2月8日(金) 「ある男」(木内 昇著)
以前読んだ作家の作品を見てて読んでみたくなる
南部尾去沢銅山を食い物にする井上馨に直談判を企てる金工の男、岩倉具視暗殺事件の処理に暗躍した肥前出身の警察官、 会津の民のために奔走した元京都見廻り組の男、国会開設を檄文で訴える岡山の隠れた俊才……。 薩摩・長州が牛耳る明治中央政府のひずみに . . . 本文を読む
1月16日(水) 「すぐ死ぬんだから」(内館 牧子著)
『終わった人』でサラリーマンの定年後の人生に光を当てた著者が放つ新「終活」小説!
78歳の忍(おし)ハナは夫岩造と東京の麻布で営んでいた酒店を息子雪男に譲り、近所で隠居生活をしている。年を取ることは退化であり、人間60代以上になったら実年齢に見られない努力をするべきだ、という信条を持つハナは美しさと若さを保っており . . . 本文を読む