長崎佐世保市お日さまの家
助産師妊娠バースプランナーの大山智子です。
体外受精(授精)で受精卵を子宮に戻した後
妊娠判定までの約2週間は
期待と不安を感じる、特別な期間だと思います。
この過程に至るまでに
たくさんの時間と費用がかかり
時間指定のお薬管理の手間と
採卵や自己注射の痛みと
診察台での羞恥心などを経験します。
たがらこそ
『ここまでしたのだから、、、』
そう思ってしまうのも当然のことと思います。
妊娠判定で陽性だった場合は
報われた!と思います。
でも陰性だった場合
何とも言えない、やるせない思いと
やり場のない悲しみを感じます。。。
ここまでしたのに、、、
それが何回も重ねた結果なら
なおさらです。
でも、あるお客様がこう話されました。
『受精卵の命と引き換えに
私はすごいことを学ばせてもらった。』と。
この過程を辿らなかったなら
決して氣付くことのない学びだったと。
そのお話しを聞いて
子どもを通じての学びと氣付き
目には見えない受精卵からの学びと氣付きは
同じ深さに近いのではないかと感じました。
体外受精で陰性だった方と
これまでたくさんお会いしてきました。
その皆さま全ての方が
あっという間に、意識が高く深くなられます。
とにかく
氣付かれる早さがすごいんです。
目には見えない赤ちゃんたちも
ママの幸せのために
一生懸命サポートしているんだと
心から思ったのでした。
助産師 妊娠バースプランナー 大山智子