未来を拾いに

aikoのことしか頭にないひとのブログ

保証人ビジネスの闇

2010-09-27 03:07:30 | 雑記

NHK。 

悪質な保証人紹介業者の実態を紹介するものでしたが、どちらかというと、それを取り締まりまくったところで解決するかというとそれだけでは不十分ではないですか、という内容と読みました。 
そんな業者であっても頼らざるを得ない現実が社会生活を営む人たち、とりわけ弱者にあるよと。 

そうだよなぁと思った。 

引越しするにも車買うにも何するにも「保証人」っているでしょ。 
若い頃は父親も現役だったし良かったのですが、今は定年で年金暮らし。 
それでいつも「年金暮らしですが大丈夫ですか(゜Д゜)?」って了解を得ないといけない、というようなシーンが多くなってきています。 

そのたびに、自分は両親や妹が健在だからまだいいけど、そうでない人はどうするんだと。
もっというと、幸い健康で定職があるから、保険証だか社員証だか見せたら不動産屋も信じてくれるじゃないですか。 

それ両方なかったとしたら・・・ 


うちの両親はそのまた両親から聞かされて育ったのでしょうが、 
「連帯保証人には死んでもなったらいけん」 
と、私も小さい頃からよく聞かされました。 
とにかく怖いことになるからと。世間というのはそれはそれは恐ろしいのだと。

今は意味がわかりますが、当時は言葉の意味もよくわかりませんでした。 


・・・そんなことを子どもにいっておきながら、妹の奨学金の連帯保証人は拒むことは許さん、という勢いでしたけどな(゜Д゜) 

なんか3人いるらしくて。父・母・兄ね。 
兄弟いなかったらどうするつもりだったんだろ。 
あんまり親戚と仲良さそうじゃないしなー 

返したのかなあれ。 

家のローンとかって借金だから保証人いりますよね当然。 
みんなどうしてるんだろ?てかうちの親はどうしたんだ? 
こういうの聞いておかなきゃなー。人生の先輩だもんね。 


今の日本の社会のシステムっていうのは、国民ほとんどみんなサザエさんの一家だということが前提になっているところがまだまだたくさんあるでしょ。

そんなのはもうとっくに崩壊してるじゃんね。 
日本の全ての世帯のうち、一人暮らし世帯は何%くらいあるんでしょう? 

結婚できない、子どもつくれない。レール外れたら仕事もなかなかないし。 
隣の人と会話したことなんぞ一度もない。 

前もNHKでやってたけど死んだら葬式だしてお墓入るのが当たり前ではなくなってますなんてのもそうでしょう。 
生活保護受けるのも親戚がいたらダメなんでしょ。 
本当に親戚頼れたら生活保護の申請とかしませんて。 
150歳なのに生きてることになってるって人が調べてみたらやたら出てきたって話もあったね。
年金が止まるから届出られないって。 

みんな自分が生きてくのに必死で助けあう余裕がない。 



なにもかも「自己責任」、ね。 

セーフティネットは崩壊してる。いいのか本当にそれで。 
特にホームレスはゴミとかいってる若いやつ。 

親に感謝しろよ。 

レールレールってバカにするけどな、世間でいいとされているレールを外れるってことはものすごいリスクを負うんだ。
それを覚悟してからやることだね。 


うちの爺ちゃん、2つのことを言ってた。 

・タバコはやめろ 
・結婚しろ 

ね。 
爺ちゃんタバコ大好きだったんだよね。・・・てかタバコの方はおいとこう; 

要するに、生きてくのは2人でもメチャメチャたいへんなんだと。 
1人とか有り得ないからまじで。 

そういうことです。先人の話はきくものだ 

婆ちゃんは、とはいえろくでもないのにつかまったらまじたいへんだから。 
みてくれはどうでもいいから気立てのよい優しい子をみつけろと。 

先人の話は・・・ 
いやいや婆ちゃんはまだ健在! 

そういう意味では、禁煙もコンカツもレールだね。 
線路は続くのよどこまでも。 

結婚式でやるでしょ、ウソかホントかそれっぽい神父様が出てきて(いやほんとに神父様だったらごめん;)、病気のときも怪我のときも頭がおかしくなったときもおじさんおばさんになっても愛して支えて助けあうことを神様の前で誓いますかはい誓いますって。 

そう簡単に見つからないのは当たり前なんだよね。 
運命、さだめ、そんなものだとしか思えません。 


んじゃまた。