book234 2023-06-15 | 読書 4月24日(月) 「吾妹子哀し」<わぎもこかなし>(青山光二著) 少しずつ壊れてゆく痴呆症の妻。夫の老作家を支える、かけがえのない恋慕の記憶。哀しくもときにユーモラスな介護生活に、若き日の熱烈な恋愛の記憶が輝きをもって立ち現れる-。川端康成文学賞受賞の表題作と続編を収録。 本作で第29回川端康成文学賞を受賞。当時青山は90歳。史上最高齢での受賞でした。高齢の夫と認知症で記憶を . . . 本文を読む