「お前の手足についた、その鎖は絶対に外せない。もがけばもがくほど、締めつけるようになっている。このまま死んでしまえー！」
と言われているがごとく、
今朝も体が動かない。
いや朝は確かに目覚めた。
散歩でもしようかな、
でも外はまだ暗いし、
寒そうだなあ、
なんて思っているうちに
寝た。
ほんと自分が嫌になる。
休職前はそれでも朝は動けた。
しかし休みが続くうちに
だんだん動けなくなってきた。
もがけばもがくほど
体が押さえつけられて動けなくなる。
そうなると人は諦めて無抵抗になる。
今朝、こんな夢をみた。
豪華なホテル。
20畳ほどの部屋が
少なくても３つはあり、
ピアノも設置されている。
外の様子を見ようと部屋を出て見る。
あちこちにドレスを着た女性が
歩いている。
ピアノの音が聴こえる。
誰かが弾いているらしい。
そのうち迷子になる。
今どこにいるかわからない。
案内表示にしたがって歩くと、
突然、昔の上司から声をかけられる。
いつの間にか社内旅行と化し、
他の社員と一緒にエレベーターに
連れ込まれる。
私の豪華な部屋はどこー！
で、目覚める。ほんと嫌な夢。
昼になった。動けるようになったので、少し散歩する。
秋空が綺麗だ。
いつまでこんな日が続くんだろうか。
ただ日中は元気だ。
それが悲しい。
