星川航空パイロットにして、自称SF作家。江戸川由利子、戸川一平とともに、怪獣や不思議な事件に遭遇、その謎を追う。
もちろん
「ウルトラQ」(1966年円谷プロ)の設定である。
ここでウルトラQの人気を不動のものにした「怪獣」と関わる万城目の姿を観てみる。
○放送回27話「206便消滅す」
異次元空間に旅客機ごと巻き込まれた万城目。管制塔に連絡「ここはどこです」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/cb/fd9e82fd3c431c549c6f4a6ff0537238.jpg?1604131908)
管制塔にいた一の谷博士「東京の上空だよ」万城目「とんでもない。少なくても極地です。巨大なアザラシが住むところです」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/35/e44518a3aba23639a6061046e570483e.jpg?1604132050)
アザラシ違う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/a8/ed5baf42e80e79b69a9894f9a5e7c1fd.jpg?1604131986)
アザラシ
この怪獣の名前は「トドラ」。少なくてもトド、もしくは牙を生やしているのでセイウチだろう。
この怪獣はオリジナルではなく流用で、元々東宝映画「妖星ゴラス」(1962)にでてきた怪獣、
その名は「マグマ」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/f4/cdec88644328de084ca6220e7687e353.jpg?1604292511)
やはりセイウチか。
いずれにしてもSFには造型が深くても動物の知識は弱いようだ。
って、ただこのネタがやりたかっただけだけど。
でも
終了。
とする前に一応、他の話も観てみる。
○放送回11話「バルンガ」より。
セスナ機の中にいた、まだ小さい怪獣「バルンガ」を見つめる三人。
万城目「確かに生き物だな」
由利子「フウセンムシかしら?」
万城目「フウセンムシ?」
由利子「うん」
万城目「そんなムシいるのかい?」
由利子「さあー」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/e2/8aa045788c7960e626b420730616ea2a.jpg?1604132132)
由利子に「いる」と言われたら、万城目は信じかねない勢いである。
ちなみに「風船虫」の別名を持つ「コミズムシ」という生き物は実在する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/a9/319a0fece42b7c93a99a1aee155ff7fa.jpg?1604132186)
コミズムシ
巨大生物はさらに万城目に襲いかかる。
○放送回9話「クモ男爵」より
パーティの帰り怪しい屋敷に迷い込んだ一行。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/08/db5f152bb1ed8b98c113b4c42c45170b.jpg?1604132239)
万城目「大きなクモがいたんだ!」
由利子「もうその手には乗らないから」
全員集合の志村けんさん状態の万城目。
しかしクモは一行全員に襲いかかり、万城目の目撃談は現実のものになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/30/efb27a6851c17cfefb9e3fed2f1a6cff.jpg?1604132296)
良かったね(笑)
って良くないか。
放送回第8話「甘い蜜の恐怖」
ハニーゼリオンの影響で巨大化したモグラ。人呼んで怪獣モングラー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/39/e89381154ffa8bd7d0511fc4573110a0.jpg?1604132344)
ただのデカいモグラ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/16/66bb17e17d4c7ce0c66d0452dce40916.jpg?1604132418)
この場合は研究員からの説明があったので、万城目は特に反応はない。
まあ誰が見てもモグラだし。
(注意)これらは、
あくまでネタとして書いています。
決して「ウルトラQ」や、
「万城目淳」
及び「佐原健二さん」を
ディスっている訳ではありません
ので誤解のないよう
よろしくお願いします。
熱心なファンが多い作品ですので。
ふざけて書いたが、作品自体のクオリティーは高く、申し分のない出来である。
ところで
これを書くにあたって総天然色Blu-rayを見直したけど、
ディスクレーベルにもケースにも解説書にも、どの話がディスク何枚目のチャプター第何番、とか書いてないのね。まあディスクを再生すれば、メニュー画面は出るけど。
作品はディスク1枚目から放送回順に収録されており、レーベルやケースに描かれる怪獣等のイラスト、解説書とを付け合わせてみれば、確かにわかるが、それは放送日程が頭に入っている人の話である。
「ウルトラQを観るなら放送順番位わかってて当然だろ」
「そもそもウルトラQは一話完結で元々順番なんてない。本放送順番はTBSで決めたんだ」
「それ位、検索しろ」
とか古参のマニアが騒ぎそうだなあ。
だから特オタは嫌われるんだよ。
若い特撮ファンの皆様、
もしこのような事を言うシニアの特撮マニア(特オタ)がいらっしゃいましたら容赦なく言い返してあげてください。
「貴方はプリキュアの名前を
全部いえますか?」
(ちなみに私は言えない)
言えたらすごいけど。