1月4日(日) 「あの夏の子供たち」
自ら命を絶ってしまった父親の死に戸惑いながらも、その悲しみを乗り越えようとする家族の再出発をみずみずしい映像美で紡ぐ人間ドラマ。本作が長編2作目となるミア・ハンセン=ラヴ監督が、尊敬する映画プロデューサーの自殺という経験を基に人生の光と影を繊細に描き、第62回カンヌ国際映画祭ある視点部門審査員特別賞に輝いた。また、日々映画製作に追われるスタ . . . 本文を読む
1月20日(火) 「そして、星の輝く夜がくる」(真山仁著)
被災地の子供が心の奥に抱える苦しみと向かい合う「わがんね新聞」、福島原子力発電所に勤める父親を持つ転校生を描いた「“ゲンパツ”が来た!」、学校からの避難の最中に教え子を亡くした教師の苦悩と語られなかった真実を描いた「さくら」、ボランティアと地元の人たちとの軋轢を描 . . . 本文を読む