先ほどのドラマの話。
上京して最初の仕事が厨房ではなくホールでの接客。どこかくさって、頭ではちゃんとやらなくてはいけないとわかりながら失敗の連続。料理人になりたい、料理をつくりたい、と語る主人公に、職場の上司がこんなことを言います。
「仕事している人間は、みんな、何か満たされない思いを抱えながら働いているんだ。それでもみんな投げ出さずに働いている。働いて金をもらうとはそういうことだ。目の前のことに一生懸命になれないやつに夢を語る資格なんかない。」
夢を語って、目の前のことをやらない(できない)ことの言い訳をして、ここは自分がいるべき場所ではないから転職したい、という人、います。
確かに、貴重な時間を費やすのだから、早く見切りをつけることも大切。
でも、できないのに最初からやりたい、と言っているだけでそのための努力を何もしなかったり、遠くの目標にばかり目を奪われて「いま」の出来事への意味づけができなかったりしていて、結局チャンスがつかめないままの方にもよくお目にかかります。
「やるべき」とか世の中的な価値基準でやることを決めるのではなく、「やりたい」仕事をやると力が出て結果にもつながるしハッピー、というのは本当にそうです。
一方で、自己認識の甘さや、どこか最短距離で効率性だけを追い求めている結果、なりたい自分になかなか近づけないこともあります。
「やりたい」ことをやるには、「やりたい」ことだけをやっているだけではだめで、「やるべき」ことをちゃんと積み重ねてこそ「やりたい」ことができるようになる。個人でも企業でも同じ。
どれだけ謙虚になれるか、自分なりに自分の仕事に意味づけができるか、が分かれ目なのでしょうか。
上京して最初の仕事が厨房ではなくホールでの接客。どこかくさって、頭ではちゃんとやらなくてはいけないとわかりながら失敗の連続。料理人になりたい、料理をつくりたい、と語る主人公に、職場の上司がこんなことを言います。
「仕事している人間は、みんな、何か満たされない思いを抱えながら働いているんだ。それでもみんな投げ出さずに働いている。働いて金をもらうとはそういうことだ。目の前のことに一生懸命になれないやつに夢を語る資格なんかない。」
夢を語って、目の前のことをやらない(できない)ことの言い訳をして、ここは自分がいるべき場所ではないから転職したい、という人、います。
確かに、貴重な時間を費やすのだから、早く見切りをつけることも大切。
でも、できないのに最初からやりたい、と言っているだけでそのための努力を何もしなかったり、遠くの目標にばかり目を奪われて「いま」の出来事への意味づけができなかったりしていて、結局チャンスがつかめないままの方にもよくお目にかかります。
「やるべき」とか世の中的な価値基準でやることを決めるのではなく、「やりたい」仕事をやると力が出て結果にもつながるしハッピー、というのは本当にそうです。
一方で、自己認識の甘さや、どこか最短距離で効率性だけを追い求めている結果、なりたい自分になかなか近づけないこともあります。
「やりたい」ことをやるには、「やりたい」ことだけをやっているだけではだめで、「やるべき」ことをちゃんと積み重ねてこそ「やりたい」ことができるようになる。個人でも企業でも同じ。
どれだけ謙虚になれるか、自分なりに自分の仕事に意味づけができるか、が分かれ目なのでしょうか。