こんにちは、岡正人です。
世界の侵略的外来種ワースト100という国際自然保護連合の種の保全委員会が定めた、本来の生育。生息地以外に侵入した外来種の中で特に生態系や人間活動への影響が大きい生物のリストがあります。
日本でも侵略的外来種ワースト100という日本生態学会が定めたリストがあり、ノネコ、つまりイエネコが野生化した群も世界ワースト100に入るそうでそれには驚きました。日本には884年に渡来していて古くから住み着いている猫ですが、全国で大量の遺棄が発生し、対応が追いつかないため駆除や処分が推進されても減少に至らないそうです。
ノネコが増殖するせいで小動物・鳥類を好んで捕食し、動物相に深刻な変化を与えているそうです。他にも意外だなと思ったのは、ヤギ。ヤギは1930年代以降に家畜として離島に移入されたものが過疎化や逸出などによる畜産放棄によって野生化しているそうで小笠原諸島や沖縄諸島など、島全体の植物相を崩壊させるほどの食害を引き起こし、表土流出によるサンゴ礁破壊や漁場汚染を招いているそうです。
鳥類ではよく見かける鳩。あれはドバトというものであれもワースト100に選出されています。爬虫類はやはりカミツキガメ、ウシガエル、魚類でもブルーギルが有名です。ペットとして持ち込まれて遺棄されるパターンも多いようなのでそういう人が少なくならない限りこういった動物がもっと増えていくなと思いました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます