佐世保☆お日さまの家☆店主のつぶやき

日々感じたことを思いのまま綴ってます。

赤ちゃんやママの命に対して思うこと

2021年10月18日 22時52分57秒 | 出産
長崎県佐世保市お日さまのいえ 大山です(*´-`)

今の日本で
生後28日までの赤ちゃんが
亡くなる数は0.8/1000人。

届け出がされるようになった
明治33年頃では77/1000人。

今の96倍以上の赤ちゃんが
命を落とされてました。



昔は、どんな気持ちで
お産を迎えられていたのでしょうか。

母子ともに、無事で
出産を終えられることは
今以上に、何とも有難いこと
だったはずです。

子どもが生きていること自体が奇跡で
素晴らしいことだと
皆が思われていたはずです。

自宅分娩が主流ですので
ご家族は、出産は命がけなんだと
知ることも出来ていたでしょう。

☆☆☆

現在では、生活水準や医療技術も高くなり
赤ちゃんやお母さんが亡くなるケースは
かなり、少なくなりました。

そのことで、どこか私たちは
"命があって当たり前だ"と
思ってしまってる、、、かもしれません。

更にこの状況で
家族の立ち会い分娩が少なくなっています。

奥さんが、命をかけて産んだことを
旦那さんは経験することが出来ません。

奥さんの命があって当たり前だ、と
思ってしまってるのかもしれません。

☆☆☆

昔は感情的に赤ちゃんを
あやめてしまうことは
あったのでしょうか。。。

今の日本では
生を受けて生まれた赤ちゃんを○○
のニュースが後を絶ちません。


目の前にある命は
当たり前では、ないんです。

命に順番も、ないんです。

でも、必ず、その順番はまわってくるんです。


そうだとしたなら
自分自身と、大切な方と
どう向き合って、どう過ごしたら
悔いが残らないのか、と考えます。

特に感情的になってるとき程
そのことを忘れます。


次の瞬間も
命があって当たり前だ、なんてことは
絶対にありません。


☆☆☆

先日、待望の待望の赤ちゃんを
母子ともに無事に出産されました。


ブログを書いている今
10年赤ちゃんを待たれたお客さまが
出産真っ最中です。


心から、心から、母子ともにご無事で
出産を終えられることを、願っています。



助産師 妊娠バースプランナー
大山智子