独楽の旅

元気で山野を歩き、心を癒してくれたものは立ちどまって気ままに写し、ブログに載せ、自分で存分に楽しむのが無上の喜びです。

541- 【 モロッコへの10日間の旅 (阪急) 】

2016年03月16日 | [海外旅行]



[阪急の募集広告]

幻想的でエキゾチックな国 [モロッコ] への 10日間の旅 を予定通り終わって
3月25日(金)深夜、名古屋に無事帰ってきました
大阪トラピックスが企画した今回の旅行は2つのグループ(1班20名、2班17名)で構成され、
全行程を相前後して行動をし、10日間の旅を仲良く過ごしてきました


日々の予定と行動の概要は次の通りです
簡単な所見と写真のスライドを付けて紹介します


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 出発移動日 (3月16日 水) 好天




[搭乗予定のエミュレート航空 B-777]


  今朝はいつもの [ウオーキング] を止めて忘れ物がないように朝から旅の最終準備を済ませ
   [桃花台センター](12:45発) から名駅行き特急バスに乗って出発しました (13:55着)
  エミュレート航空連結の [関西空港] 往き直通バスへの乗車手続きを終えて高速バス(EK7031)に
  乗車約20人の乗客を乗せて 定刻(15:00) に名駅西口を [関西空港] に向けて出発しました
  乗客は [関西空港] でエミュレート航空便に搭乗する人だけが乗っており、
  同行の8名の仲間も乗ってる筈ですが勿論誰がそうなのか
  判らないままバスは出発しました
  途中 [亀山SA] で1回小休止して予定の18時過ぎに
  関空第一ターミナル前に到着しました

  関空での集合時に(21:05)、添乗員(片岡さん)と会い [e-チケット] などを貰い
  搭乗手続に向かい、エミュレート航空でモロッコに向かいました

   エミレーツ航空(EK0317)  関西空港  23:35 出発  (機内泊)


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 2日目 (3月17日 木)  好天




[ハッサン2世モスク]


    ドバイ空港  05:50 着陸  (飛行時間 約11時間15分)
                      (日本との時差は ー5時間)

    ドバイでは約2時間の乗り継ぎ時間でカサブランカ行き航空機(EK0751)に搭乗

   エミレーツ航空(EK0751)
    ドバイ空港     07:45 離陸
    カサブランカ空港  12:30 着陸 (飛行時間 約8時間45分)
                         (ドバイとの時差は -4時間)
                         (日本との時差は  -9時間)

    ▲ドバイ空港でシャトルバスによる移動時に空港案内人の判断ミスで5名の行方が
     一時不明になり添乗員が慌てる事態が生じたが暫くして
     全員が集まり、カサブランカ行き便に無事搭乗

    ▲カサブランカ空港到着前、機体が乱気流中の飛行になり、シートベルトサインが
     中々消えずトイレに行けない時間が続いたが、朝食と昼食の2回の機内食を済ませ
     全員が昼過ぎ、サブランカ空港に無事に到着した

    ▲モロッコにはカサブランカの他にマラケシュなどに9つの飛行場があるが
     それらは主に近距離飛行に運用され、遠方の国への長距離飛行には
     カサブランカ空港が主用されているらしい

   カサブランカ空港でモロッコ通貨(デルハイム DH)に両替
    (モロッコで使用予定額を円からDHに交換)
    (ドル札を携行すると便利とのこと)

   カサブランカ到着後 [入国手続き]、[スーツケースの受領] などを済ませ

   1班(20名)、2班(17名) は2台の観光バスに分乗して先ずカサブランカ市内の見学へ(約1時間)
      ⇒ [ハッサン2世のモスク] の見学 ・・・ (下車観光)
        [国連広場] の見学         ・・・ (下車観光)
   その後、約90km北東の [ラバト] に向かう  約1時間半後の
   明るい日差しのもと海岸沿いの高速道をドライブして 宿泊予定のホテル(ベレーレ) に
   17:30頃到着  部屋に荷物を置いて早速ホテルでの夕食  そして 宿泊
    [ラバト] はモロッコの首都で大西洋に面した人口約65万人の大きな街で、
    ラバト とは [城壁都市] を意味するそうです

  [所見]:
   * モロッコは1999年即位のムハンマド6世国王統治の立憲君主王国です
   * 先ず、空の色が濃い青なのに驚きました
    往時に試験飛行で通常以上の高高度に上ったときコックピットから見た
    濃紺の青い空とすごく似ているのです
    風上の西方が大西洋の広大な海で空気を汚す国がないことと
    空気が乾燥していて水蒸気分がないので透き通って見えるためだそうです

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 =[ モロッコの旅 2日目 ]
 =[初日のカサブランカ市内見学のスライドです] 



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 3日目(3月18日 金) 好天



[シャウエンのメディナ・青い街]


   07:45 観光バスでホテルを出発、
       世界遺産 をラバト市内の見学] 
       * ハッサン2世の塔(ハッサンの塔)  ・・・ (入場観光)
       * モハメッド5世霊廟           ・・・ (入場観光)

     見学後 約250km北東の [シャウエン] へ
      シャウエン到着予定時刻  13:30 頃
      ケバブ料理(説明が欲しい)で昼食?  美味しかった記憶がないまま

    昼食後 「青い街 シャウエン」 の [メディナ] を見学

     [メディナとは]
      現在のモロッコの町に残る昔ながらの古い町並み旧市街は、
      7世紀に侵入してきたイスラム(アラブ人)によって建てられた。彼らはその地を
      イスラムの預言者(ムハンマド)の地、メディナとした。
      旧市街を今でもメディナと呼ぶのは、モロッコ独特である。
      メディナは、外敵からの進入を防ぐために周りを頑丈な石の外壁で囲まれている。
      また、一歩メディナの中に入ると細い、狭い道がまるで迷路のように複雑に通っている。
      この迷路のように複雑な狭い道もまた、もし外敵が進入しても容易に目的の場所へ
      たどり着けないようにするためである。
      メディナの中心部には、マドラサと呼ばれるイスラムの神学校、モスク、
      キャラバンサライ(隊商宿)、ハンマンム(公衆浴場)がある。
      モロッコでは現在でも地方では自宅にお風呂が無く、
      ハンマンムと呼ばれる公衆浴場へ行って体を洗う人達も多い。
      モロッコでは、市場(マーケット)のことをスークと呼ぶ。
      メディナにはスークもあり、スークはその売られている商品の内容により
      衣料品のスーク、野菜・肉等食品のスーク、金・銀のスーク、香辛料のスークなど
      しっかり区画分けされている。
      このような商店、人々の居住空間(住宅)がメディナにはぎっしりとつまっている。
      メディナの中を歩くと人々の喧騒と鼻をつくに強烈な臭いがする。
      そしてロバがその背いっぱいに荷物を背負わされて行き交う。
      はじめてメディに入ると目的地までたどりつくことは容易ではない。
      しかし、迷いながらメディナの中を歩くと本当のモロッコに出会えるような・・・


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 =[ モロッコの旅 3日目 ]
 =[世界遺産フェズの観光 (ハッサン2世の塔、モハメッド5世の霊廟)] 



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 4日目(3月19日 土) 好天




[フェズの街の皮なめし工場]


   09:00 ホテルを出発 世界遺産のフェズの街の観光に  (約7時間)
    * カラウインモスク          ・・・ (下車観光)
    * ブ・イナニア・メドレセ       ・・・ (入場観光)
    * 皮なめし場             ・・・ (下車観光)
    * ザウイア・ムーレイイドリス廟  ・・・ (下車観光)
    * ブージュルード門         ・・・ (下車観光)
    * 陶器工房(約30分)           (ショッピング)
    * 南の砦からフェズ旧市街を一望 ・・・ (下車観光)
   モロッコ一般家庭を訪ねて 「ミントティ」を頂きました

   12:30頃 リアドレストランで昼食
      (リアドとは 個人の邸宅を改修してレストラン営業するもので、フェズにはリアドが多い)

   リアドでの昼食後ホテルに帰り、夕食はホテルで早い時間に(ホテルは昨夜と同じホテルで連泊)

   夕食後、近くのスーパーを訪ねて見学とショッピング

    * 訪ねたスーパーは日本でも見られないような高級感を感じる店で、
     例えば棚に並ぶヨーグルトでも品数が非常に多様で驚きました
     王国の一端を伺わせるように庶民生活の中に歴然とした大きな格差に
     あるように感じられました
     買い物中の婦人の身なりも上等な人たちと見受けました

    * 皮なめし工場は見るからに不衛生的でしたが、国王の忠告で
     観光上の改善が行われるとのことです

    * モロッコには至る処で風に舞うビニール袋を見かけました
     これも国王の指示で改善が実施されつつあるそうです

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 =[ モロッコの旅 4日目 ] 
 =[世界遺産フェズの観光 (カラウインモスク、ブ・イナニアメドレセ、
皮なめし工場、ザウィア・ムーレイイドリス廟、ブージュルード門、
陶器工場、ハッサン2世の塔、モハメッド5世の霊廟)]



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 5日目(3月20日 日) 好天




[特徴あるモロッコ地形のズイズ渓谷]


   08:00 バスでホテルを出発 エルフードへ
    途中、65km先の イフレン(15分) と ズイズ渓谷(約20分) に立ち寄って見学
    約135km先の [ミデルト] 昼食は:美味しい鱒料理

    約210km先の [エルフード] へ

       [エルフード] で5台の 4輪駆動車 に分乗して [メルズーガ] に移動し
       明日のサワラ砂漠歩きに備えます
       * 各人のスーツケースはばすのトランクに

      19:00頃 ホテル(オーベルジュ・トンブクツ)到着
        夕食はホテルで

      夕食後砂漠の星空をエンジョイします

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 =[ モロッコの旅 5日目 ] 
 =[イフレン、ズイス渓谷に立ち寄り 鱒料理を賞味し
  4駆に分乗して砂漠への入口[メルズーガ]へ移動] 



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 6日目(3月21日 月) 好天




[サワラ砂漠の黎明]


   04:00 5台の4輪駆動車に分乗して メルズーガのホテルを出発
   既に砂漠の端の暗闇の中で 11頭の駱駝が御者の持つ手綱につながれて大人しく待っていました

   いつでも出発できる態勢です
   今朝の日の出時間は 6時26分 だと教えてくれました
   駱駝乗りを予約していた人は全員無事に騎乗しました
   駱駝の隊列は御者のたずな従って縦列になって南の方角に歩きだしました
   駱駝に乗らない者は隊列の近くを一緒になって砂漠の大平原に向かって歩き始めました

   * 砂漠歩きについての感想
    私にとって初めての砂漠歩きだったので所見を記します
    天候、砂漠の状態など申し分のない好条件だったのですが
    その時に感じたことを記します

    砂の上を歩くのは普通に歩けば無理なく歩けます
    傾斜の大きい場所では低地にむかって滑り始めると
     滑りを止められないのではないかと怖くなろました
     駱駝はいつも勾配の頂点、頂部に脚をついて歩いていました
     本能でしょうか さすがです
    今回の砂漠歩きはそれほど困難を感じなかったが距離が短いからか
     何キロも、何時間も歩くのだったら論外です

    初めての砂漠歩きの体験は兎に角楽しい想い出になりました

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 =[ モロッコの旅 6日目 ] 
 =[サワラ砂漠を自分の足で確りと歩いてきました 
そして午後はバスで[ワルザザード]への移動] 



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 7日目(3月22日 火) 好天




[世界遺産 アイト・ベン・ハッドウ]


   08:00 バスでホテルを出発して [世界遺産 アイト・ベン・ハッドウ] の観光に行きました
   以前は橋がなく川の浅瀬を歩いて渡河していたそうです立派な橋ができて
   容易に村に近づくことができます
   それでも赤土を固めた構造物で険しい坂道を登っていくのは骨が折れました
   全員が頂上まで上っていきました
   帰り道の途中で普通の家庭にお邪魔してそこでの生活の一端を垣間見せてもらいました
   親切な人たちでした
   帰りの下りの頂上近くで川の眺めや、先ほど渡ってきた橋もきれいに極近くのような眺めでした

   他の観光グループが歩いて浅瀬を渡っているのも下り道の途中で遠望できました
   空気がきれいで見透しがよいので気持ちよく見えます

   今日の宿泊は [マラケシュ市街] の[モガドールバレスアグダルホテル]に泊まります
   モロッコ最後の明日の晩も同じホテルに連泊です

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 =[ モロッコの旅 7日目 ] 
 =[世界遺産 [アイト・ベン・ハッドウ] の集落を訪ね、
アルガンオイル店も見学] 



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 8日目(3月23日 水) 好天




[世界遺産 バヒア宮殿の美しい天上]


   09:00 バスに分乗して世界遺産の [マラケシュの旧市街] の見学に出かけました

    バヒア宮殿                ・・・(入場観光)
    メナラ庭園                ・・・(入場観光)
    サラディーン廟(サアド朝の墳墓群) ・・・(入場観光)
    クトゥビア・モスク             ・・・(下車観光)

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 =[ モロッコの旅 8日目 ] 



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 9日目(3月24日木) ⇒ 10日目 好天


  昨日で モロッコ10日間の旅は主要な行事は終わりました
  今日は 07:30 マラケシュのホテルをバスで発ち高速道を走って
  約240km北方の [カサブランカ空港] に向かいます

  空港で13:55発 のエミュレート航空ドバイ行き(EK-0752便)に搭乗し日本への帰途につきます

   ①、カサブランカ(エミュレート航空 EK-0752) → ドバイ空港(飛行時間 約7時間25分)
     (13:55 離陸)                       (01:30 着陸)
                            (ドバイとの時差は -4時間)

   ②、ドバイ空港 (エミュレート航空 EK-0316) → 関西空港(飛行時間 約9時間50分)
     (03:00 離陸)                       (16:50 着陸)
                             (日本との時差は -5時間)

   ③、関西空港  (高速バス EK 7032) → 名古屋駅  (走行時間 約3時間30分)
     (19:00 発車)                      (22:30 到着)

   ④、名古屋駅 (名鉄桃花台東行高速) → 桃花台センター (走行時間 約1時間10分)
     (22:10 発車)                     (23:20 到着)

   帰宅後、早々に片付けを終えて床に就きました

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 =[ モロッコの旅 全日程 ] 



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 [旅の所見]  :旅で感じたことを取り上げて[所見]とします


[モロッコ旅行経路の概要図]


[サワラ砂漠 (メルズーカ)]:
今回の旅で一番の印象に残ると思うものは何と云ってもメルズーカでのサワラ砂漠を歩いたことです
ひとこぶラクダの行列に後ろについて(片道1000mくらいは歩いたのでしょうか、
或いはそれ以上もあったのでしょうか
(全くわかりません)サワラ砂漠の中を皆で一緒に歩いて高台までのぼり、
そのはるか彼方遠くから登ってきた乾ききって
見えた太陽を自分で観られたことです
 これまで幾度も耳にしたり、学校でも学んだことのある [サワラ砂漠] ですが、
自分のこの目で直に観て、手にとり、自分の足でのしのしと踏みしめながら
歩いて来られたことです
拾数頭のひとこぶラクダの隊列の後について彼らの足跡を踏みしめながら一緒に歩いて、
太陽が登るらしい東の空に向かって何処までも波打って続く
砂の波をゆっくりと歩いていきました
仲間の乗ったラクダは素直に行列を組んで歩き、その後には
砂漠を歩きたいと希望した約30名がラクダの後をついて歩いて行きました
砂漠を歩くのは参加者の誰にも初めての体験だったことでしょう
私も今後2度と体験できないだろう
この体験を貴重なこととして本物のサワラ砂漠を自分の足で歩けいている
今のこの機会を存分に体験したいと大きな希望を秘めて後をついて歩いていきました
砂漠の砂を手に取るように真近に見られるのも勿論これが初めてです
そして私にはもう2度と訪れることのないだろうこの今の貴重な体験は
自分には最後になるだろうと思いました

 勾配がきつい場所の砂丘では低地に向かって足が滑り始めるとずるずると滑り出し、
ブレーキが効かなくなりに平衡も失って低地に向かって滑り落ちて行きそうになってしまうのです
ゆっくりと滑り落ちて止められない有様は 「蟻地獄」 の恐しさを感じさせられた体験でした
ここはモロッコの南方の端の方で、地図上では広大なサワラ砂漠の北の端に位置する処だと
想像しながら歩いてきました
砂は一様に微細で、その砂には暗闇の中でも目につくウズラの卵大の黒い塊が散らばっているのです
ラクダの糞が乾燥して散らばったいるのだと教えられ頷ける現物でした
それらはカリカリに乾いており、汚い感じは全くなく、途中踏んでも気にせず踏みしめて歩き、
その上に腰を下ろして休んだりもしました
 途中、女性の一人が暗闇の中、やさしく澄んだ声で 「月の砂漠」 を歌い始めてくれたのです
その場の雰囲気にぴったりでした
他の数人が声を併せて一緒に歌い、異国の星空に向かって流れていきました
王子様に続いてラクダに乗って砂漠を行くお姫様の歌に自分はその王子様なのだろうかと想像しながら
その場の気分に陶酔してしまう雰囲気でした
そんなことが日本から遠く離れ地球の裏側の砂漠で起っていたのです
人生に素晴らしいひとときでした

[モロッコの地層、地形について]:
モロッコで一番高い山は
アフリカ北西部のアトラス山脈西部にある [ツブカル山](4,167m) です
民家は巨岩が今にも落ちてきそうな危険な崖の下に建てられているが、
住民たちは平気で生活しているのです
地震が起きない土地で安心できるのでしょうが地震国日本人にはとても
安住できる土地とは思えない感じです
地層は遥か昔は海底にあって隆起した地層であることは素人の自分でも想像できます
地中から[アンモナイト]が掘り出されることからも判ります
また、そんな岩石地層の上での生活は生産性が乏しいことは想像できます

また、各地でロバや羊などの放牧を車窓から見たのですがそこには餌となる
草らしい物が見当たらない荒地で何かを食べているらしいように見えるだけの
可哀そうな環境でした
そんな旅の途中で見られた緑のオアシスは原住民や牧畜にもすばらしい存在でしょう

[空がきれい 青黒い]:
かって試験飛行で2万メートルを超える高度まで上昇した時に観た空の色と
同じ色だったことを思い出しました
モロッコは地理的に風上にあたる西方は巨大な大西洋があり空気清浄の働きをして何処かの国のように
西方に(黄砂)や(pm2.5)を吹き上げる国土がない事も原因であり、また空気が乾燥し水蒸気の含有が少ないので
見透しが良く、かった見た超高空の空の色に似ているのが頷けます
こんな所で観る夜空は格別です  出来たら将来、衛星に乗って宇宙空間から地球の空を見たら
どんな色なのだろうかと疑問に思います

[モロッコ人には相当の生活格差?]:
モロッコ内陸部の[フェズ]でスーパーを訪ねて見学する機会がありました
店の一部を巡って驚いたのは商品棚に並ぶ品物が一般的に高級品が多く、品数も多く、
多種多様だったことです
私の大好きなヨーグルトが棚に陳列してあるのを観て驚いたのです
何をかと云うと自宅近くのスーパーと比較してその種類と数が一見しただけで
5倍近くはあるのでないかと思わせるくらい賑やかに配列展示してあったのです
そこで買い物をしている人を見ると自分らとは少し生活レベルが違う家の人らしい印象でした
そのスーパーに入って買い物をする人は必ずや限られた範囲の人たちだろうと想像される状況でした
短い時間の見学で勝手な私見は云えませんが、そこには大きな生活格差の存在を感じました

若く穏健なムハンマド6世を国王に頂くモロッコでは各家庭にも国王やその家族の写真を
掲示して敬愛の念を表わしている様子です
皮のなめし工場の悪臭や衛生化対策に、そして国内各地に飛散しているビニール袋対策なども
国王の意見が素直に受け入れられ、改善対策をすることは微笑ましい国柄だと思います

[車窓から観たカサブランカ市内の現状]:
市内の各道路の両端、公共施設らしい建物の
敷地には乗用車がぎっしりと駐車されているのが目につきました
ガイドの話では駐車場が少なく現在、市内中心部に地下駐車場の建設を急いでいるが
(現に工事中の側を通過)解決は難しいと云っていました

住民が居住する建物には無数のパラボラアンテナが林立している(八木アンテナは見当たらない)
地中海を挟んだ周囲の近隣諸国からの衛星映像を受信し活用しているのだろうかと想像する

[迷路の旧市街(フェズと]:
モロッコには一度足を踏み入れて入り込んだら、
抜け出せない入り組んだ迷路の街のメディナ(旧市街)がある
その中で大きなメディナが[フェズ]だと云う
私には絶対に抜け出ることができない細い途の迷路として続く旧市街を訪ねて歩きました
そこに建つ家は殆どが二階家で狭い入り口の奥には住人の姿も垣間見れました
現地のガイドさんと体験豊富な添乗員さんの後ろ姿を見失わないように付いて行くのが
精一杯で、ゆっくりの見学して歩く余裕は全くなく、二人の姿を見失わないように急いで
付いて行くことに夢中でした
GPSのついた[スマホ]を携行していれば迷路でも迷うことはなかったと後で知りました

[猫があちこちに寝そべっている国モロッコ]:
モロッコは街の何処に行っても猫に
出遭うのです  迷路となっている路地のあの狭い道の端にも、混みあう曲がり角にも、
足元を見ないで歩く観光客に踏まれそうになっても、相手が避けてくれると思っているのか
安心した様子で平然としているのです
猫はイスラム教と何か関係がありそうですが兎に角街中には多くの猫が飼われているのです

[日本とドバイ、そして ドバイとモロッコ の距離と時間]:
日本とドバイとカサブランカの飛行距離の関係は
直感的に後者は前者の三分の一位かなと考えて旅に出たのですが大違いで
7~8割位の関係だったことを帰国後知りました
モロッコは地中海の南の端を、アフリカの北の端をドバイから西に向かって
直線的に飛ぶコースなので直感的に短いと思われたのですが間違いでした
その差に大きな違いはなく、地図を観なおしてその認識を新たにし、
上空を飛び越えて行ったアフリカ大陸の大きさを実感しました

[添乗員にお礼と改善の要望]:
旅の期間中2つのグループが全く同じ行動をするので参加者の混同や迷いが
生じ易い環境だったと思いますが、
経験したことのないモロッコの迷路でも一人の不明者も出さずに旅を終えられたことは
彼女らの心遣いに依るものと思います
現地通訳のタキさんや支援者のハッサンさん、運転手らを上手く動かしていたと感心しました
彼女の長い経歴のなせる業だろうと思います  頑張ってください
旅の終わりに近づくと旅の行程を振り返り思い返すことが難しくなり、帰宅後の整理は至難のことです
同じコースを重ねて訪ねている添乗員には容易なことでも初めて訪ねる者には記憶に残りませんん
 同じ阪急さん企画の欧州旅行に添乗された若いMさんの積極的な活動は参加者を最後に喜ばせて
くれました  下記を参考にして頂ければ幸いです  それは、小生のブログ
 516-【ヨーロッパ絶景ハイライト9日間の旅 (阪急)】
の末尾 (所見 ⑬項) に詳細を記述して残しております

[阪急旅行社(トラピクス)への要望]:
(1)、今回の旅は参加者全員が単独限定の参加(夫婦やグループでの参加不可)だったので
  [独楽の旅] を楽しむ私には好都合で、多数の希望者て再募集した好評の企画だったのです
 今後もこのような企画を盛り込んで下さい
(2)、モロッコ見学の中で割愛できる部分を削ってでもモロッコとスペインとの間に跨る
  ジブラルタル海峡の見学を少しの時間でも組み込んで欲しいです
  折角近くまで行ったのですからぜひとも
(3)、また、往復とも素通りしたドバイ空港で半日くらい時間を組んで[バスによる市内見学]を
  組み入れて頂くと旅が充実します
(4)、[e-チケット]が全人に手渡されたのは関空で添乗員からです
 通常、他社では数日前に郵送または電送で各人に送られます  留守家族にも必須な情報です
 名古屋支社ではプライバシイの漏洩云々と云っていましたが愚見です
(4)、旅の中で、説明にインフォメーションを活用している社は阪急のみです
 大変効率的でよい対策と思いますが電池の消耗に慎重で殆ど使用されないままでした また
 終わった後の器材の回収についてですが
  * 本体とストラップ、イアホーーンの全てを回収する添乗員
  * 本体とイヤホーンを回収して(再使用)ストラップを使用者に渡す添乗員
  * 本体とストラップを回収して(再使用)イヤホーンを使用者に渡す添乗員
  * 本体のみを回収して(再使用)ストラップとイヤホーンは使用者に渡す添乗員
 の4様の添乗員に会いました
 不思議に思うなは会社からそのように云われた(指示された)との事です
 イヤホンの回収、再使用は衛生上頷けないことです  統一した対応を望みます

☆、[最後に同行のK氏に深甚の謝意]:
 極めて恥ずかしいことですが
[関西空港]出発時、これから期待のモロッコ旅に出発と云う時に
搭乗口から機内に足を一歩踏み入れた瞬間に躓いて[デジカメ]を床に落としてしまい
機能不良になってしまったのです
楽しかるべきモロッコ旅行の10日間は手ぶらで歩くだけのさみしい旅になりました
旅の期間中1枚の写真も撮れずに楽しむ他人様の様子をただ眺めて過ごした10日間でした
窮しているときに私に支援の手を差し延べてくれたのが同行のK氏でした
お陰で本当に助かりました  
帰宅後多くの写真を提供して下さり、今日上稿することができたのです
重々の謝意を申し上げます  有難うございました。

           -- 以上 --


********************(4/24:完)**



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☆★:カリブ海へのクルーズ

  [クルーズプラネットの募集案内]:
   [http://www.cruiseplanet.co.jp/special/special_msc_cuba.html]

  [MSCクルーズ船オペラ号船内写真]:
   [http://www.msccruises.jp/jp_jp/Ships/MSC-Opera.aspx]

  [MSCクルーズ船オペラ号概要]:
   [http://www.msccruises.jp/jp_jp/Ships/MSC-Opera.aspx]

  [MSCクルーズ船オペラ号航海図]:
  
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