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うつ病社員のもろもろの話

怪獣と万城目淳

万城目淳(演:佐原健二さん)

星川航空パイロットにして、自称SF作家。江戸川由利子、戸川一平とともに、怪獣や不思議な事件に遭遇、その謎を追う。

もちろん
「ウルトラQ」(1966年円谷プロ)の設定である。

ここでウルトラQの人気を不動のものにした「怪獣」と関わる万城目の姿を観てみる。

○放送回27話「206便消滅す」
異次元空間に旅客機ごと巻き込まれた万城目。管制塔に連絡「ここはどこです」


管制塔にいた一の谷博士「東京の上空だよ」万城目「とんでもない。少なくても極地です。巨大なアザラシが住むところです」



アザラシ違う。


アザラシ

この怪獣の名前は「トドラ」。少なくてもトド、もしくは牙を生やしているのでセイウチだろう。

この怪獣はオリジナルではなく流用で、元々東宝映画「妖星ゴラス」(1962)にでてきた怪獣、

その名は「マグマ」。

やはりセイウチか。

いずれにしてもSFには造型が深くても動物の知識は弱いようだ。

って、ただこのネタがやりたかっただけだけど。

でも
終了。

とする前に一応、他の話も観てみる。

○放送回11話「バルンガ」より。
セスナ機の中にいた、まだ小さい怪獣「バルンガ」を見つめる三人。
万城目「確かに生き物だな」
由利子「フウセンムシかしら?」
万城目「フウセンムシ?」
由利子「うん」
万城目そんなムシいるのかい?
由利子「さあー」



由利子に「いる」と言われたら、万城目は信じかねない勢いである。

ちなみに「風船虫」の別名を持つ「コミズムシ」という生き物は実在する。

コミズムシ

巨大生物はさらに万城目に襲いかかる。

○放送回9話「クモ男爵」より
パーティの帰り怪しい屋敷に迷い込んだ一行。

万城目「大きなクモがいたんだ!
由利子「もうその手には乗らないから」

全員集合の志村けんさん状態の万城目。

しかしクモは一行全員に襲いかかり、万城目の目撃談は現実のものになる。

良かったね(笑)
って良くないか。

放送回第8話「甘い蜜の恐怖」
ハニーゼリオンの影響で巨大化したモグラ。人呼んで怪獣モングラー。

ただのデカいモグラ。

この場合は研究員からの説明があったので、万城目は特に反応はない。
まあ誰が見てもモグラだし。

(注意)これらは、
あくまでネタとして書いています。
決して「ウルトラQ」や、
「万城目淳」
及び「佐原健二さん」を
ディスっている訳ではありません
ので誤解のないよう
よろしくお願いします。

熱心なファンが多い作品ですので。

ふざけて書いたが、作品自体のクオリティーは高く、申し分のない出来である。

ところで
これを書くにあたって総天然色Blu-rayを見直したけど、

ディスクレーベルにもケースにも解説書にも、どの話がディスク何枚目のチャプター第何番、とか書いてないのね。まあディスクを再生すれば、メニュー画面は出るけど。

作品はディスク1枚目から放送回順に収録されており、レーベルやケースに描かれる怪獣等のイラスト、解説書とを付け合わせてみれば、確かにわかるが、それは放送日程が頭に入っている人の話である。

「ウルトラQを観るなら放送順番位わかってて当然だろ」

「そもそもウルトラQは一話完結で元々順番なんてない。本放送順番はTBSで決めたんだ」

「それ位、検索しろ」

とか古参のマニアが騒ぎそうだなあ。
だから特オタは嫌われるんだよ。

若い特撮ファンの皆様、

もしこのような事を言うシニアの特撮マニア(特オタ)がいらっしゃいましたら容赦なく言い返してあげてください。

「貴方はプリキュアの名前を
全部いえますか?」
(ちなみに私は言えない)

言えたらすごいけど。





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