独楽の旅

元気で山野を歩き、心を癒してくれたものは立ちどまって気ままに写し、ブログに載せ、自分で存分に楽しむのが無上の喜びです。

587 - 『 新しい年号は [令和] であります。 』 (2019-04-01)

2019年04月01日 | [案内]

「新年号  [令和]  を発表する菅官房長官」 (2019/04/01)


昨年8月8日に今上陛下がテレビを通じて全国民に対し自らのご要望を申されたのです
それは 天皇皇后量陛下は既に85歳で十分なご老齢になられた訳です
一見お元気そうにみえますが日々の要務はわれ等平民の老人と違い憲法に基づく象徴としての公務が厳しく、
爾来心臓を患われて入院されたこともありこれらの心配もあり、任務を全うされることは並大抵ではなく
ご心労が重なる日々であり、今のうちに皇太子殿下に皇位を譲りたいとのご希望を申し出られたのです
その後、政府はそれに対応して諸事について検討し計画して、今年の4月30日に退位され、
翌5月1日に皇太子殿下が即位されることに決まったのです
それにより5月1日以降の新天皇陛下の御代の新年号が丁度1か月前の
今日4月1日に決められることが決まっていたのです
そして各界の知識者等で内密理に検討されて決定され、今日の昼前に菅官房長官から発表されたのです
そして安倍総理から新年号の由来やその意味合いなど正午から説明があったのです
この新年号は5月1日から
  『令和元年5月1日』
として切り替わることになるのです
私等日本国民は平成から令和へと世代が移行するのです
ローマ字表示は「REIWA」となり明治、大正、昭和、平成、令和の簡易表示は
  M、T、S、H、R。
となる訳です  年号の選定時にはこの簡易表示の事への配慮も必須なわけです
今日はわれわれ日本国民にとって記念すべきお目出度い日なのです


官房長官の新元号の発表の後安倍総理から
元号制定の経過と主旨の発表がありました
要旨は次の通りです 
本日、元号を改める政令を閣議決定いたしました。
 新しい元号は「令和」であります。
 これは、万葉集にある

 「初春の令月にして 気淑く風和ぎ 梅は鏡前の粉を披き
   蘭(らん)は珮(はい)後の香を薫らす」

 との文言から引用したものであります。
 そして、この「令和」には、人々が美しく心を寄せ合う中で、
 文化が生まれ育つという意味が込められております。
 万葉集は、1200年余り前に編さんされた日本最古の歌集であるとともに、
 天皇や皇族、貴族だけでなく、防人(さきもり)や農民まで、
 幅広い階層の人々が詠んだ歌が収められ、
 わが国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書であります。
 悠久の歴史と薫り高き文化、四季折々の美しい自然。
 こうした日本の国柄を、しっかりと次の時代へと引き継いでいく。
 厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、
 一人一人の日本人が、明日への希望とともに、
 それぞれの花を大きく咲かせることができる。
 そうした日本でありたい、との願いを込め、「令和」に決定いたしました。
 文化を育み、自然の美しさをめでることができる平和の日々に、
 心からの感謝の念を抱きながら、希望に満ちあふれた新しい時代を、
 国民の皆さまと共に切り開いていく。
 新元号の決定にあたり、その決意を新たにしております。
 
 5月1日に皇太子殿下がご即位され、
 その日以降、この新しい元号が用いられることとなりますが、
 国民各位のご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。
 政府としても、ほぼ200年ぶりとなる、歴史的な皇位の継承が
 つつがなく行われ、国民こぞってことほぐことができるよう、
 その準備に万全を期してまいります。

 元号は、皇室の長い伝統と、国家の安泰と国民の幸福への深い願いとともに、
 1400年近くにわたるわが国の歴史を紡いできました。
 日本人の心情に溶け込み、日本国民の精神的な一体感を支えるものともなっています。
 この新しい元号も、広く国民に受け入れられ、
 日本人の生活の中に深く根差していくことを心から願っております。


☆新年号余話
 *皇位継承前の新元号は憲政史上初めて
 *大化(645年)から数えて248番目の元号
 *元号法(1979年制定)に基づく改元は「平成」に続いて2例目
 *一世一元制になった明治以降で、天皇逝去以外での皇位継承時の改元」
 *[令和]の提案者は西進氏(大阪女子大名誉教授)
 *[令]の意味:神のお告げ、上位者のいいつけ、おきて、清らかに美しい、りっぱにする
  [和]の意味:まるくまとまった状態、日本、声や調子をあわっせる、プラスする
 *出典は「万葉集」で日本の古典からの採用は確認される限り、初めてでその意味は
   初春の令月(レイゲツ)にして、気淑(ヨク)く風和ぎ、
    梅は鏡前(キョウゼン)の粉(コ)を披(ヒラ)き。蘭は珮後(ハイゴ)の香(コウ)を薫(カオ)らす
 *新しい年号の案を依頼した専門家の分野は「国文学、漢文学、日本史学、東洋史学」
 *[令和]以外の年号候補は 「英弘」、「広至」、「万和」、「万保」、「久化」、などです




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