okinatchiの四次元徘徊記

 毎日の出来事を書き綴ります。

8月6日

2016-08-06 17:32:24 | 日記
  8月6日 午前6時の気温は27℃であった。今日は昭和20年8月6日に広島へ原子爆弾が投下されてから21年めの8月6日である。一瞬にして広島が焦土と化した日の日本のラジオではアメリカ軍が新型爆弾を広島に落とした、とか、熱線爆弾を広島に落とした、などと報じていたが、一瞬にして広島が焦土と化したなどとは報じられなかった。

 広島に原子爆弾が落とされてから数日後の新聞中に数行の記事として、仁科博士が広島に投下された爆弾が原子爆弾であった、と話したことが ひっそりと掲載されていたのだった。広島が一瞬にして焦土と化したという情報はその後ひそやかに人から人に伝わっていったことを覚えている。

 当時、旧制中学校4年生の私は学徒動員により飛行機制作工場で大日本帝国海軍の夜間爆撃機銀河の左主翼のフラップの組み立て作業に従事していたが、放射能の怖ろしさなどを知らなかったので、原子爆弾ときいても小さいころに少年倶楽部という雑誌に紹介されていたマッチ箱程のおおきさの爆弾で一つの都市が吹っ飛ぶような爆弾であると書かれていた小さな記事を思いだしただけだったが、大東亜戦争が終わってからの各国による原子爆弾、水素爆弾などの空中での爆発実験による放射能被害が大きく報じられて以来の原爆についての多くの情報によって、原爆などは破棄されなければならない、と思うにいたっている。

 お昼前に歩いたりバスに乗ったりしながら、新宿駅の南口近くのTe寺の墓地に行って、自分の墓の様子を見てから、東急ハンズで冷房のための部屋の仕切りに使用するビニール幕を買って午後2時過ぎに家に戻ってきた。夕方まではTV映像う眺めながらすごした。

 ブラジルのリオデジャネイロで始まったオリンピックの開会式の様子をTV映像でみて、その華やかさに吃驚仰天した。

 リオ五輪 開会式に 吃驚し  徘(徊)人 okinatchi