いつものクラツリ[バス旅]のように[末広]に車を停め、春日井駅近くの愛知銀行前に 09:40 に到着
高蔵寺で客を乗せたバスは予定時間(08:50)より早く到着 待っていた参加者が乗り込むと時間前に出発しました
途中、小牧駅で2人を乗せ(総員38名)小牧IC(10:20) から名神高速にのり大阪に向かって走りました
昨日の雨で PH2.5 はきれいに洗い流されたようになり澄み切った空気の向こうには鈴鹿の山や雪をかぶった伊吹が間近に見えています
養老SA でのトイレ休憩の間に昼食用の弁当が積み込まれ、走行中に車内で自由に早めの昼飯を食べました
正午過ぎにまた [京田辺PA] で小休止をとりました
観光バスの運行について最近、法改正があり観光バスの安全確保のために
走行中は全席のシートベルトを着用すること
疲労蓄積を防ぐために運転手は適時に十分な休憩時間をとることなどが
義務づけられ、厳しく実施されるようになりました 乗客にとっても適切な対応だと思います
今日の[バス旅]は3月7日の「開業」を目前にした完成間もない日本一高い商用ビル 「あべのハルカス300」 を見学する旅だったのです
全国から同じ目的で集まる観光バスはそれぞれ入場退場の時間が割り当てられたスケジュールで、勝手に早くも遅くもできなかったのです
[ハルカス300] は近鉄南大阪線阿部野橋駅に接して建っています(JRでは天王寺駅です)
ビルの名前 「ハルカス」 とは(晴れ晴れとさせるこころ」を意味する伊勢物語にでてくる古語だそうです
時間調整と一ヶ所に駐っておれないので先ず難波千日前でバスを下りて その位置から離れて所在が不明にならないようにアーケード内に沿って歩き、中華屋で名物の 「ぶたまん」を1個貰い熱いうちにいただきました
食べると少し不安が安らぎましたが離れないように不安な気持ちで近くを歩いていると 「なんばグランド花月」 の前に立っていました
[なんばグランド花月の正面入り口]
バスは14:20 降りた処に帰ってきて乗客全員を乗せて次の大阪城梅林公園に向かって行きました
今日は日曜日で、余計に混雑している中を通って行くのでますます何処を走っているのか、大阪城がどの辺りにあるのか無知な私には全く見当が付かないままただ車窓から大阪の街の空を見上げているだけでした
長く走るのかと想像していたらすぐに大阪城公園内に入り、そこには多くの観光バスが既に停まっていました
バスは広い駐車場を前の車が出るごとに移動して出口に進むので着いたときとは全く別の場所に駐車して待っていることになります
車体の模様、バス会社の名前や車番などメモしておかないと帰り着けずにおうおうに迷子になってしまいます
絶えず不安な気持ちがつきまとう雑踏の中の移動でした ボケ防止にはよいかもしれませんが強い緊張の連続の[バス旅]でした
梅林公園の梅花はきれいに咲き競っていました 約1時間をかけて梅花を鑑賞してきました 東海よりもすこし早い感じでした
[大阪城梅林公園から見上げる大阪城の偉容]
バスは15時40分に大阪城公園を出て目的地の [あべのハロカス300] に向かいました
バスは天王寺公園の近くに停まりすぐ右窓にハルカス300の偉容が見えました
路傍にバスは停まり雑踏の歩道に降り群衆の波に流されながら添乗員の持つ旗を目印に遅れないように付いて円形の陸橋を進んで行くと[ハルカス300]のエレベータの前に誘導されて行きました
[ハルカス300前交差点の円形陸橋]
[開店を直近にしたハルカス300の偉容]
[ハルカス300]の 「癒しと驚き」 をモットウに1300億円で建設され、14階から下は「近鉄本店デパート」に、16階は「あべのハルカス美術館」に、そして上の階は「大阪マリオット都ホテル」になり、58階は吹き抜けの階になり、59,60階は四囲展望の階になっており、58階は吹き抜けで生演奏や小規模の売店がありました
ビルのエレベータは1階から16階までと16階から60階までに二分され、場所も分かれていました
下層階のエレベータは60名乗りで、上層のエレベータは30名乗りの箱に」なっていました
当日は上る時は60階で降り、下りるときは59階から乗ることになっていましたが実営業の時はどんな運用になるのか判りません 三菱電機製のエレベータでした
[16階で60階往きのエレベーターを待つ]
当日は昨日の雨も上がり好天に恵まれてハルカス300の60階(300m)からの四方の見晴らしは最高の気分にしてくれました
東には奈良方面の山並みが遠望でき、北には大阪城、梅田方面が、西には神戸方面が、南方には関空や大阪湾が想像以上に近く見る事ができました
300mと云えば約1,000フィートで人が恐怖感を感じない高さです (一番恐怖を感じるのは50フィート/15mです)
[東遠方の黒い高層ビルの左下に大阪城が小さく見えます]
所見:
1,雨上がりの好天に恵まれ「ハルカス300」の真価である高層からの見晴らしはこの上ない最高のもので楽しく記憶に残る[バス旅]でした
2,往復の高速道走行も渋滞に遭わず計画時間通りに進み楽しい旅行でした