こちらの山々では映えていた紅葉も散り始め
来年に向けてまた生える支度を始めたこの頃
写真は下久保ダム上流
台風19号の爪痕と言いましょうか、水はまだまだ濁りが消えておりません
流木や枯れ木も沢山残っています
写真右側では流木の処理を行っております。
ここから数キロ上流では濁りがほとんどありませんでしたが
万場高校の河川敷グランドでは増水で大きく削り取られ大きな照明塔が今にも倒れそうでした。
まだまだ復旧には時間がかかるようです。
今日はその神流町万場の風物詩ともいられる”蒟蒻芋のアラコ”のご紹介です
アラコ※蒟蒻芋を輪切りにして竹串で刺し日干しにしたもの
こちらのお客様宅へ仕事で伺ったらちょうど雑誌の取材の方が見えられていて
お客様ご本人がちょうど年男ということもありお正月の表紙に抜擢されたそうです。
しかし残念ながらこの風物詩を見れるのも今年で最後かもしれません。
今年から日干しのアラコを買い取ってくれる業者が辞めてしまったからです。
数年前にもこちらのご近所のアラコを鬼農ブログに掲載しましたが
そのお宅では既にアラコ作りはしておりませんでした。
直向きに生きる術が継承もなく消えてしまう現実を目の当たりしました。
後継者こそ文化遺産のような気がします。
そして久々に頂きました浦沢屋のなべ焼きうどん(大盛)
こちらも以前紹介したかな?
万場名物太いねじれうどん!
なんつったって蕎麦派の私なのですが、うどんだけを目的に食べに行くという唯一のお店です。
生姜の漬物、煮干と昆布の煮物 柚子ゼリー ふんわりカリントウみたいなお菓子が
付いてきてなんとお値段 ¥650-
なんすかねこの有難さと温かさ傘地蔵がお礼に来るレベルです
万場町にはおしゃれなカフェもあるんです。
いつかまるはちカフェさん行きます
そして坂原街道の名物といえば
今年お店をリニューアルオープンした長井屋製菓さん(長井屋まんじゅう)
つい先日、お店正面の看板が取り付いたそうです(国産コメツガの一枚板)お店の中も木のぬくもりでいっぱいです
因みにお店のリニューアルを手掛けたのは私の同級生の大工さんでした
午後には売り切れてしまう超人気のまんじゅうなので
午前中に買うのをお勧めいたします。
ひとつ手に取るだけで美味さが伝わるふんわりした触感
甘すぎないこし餡と柔らかくしっとりとした生地
もう子供の頃から何十年もいただいておりますが
なんてたって食べても食べても飽きない止まらないやめられない。
私は粉ものを食べると胸焼けを起こしやすいのですが
この長井屋まんじゅうだけは皆無です。
温泉街などでもこれ以上美味いまんじゅうを食ったことがない。
鬼飯テロ
鬼農