ブログのタイトルが、このブログを始めた頃に戻りました。
気付いてくれた方はいるのかしらん?
そんな小さな小さな出来事なんてどうでも良いかしらん?
そうなんです。
このブログはあれだけお酒好きな自分が禁酒生活を行うと、日頃の生活がどれだけ変わるのか記録に残そうと始めたブログだったんです。
その切欠は首のリンパに転移した腫瘍を小さくする為に行った放射線治療。
放射線は患部を焼き切るために行われる措置で、患部もろとも正常な組織も焼き切ってくれます。
その為に、正常な組織が残ったとしても当面は火傷状態。
だからその火傷が治るまでの間は、お酒などを直接患部に当てては駄目なんですね。
今回の患部は左の肺。
空気の出入り口を塞ぐように転移した腫瘍が大きくなっています。
このままでは肺が塞がれるのを待つばかり。
そこで再度放射線治療が行われる事となりました。
最初に主治医から放射線の説明を受けます。
もちろん、またしても禁酒をする事を念押し。
腫瘍が小さくなって、また肺が元気になったらカラオケ行くぞ~と治療に張り切る自分。
けれど、そんな自分に衝撃のひと言が・・・
もうカラオケに行っても、今まで通りは歌えないから。
へ?
腫瘍が小さくなれば、いま出ている咳も止まって、また気持ちよく歌えるようになるんじゃ無いんですか?
見慣れた治療室との再会。
この無機質な感じが良くないよね。
ここに来る患者はみんな精神的にも追い込まれているから、この空気で更に落ち込むと思うよ。
今日初めて知った事実。
患部に放射線を当てると、その当てた部分の組織は全て死んでしまうこと。
つまりそれは、治療が終わったら肺の3分の1を失うという事実なのでした。
そうかぁ・・・
もう激しい運動は絶対に出来なくなるんだなぁ。
カラオケも駄目かぁ。
覚悟を決めた自分と、まだまだ人生を楽しもうと思う自分。
その両者が頭の中で入り乱れる1日となりました。
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