんやから心配せんでいい
こんな事をグルグル考えていた
もし電話があればいつでも出れるように
おやすみモードにせず枕元にスマホを置いて寝ていた
家の電話は、セールスや詐欺防止で10年近く前に廃止している
こんな時は、家の電話が必要だと思う
今日、父から電話があった
スマホの着信に父の名前が出た時点で
子供が迷子になって、やっと父に会えた時みたいに
半べそで
「お父さん?大丈夫なん?どうしたん?」
気持ち的には、抱き付いていた
自転車で坂道を下っていて。。気が付いたら病院やった
転んだのか?何かにぶつかったのか?記憶が無いらしい
通りがかりの大学生が警察に通報してくれたらしい
鎖骨と肋骨を骨折。
左手甲を切っていたらしく縫ってるらしくグローブみたいな手になっている
頭も打っているみたいでタンコブが出来ている
淡々と父は言うが
私は状況を想像するだけで怖いし泣けてくる
元気付ける言葉が浮かばず
「やっぱり、お父さんは運がいい!大学生の人が通報してくれて良かった。」
私の本心である
大阪では、ひき逃げが多い中、誰かが通報してくれる事がありがたいと心から思っている
父が倒れている事に誰も気付いてくれなかったら命を落としていたかもしれない
先日、電車に乗る時
階段を降りていると高齢の女性が
片手に大きなカバンを持って、片手でキャリーカートを重そうに持っていたので
「お手伝いしましょうか?荷物を持ちます」って声を掛けて
キャリーカートを持って一緒に階段を降りた
4つ先の駅まで隣の席に座って、色々お話を聞いていた
別れ際に、高齢の女性は、何度も何度も頭を下げて
「助かりました。ありがとうございました」と言ってくれた
当たり前の事をしただけなのに、かえって恐縮した
最近は、高齢の方でもうっかり声を掛けると
「大丈夫です!」と怪訝そうな顔をする人もいる
割と、声を掛けるのも難しいし、勇気が必要でもある
何かで、困っている人に「大丈夫ですか?」って声掛けをすると
反射的に「大丈夫です」と答える人が多いので
困っていそうな人には
「お手伝いしましょうか?」
「何か、お困りですか?」と声を掛けるのが良いって書いていた
これは、確かに納得できる声掛けの言葉だと思う
コロナ禍で、マスクをするし、人と距離を取る、必要以上に会話しない。。
そんな事が日常で当たり前になってしまっているが
困っていそうな人に声掛けする事は忘れてはいけないと痛感した
父は「運が良かったら、ケガせんやろ!」
と冷静な事を言って笑わせてくれた
お口は元気そうだ
生きていてくれて良かった
ちょっと入院は長引きそうだ