白鵬、ヒヤリ！ 栃煌山に辛勝し横綱の意地の二連勝

かなり危なかったね。
あそこまで行ったら栃煌山が勝ったかと思いきやくるりと体を交わしてなんとか勝った。

栃煌山、せっかく左上手を取って、投げをうって、腕一本で送り出し行けるか、と思いきや白鵬が徳俵で残り、若干勢い余った栃煌山を逆に出す、というね。

あそこで押しきれなかった、送り切れなかった、というよりあそこで足、身体を残す白鵬は伊達に横綱じゃない。

横綱だからこそ負けそうなところで負けない。横綱の面目を保った白鵬の勝ちだね。

辛勝でも勝ちは勝ち。

原辰徳監督も、高須クリニック院長夫妻も大相撲初場所二日目を観戦

高須克弥院長と妻の西原理恵子は最前列だからかなり目立ったけど、
辰っちゃんは分からなかったね。

しかも、稀勢の里が負けたからお得意のちょい涙目の原辰徳。まるで巨人がボロ負けしてるみたいな表情だよね。

こうした砂かぶりの面々を見つけるのも大相撲の楽しみの一つ。

田子ノ浦親方、二連敗の稀勢の里の進退について「まだそんなんは話してない」

え！？
まだやるの？

まだ話してない、じゃなくて、
その(進退の)話をするのは今でしょ？？？

明日もまた苦い顔をしながら土俵入りをしたり、溜まりで出番を待っているのかな？

あれかな、
途中までは悪くないから
「まだまだ出来る！」って思っているのかな？

栃煌山も二連敗してるだけに明日は勝ちたいって思ってるだろうし、今日の対白鵬戦なんか白鵬でさえかなり危なっかしい勝ち方をしていたし。稀勢の里、そんなに粘れるの？
明らかにダメそうじゃん。

毎日が「負けたら即引退スペシャル」気分。

あの時の橋本慎也と稀勢の里がダブって見える……

稀勢の里！！！！！！！！！

「いだてん」第2話 感想

今回は主人公の一人、金栗四三の幼少から少年期を軸にした展開。
これに古今亭志ん生の少年期も並走させ、常に群像的に見せている。

さらにこの金栗四三の幼少期に加納治五郎との僅かながらの接点もある。四三の幼少期のエピソードの一つだが、ここで加納治五郎を出したのは大きい。

こうした中で、
四三が幼い頃は病弱で他の子供たちにも遅れをとっていたが、
たまたま見たお産の時の「すーすー、はぁ、はぁ」の呼吸法を自然と学び、自分のものにし、田舎道を常に走る環境にも耐えうる身体を作った。つまり、ここが金栗四三の原点なんだね。

そして少年期の志ん生が追われて走って偶然見つけた落語との出会いも興味深い。

いわば、この第2話こそ本来のドラマの第1話に当たるドラマでありながら第2話に持って来ている。

田口トモロヲ、中村獅童、綾瀬はるか、大竹しのぶの豪華なキャストはいまさら言うに及ばずかもしれないが、明治のレディーを演じた綾瀬はるかに関してはドンピシャリなキャスティング。明治・大正の古風な日本女学生は少し後の時代ならまさしく「はいからさんがとおる」そのものである。

次回の四三少年の立身出世編的な第3話も非常に楽しみだ。

北勝富士、豪栄道も破り二連勝でスタート

見事だった！
豪栄道のパワーの相撲に耐え、逆に押し返して押し返して、押し出す！

何気に埼玉栄高校出身同士の取り組みを制した北勝富士。これ、負けた豪栄道がヤバいんじゃなくて、勝った北勝富士が凄い。

豪栄道、貴景勝に続く埼玉栄高校出身力士第三の男、北勝富士！
今場所注目かな。