ガザ・パレスチナと共に生きる 白杖記

◆ひかるの呟き◆2025年2月7日


◆ひかるの呟き◆2025年2月7日

 米大統領のガザ住民の「追放・所有・開発」は別の手段による戦争の継続だ、トランプはガザ・パレスチナに軍隊は派兵しないという、だが軍事力の行使亡くして「追放・所有・開発」など不可能だ。それはパレスチナの体験してきた歴史と現在が示している。不動産屋の仕事だとトランプの行動は揶揄される。しかしトランプは不動産屋ではない。トランプ第一次政権時には、イラクからの米軍の完全撤退を実施しようとしたが、国防総省などの猛反対で1000人弱の米軍を残留させた。トランプは背広の下には鎧を着ている。
 米国はパレスチナ・ガザへの派兵を避けてきた。バイデン政権はガザへの支援の名目でガザ海岸部に浮き桟橋を設置し、物資支援を海から行うとしたが一か月もせずにあっという間にその浮き桟橋は撤去した。その理由が、ガザへの物資支援が行き届いたからではないことは明白だ。浮き桟橋を建設・管理するのが米軍だったことが理由だ。ベトナムに派兵し、結局はベトナムからたたき出された歴史は米国ののどに突き刺さった魚の骨だ。
 トランプの「追放・所有・開発」は軍事力なくして語ることができず、それは米国の後戻りのできない泥沼への道のりでしかない。
 ガザの住民は瓦礫となった我が家を目の当たりにしている。それでもここに住み、ここで死ぬという人もいる。帰還できるのならガザから出たいという人もいる。瓦礫にテントを張り、もう逃げないという人もいる。瓦礫となった我が家を見て、避難先のハンユニスに戻ってくる人もいる。様子を見ながら我が家を確かめに行く時期を待っている人もいる。さまざまだが、ミサイルが降ってくる恐怖は今は消えている。生き抜かなければならない。物価は下がってはいるが、生活全体が苦しい。ガザへの支援は今こそ必要だと思う。
トランプの「追放・所有・開発」に反対の声の大きな声が上がっている。が、反対の声の大きさではガザは生きてはいけない、現実のガザの復興のためには何の役にも立たないは言い過ぎかもしれないが、必要なのはガザへの現実の支援なのだ。 

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