選択

2005-05-15 | 徒然 気づき ひとりごと
前職の同期に待望の子供ができたとの連絡があった。彼女は昔から子供好きだった。とても優秀な人だったが、結婚してすぐに仕事を辞めた。もう5年くらい前になるのかな。

彼女はずっと子供がほしくて病院にも通っていた。一昨年私が病気で大学病院に通院してたときにも、そういった人たちがたくさんいたっけ。ご夫婦ともども、想像できないくらい大変な思いもたくさんしただろうけど、本当によかったと思う。

高校のときの部活の同級生は10人のうち、7人が結婚していて6人が母親になっている。大学時代の友人も、昨年一気に3人が母親になった。前職の同期十数人のうち独身なのは2人くらいかな。昔みたいに、なかなか気軽に会えなくなってきている。

世の中には働く母親の事例も増えてきているけれど、改めて思い巡らしてみると、この中には、自営業以外で子供を産んで仕事を続けている人はひとりもいない。

みんな、いろんな場面でいろんな選択をしてきたんだろうなあ。

何かを選ぶためには何かをあきらめなくてはならないのか。あれもこれも手に入れようとしてたら、何も手に入らないのだろうか。

「トレードオフ」って言うけれど、どちらかをあきらめるのではなく、どうしたら両方できるかをまず考えよう、とアドバイスしてくれた恩師の言葉を思い出した。

とはいえ、1日24時間というのはみんなに平等なこと。その貴重な時間を私のために使ってくれる人に感謝しよう。

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