ガザ・パレスチナと共に生きる 白杖記

◆ひかるの呟き◆10/22

ガザの一人の青年が焼死した。視力の問題で私には画面はほとんど見えないが、その熱さ、痛み、苦しさ、無念さは感じ取ることができる。世界中の誰もがそうだろう。
かつて、米国のベトナムへの侵略戦争に反対し、少なくないベトナム人の僧侶が「焼身自殺」で戦争をやめろと世界の人々に訴えた。わが命を断って、戦争を止めてくれと訴える生き方・死に方は、私の心に突き刺さった。ベトナム戦争反対、アメリカはベトナムから出ていけ、日本はベトナム侵略戦争に参戦するなと声を上げた。私は人生を決めた。戦争をなくすために生き闘おうと。
ガザの焼死させられた青年はどうか。僧侶でもない。平和運動家でもない。勉強し医師になりたかったガザの青年だ。彼が何をしたというのか。イスラエルはなぜ、彼を焼き殺したのか。ホロコーストを経験したからと言って、同じことをパレスチナ人にやってよいのか。いや違う。
パレスチナ人は、ホロコーストを逃れ移住してきたユダヤ人を受け入れたのではないのか。なぜ、恩を仇で返し、パレスチナ人を殺すのか。直ちに停戦を。
イスラエルに焼き殺されたガザの青年の命は、生まれてすぐに殺されたガザの赤ちゃんは、生まれる前に殺された命は、何故失われなければならなかったのか。殺されても仕方なかったというのか。いや、決してそんなことが許されてよいはずがない。今包囲されているジャバリアの全ての人々の命が、避難しているガザ地区の全ての人々の命が、これ以上奪われるのを国際社会は、私たちは何としても止めなくてはならない。黙って、見て見ぬふりだけはやめよう。今すぐ停戦を!

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