未来を拾いに

aikoのことしか頭にないひとのブログ

CSに思う

2007-10-20 01:41:56 | 雑記

木曜日のパ・リーグCS第5戦を見ました。日本ハム関係者の皆様方、おめでとうございます。 

が、一プロ野球ファンとしては、やはり気分的に乗れませんね。カープが出場できなかったからではありません。そういう次元の話をするつもりはないです。 

リーグ優勝はもう決まっている。この厳然とした事実がある限りどうしても許容できないのです。CSも日本シリーズもオマケに見えて仕方がない。これは、昨年一昨年のパ・リーグのプレーオフとは本質的に異なるものです。 

形は似ているけど。 

確かにソフトバンクは2年連続でレギュラーシーズン1位であるにも関わらず優勝は逃しました。が、優勝したのはやはりロッテであり、そして西武なんですよ。だからこそ、日本シリーズは文字通り日本一を決定する短期決戦であったといえるし、それを制した両チームは堂々と日本一を名乗る資格があります。レギュラーシーズン2位だからとて、その栄光はいささかも輝きを失うものではありませんでした。 

「レギュラーシーズン優勝をもってリーグ優勝とする」。 

この一項が全てを台無しにしています。エライ人にはそれが判らんのですかね。理解に苦しみます。だったらCSをする意味が判らん。しつこいようですが、CS勝者=リーグ優勝なら整合性は取れているし、問題は残りますが説明もつくんですよ。そして、その意味でのCSであれば、これは文句なしでエキサイティングだし、日本シリーズが傷つくこともない。 

落合監督が、実質2006年で日本シリーズは終わった、という趣旨の発言をしています。この人の言うことはいつもまともだと感心します。 

盛り上がってるところに水を差すようなことを書いています。だがしかし、これは譲れない思いです。 

王様は裸ではありませんか。 

CSの勝者は、日本シリーズの勝者は、結局のところ何ですか。定義付けが必要だと思いますが、その説明がありません。ファンはその意味をそれぞれ自分なりに見つけるほかないですが、私は答えを見つけられないでいます。