未来を拾いに

aikoのことしか頭にないひとのブログ

鹿児島

2008-01-14 00:06:25 | 雑記

「篤姫」もおもしろいかも。 
今日は「調所さま」がお亡くなりになってしまいましたよ。調所さまというのは、「調所笑左衛門」といって、薩摩藩の財政を立て直した人です。面白い名前ですよねぇ。落語家みたい。 

まぁそれはそれとして。 

ちょっと泣ける話でした(涙) 


小松帯刀の生まれた家の仮屋敷跡が今は喜入小学校という小学校になってるそうなのですが、その映像を見てちょっと感心しました。 

ランドセルを背負った小学生たちが下校の際、校門を出るときに校舎方面を振り向いて一礼してから帰ってるんです。 

私はそんなことしたことないぞ。サッカーや野球した後、グラウンドには礼してたけど。てか広島でも埼玉でもそんなことしてる小学生は見たことがありません。だから新鮮に映りました。みなさんはしたことありますか? 

やらせじゃないだろうな。 

やらせでないとしたら、なんと教育の行き届いたことかと。鹿児島の小学校はみんなそうなんでしょうか?薩摩といえば厳しい子弟教育制度があったって有名ですよね。年少者を稚児(ちご)、年長者を二才(にせ)といって、年長者が年少者を 
指導するあれです。「義をいうな」(=言い訳をするな、理屈をこねるな)「弱いものいじめするな」って。わら束とかを「ちぇーすと!」って叩きまくってね。ああいうところから、薩摩示現流って気合の入った剣術の達人がたくさん生まれて、人間的にも「太かお人」(=太っている、という意味ではなく、薩摩人価値観の観点からみて立派なえらい人の意)がいっぱい出たわけですよ。 

さすがは、といいますか。えらい国だなぁと感心しました。 

日本人にうまれたからには、礼は大切にしたいですね。