↓ 一見、ただの古ぅ~いチェンソー
に、見えます。
汚いだけに見えます。
横型エンジンなのでマフラーは本体の下についてます。
だから?どうした?
↑この写真で分かりましたか?分からない方は上から2番目の写真と
よーく見比べてください。
ほら! あれ?あれれれれ?
今じゃありえない構造に気がつきましたか?
そう、なんとこれは!”2気筒2サイクルエンジンチェンソー”なのです!
~初期型のCS601は昭和50年代製造で651は最終モデル。
林野庁との共同開発?で、振動防止のため2気筒にしたとか~
これは私が前々から欲しかったチェンソーの1つでして(他にも探している物あり)
お客様が「1台要らないのがあるから」と譲っていただきました。
※ちなみにこのお客様はこれと同じ651を現役で使われています。
譲っていただいたのですが、不動です。
部品取りにしようと数十年放置キャリアですからあたりまえですね。
でも圧縮はありそうなのでイケそうな予感 ↓ここから奮闘
まずは爆弾を使って始動テスト、ハネ無い
そこでプラグを抜いて点火チェック!火が出てない (致命的な予感)
コイルを外すと、プラグコードがズタズタ(リーク可能性)
昔のだからプラグコードはねじ回せばコイルからスポンっと抜けるかも・・・
かも・・・かも・・・と願いながら ブチ!!!
っと ”一体型のコード”を根元からぶち切って、はい終~了!!!!!
すっんげー後悔し、しばし途方にくれました。
しかーしこうなると駄目元根性コードは直しました。結構無茶しましたが直せます!
次に、キャブのO/Hです。
メインダイヤフラムが、完全にOUT~でもこれは ハスク用でokでした。
他にもかなり苦戦しましたが、ようやっと火を噴いてくれました。
一応、売りませんのでご覧になりたい方は是非ご来店くださいませ。
しかし、すねていると火噴いてくれませんのであしからず。