長崎県佐世保市、妊活子宮整体"お日さまの家"の助産師山田です。
今回は夫婦の性のお話。
膣ケアは必ず個別でしてます。
性生活の話しになることも多く、お友だちとの受講だと本音の部分が見えてこないのです。
こちらから、そのことについて質問することはないのですが、性生活について悩みがあることを自然と話されます。
今回はブログに書くことを承諾して下さった
Aさんについて書きます。
このことにあたりAさんは、
「似たような思いで悩まれている方の役に立てたら、、、私が誰にも話せなくて辛かったから、辛いことが分かってるから、書いて下さい。」
と言って下さいました。
Aさんは、ご結婚前から旦那さんと性の価値観が違うことを認識されてました。
Aさんの旦那さんは、いわゆる草食系。
だから、そんなことしなくても愛の確認は出来てると思われてます。
家庭をしっかり守ってくれる
優しい、優しい旦那さんです。
結婚当初、こう思われてたそうです。
一生この人なんだよな、、、
自分がしたくても出来ないんだよな、、、と。
お子さんは授かられましたが、旦那さん的考えは『一人いるんだから、次はそこまで真剣に頑張らなくてもいいんじゃない?』
Aさんは子どもが欲しい、けど旦那さんはそのような考え。
とても、悩まれてました。
月1のタイミングもあるかないか。
そしてかつてあった性欲も、自分にはもう無いものとして思うようにされてました。
そう思わないと、浮気してしまうかもしれないから。
性欲があることを、旦那さんに良く思ってもらえないかもしれないから。
やっとあるタイミングの時も、
『今回で赤ちゃんできるかな』と、
氣持ち良さは二の次。
今回は射精してもらえるかな。
氣持ち良くない。
赤ちゃん欲しいから、
この行為があるだけで充分なんだよな。
夫は仕方なくしているかも。
夫にプレッシャーを与えているかも。
子どもが出来たら、する理由もなくなってしまうのかな。
結婚前は自然に求めて、感じることもあったのに。。。
私の性欲、無くなっちゃった方が楽なのに。。。
こんな思い、今まで誰にも話せず、
自分がおかしいかもと思うこともあったそうです。
そんな自分を保つため、
その悩みについて
見ないようにされてました。
私には性欲はありません、と
自分に言い聞かせてありました。
サロンには、授かりたい思いで来て下さってました。
膣ケアも、自分のお悩みを打ち明ける機会になるとは思ってありませんでした。
膣ケアについてお話すると、今まで見ようとしなかった性の部分を直視されたんです。
女性にとって性器を見たり、膣を触ったりすることは健康面からみても、とても必要なことであり、不潔なものではないということ。
女性に性欲があることは当然のこと。
女性として生まれてきたのだから、氣持ちよく感じることは全くおかしなことではないこと。
自分で氣持ちよくなることも必要なことで、
決して汚らわしい行為ではないこと。
そして、夫婦生活の時は頭ではなく身体で感じてほしいこと。
などをお伝えしました。
それからしばらく経ったある日、
涙されながら話して下さいました。
『あれから、私の性に対する考え方がガラリと変わったんです。性のことを考えるのは、決してタブーなことではないと府に落ちたんです。
そして、夫とする機会があったんですが、結婚してこんなに氣持ち良いと思ったことが無いくらい氣持ち良くて。
そして、私はこんなに夫のことが好きなんだなって思ったんです。
とっても、とっても幸せな氣分がずっと続くんです。今も。
こんな氣持ちになれた自分が
嬉しくて、嬉しくて。。。
そして、私には性欲があるっていうことを認めました。』
私もこんな素晴らしいご報告を聞けるとは思ってもいませんでした。
膣ケアで話したことを素直に受け止めて下さって、実践されたAさんのスゴさに感動しました。
人は変わりたい、ではなく、
変わろうと思った瞬間に、
変わるための流れになります。
Aさんの人生に
このような形で関わることが出来たこと、
Aさんの本当に嬉しそうな笑顔を見ることが出来たこと、
開業してよかったです(T^T)☆
Aさん、貴重なお話とブログの承諾
心から感謝します。
ありがとうございます。
お日さまの家 佐世保
ohisamanoie@docomo.ne.jp