ガザ・パレスチナと共に生きる 白杖記

◆ひかるの呟き◆2025/01/05~06

 ガザで戦争犯罪を犯した元イスラエル兵にブラジルが民間団体の告発を受け、裁判
所が捜査を命じ、元イスラエル兵は逮捕の危険を感じ急遽、ブラジルを出国した。こ
のニュースを聞き、こういう取り組みもできると感動した。戦争はそれを担う兵士と
軍隊への「工作」は戦争を阻止し、なくすための取り組みの必須条件だ。誤解を恐れ
ずに言えば、軍隊と兵士への働きかけを取り組まない戦争反対は難しい。兵士が人間
を殺すことに疑問を抱くと軍隊は成立しない。人殺しを正義と兵士に信じ込ませるこ
となくして戦争は成立しない。兵士への入隊前・入隊後の教育と軍事裁判は戦争遂行
のために絶対に必要なものとされる。兵士の反乱が戦争を止める。兵士の誰のための
人殺しかの疑問が戦争を止める。イスラエル塀の中には「沈黙を破る」取り組みがあ
る。
 今回のブラジルでのガザに従軍した兵士の戦争犯罪を具体的に告発し、操作し。逮
捕し。裁くという決定はイスラエル兵にガザへの人殺しへの疑問を引き出す大きな意
味を持っている。日本デモできるのではないだろうか。イスラエルの兵士は除隊後、
世界旅行によくいく。日本にも来ている。彼らへの告発は大切なことだと思う。日本
での情報をお持ちの方はいないのだろうか?

 もう一つ。ガザで従軍したイスラエル兵の戦争犯罪を告発しているパレスチナのN
GO「ヒンド・ラジャブ・ファウンデーション(HRF)」に感動した。私の耳には
、ニュースで流されたヒンド・ラジャブちゃんの助けを求める悲痛な声が耳に残って
いる。
【2024年2月7日 AFP】ガザ地区で、乗っていた車両が攻撃され、同乗していた親族を
殺害された6歳の女児ヒンド・ラジャブちゃん。親族の遺体と共に車内に閉じ込めら
れた状態のまま、その後の行方が分からなくなっている。
「あの子は怖がっていたし、パニックにもなっていた。背中と手足を負傷していた」
と、電話でヒンドちゃんの声を最後に聞いた一人、祖父のバハ・ハマダさん(58)は
話す。「迎えに来てと何度も言われた」と、泣きながら当時の通話を振り返った。 
 攻撃された車両は2024年1月下旬、ヒンドちゃんと4~15歳の子どもたち5人と大人2
人を乗せ、市内テルアルハワ地域に迫るイスラエル軍から逃れようと移動中だった。
車両はイスラエル軍の戦車と鉢合わせとなり攻撃を受けた。その後、同乗していたバ
シャールさんの娘ラヤンちゃん(15)と電話がつながり、ハマダさんは、ラヤンちゃ
んの両親と兄弟3人が殺害されたことを知った。電話では、ヒンドちゃんとラヤンち
ゃんの2人だけが生き残ったと話していたという。
 ハマダさんは「ラヤンを落ち着かせようと思い、救急車を呼ぶ」と電話で伝えたの
だと振り返る。パレスチナ赤新月社の救急隊員がラヤンちゃんと電話で話していると
、受話器の向こうから銃声が聞こえた。電話はそのまま切れてしまった。
 ハマダさんと赤新月社は、この時にラヤンちゃんが殺害されたとみている。

ヒンド・ラジャブさんの最後をAFPのニュースはつたえ、ヒンド。ラジャブさんの
悲痛な迎えにきての声を流した。パレスチナではヒンド・ラジャブ。ファンデーショ
ンが結成され、イスラエル兵士の戦争犯罪を告発し、国際法とイスラエル兵委が滞在
する国の法律での処罰を求める呼びかけをしている。わたしも応えたい。

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