長崎県佐世保市お日さまのいえ 大山です(*´-`)
今の日本で
生後28日までの赤ちゃんが
亡くなる数は0.8/1000人。
届け出がされるようになった
明治33年頃では77/1000人。
今の96倍以上の赤ちゃんが
命を落とされてました。
昔は、どんな気持ちで
お産を迎えられていたのでしょうか。
母子ともに、無事で
出産を終えられることは
今以上に、何とも有難いこと
だったはずです。
子どもが生きていること自体が奇跡で
素晴らしいことだと
皆が思われていたはずです。
自宅分娩が主流ですので
ご家族は、出産は命がけなんだと
知ることも出来ていたでしょう。
☆☆☆
現在では、生活水準や医療技術も高くなり
赤ちゃんやお母さんが亡くなるケースは
かなり、少なくなりました。
そのことで、どこか私たちは
"命があって当たり前だ"と
思ってしまってる、、、かもしれません。
更にこの状況で
家族の立ち会い分娩が少なくなっています。
奥さんが、命をかけて産んだことを
旦那さんは経験することが出来ません。
奥さんの命があって当たり前だ、と
思ってしまってるのかもしれません。
☆☆☆
昔は感情的に赤ちゃんを
あやめてしまうことは
あったのでしょうか。。。
今の日本では
生を受けて生まれた赤ちゃんを○○
のニュースが後を絶ちません。
目の前にある命は
当たり前では、ないんです。
命に順番も、ないんです。
でも、必ず、その順番はまわってくるんです。
そうだとしたなら
自分自身と、大切な方と
どう向き合って、どう過ごしたら
悔いが残らないのか、と考えます。
特に感情的になってるとき程
そのことを忘れます。
次の瞬間も
命があって当たり前だ、なんてことは
絶対にありません。
☆☆☆
先日、待望の待望の赤ちゃんを
母子ともに無事に出産されました。
ブログを書いている今
10年赤ちゃんを待たれたお客さまが
出産真っ最中です。
心から、心から、母子ともにご無事で
出産を終えられることを、願っています。
助産師 妊娠バースプランナー
大山智子