瘀血と「ずいき」

2010-11-02 | はりきゅう
東洋医学では、不調の原因の一つに瘀血という考えがあります。
長野式の瘀血処置で改善もできますが、長野先生の本に「ずいき」を食べると瘀血が流れやすいとあります。

私も試してみました。
10㌢位の茹でた「ずいき」を毎日食べ続けました。



なんと、食べ始めて最初の月経でかつてないほどの大量の出血がありました。
月経の時に出ると聞いていたので覚悟はしていましたが、これだけ停滞した機能していない血が体内にあったのかと思うと驚きです。

次の月経からは、今までより量はずっと減り、嬉しいことに今まであった血の塊がでなくなりました。
そして、3日間も期間が短くなりました。
ちょうど、布ナプキンに変えた時期で、月経コントロールもがんばっていたので、相乗効果も考えられますが、そろそろ閉経?というこの年でやっと月経が憂鬱でなくなりました。



もちろん瘀血が影響するのは月経だけでなく、その他の婦人病、皮膚疾患、運動器疾患など全身です。
体質的なもの(疾病以前の状態)もあれば、慢性病の発病を促し、またその治癒を妨げていることも多いです。

以前、ぎっくり腰がなかなか治らず、その症状は、朝の起床時に痛む、痛いところが一定しない、など瘀血による症状そのままでした。
いつも教えてくださる長野式の先生に診ていただいたところ、やはり瘀血が治癒の邪魔をしているとのことで、瘀血処置をメインの治療で、やっと治ったことがあります。




4ヶ月食べ続けたところで止めてしまいましたが、最近また腰のあたりが重く、何となくだるいような気がするので、また食べ始めたところです。