◆◆10/14記事◆◆
◆10/14(月) イスラエル軍、ガザ北部で攻勢強める 人道状況深刻に(ロイター)
軍は北部のベイト・ハヌーン、ジャバリア、ベイト・ラヒヤを事実上封鎖し、避難
目的以外の移動を禁止した。中部ディール・アルバラハでは、14日未明に病院の敷
地内の避難民テントが空爆を受け3人が死亡、40人が負傷。13日には、中部ヌセ
イラトで避難民が身を寄せている学校が砲撃を受け、少なくとも22人が死亡。国連
人道問題調整事務所(OCHA)は「ガザ北部では、言葉で言い表せないほど恐ろし
いことが起きている。軍の攻撃は激化、人々は強制的に避難させられ、援助から遮断
され、飢餓状態だ。残虐行為を終わらせなければならない」と述べ、これを受けてハ
リス米副大統領はガザ北部への食糧支援が2週間近く停止し、イスラエルは直ちに市
民は保護し、支援物資の輸送と食料・水・医薬品を輸送し、国際人道法が尊重されね
ばならないと述べた。
◆10/14(月) ガザ各地で子ども含む41人死亡、完全包囲の難民キャンプは窮状深
刻化(CNN)
中部ヌセイラト難民キャンプで5000人以上が身を寄せていた学校への軍の攻撃で、
乳児を含む22人が死亡。シャティ難民キャンプへの空爆では、ビー玉遊びをしていた
子ども5人が死亡した。ヌセイラトでは住宅も攻撃され、子ども6人を含む一家8人
が死亡した。ブレジ難民キャンプでは戦車の砲撃で6人が殺害された。北部のジャバ
リヤ難民キャンプは軍が9日前に三度目の地上作戦を再開して以来、死者が約300人
、カマルアドワン病院では死傷者のあまりの多さに病院が対応できず、完全に包囲さ
れ、医療物資や食料を搬入できず、医療チームが入れない上京だ。
◆10/14(月) イスラエル軍、レバノン国連軍拠点に侵入 ネタニヤフ氏は撤退要求(
ロイター)
国連は13日、軍の戦車2台が、国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の拠点の正
門を破壊し、敷地内に侵入し、戦車が撤退した後、約100メートル離れた場所で砲
弾が爆発して煙が広がり、UNIFIL隊員が体調不良になったという。ネタニヤフ
首相はUNIFILをヒズボラの拠点や戦闘地域から撤退させる時だ、何度も要求し
てきたが、繰り返し拒否されてきたと述べた。ドゥジャリク国連事務総長報道官は平
和維持部隊への攻撃は国際人道法を含む国際法への違反で、戦争犯罪に当たる可能性
があると述べた。イタリアのメローニ首相は13日、ネタニヤフ氏と電話会談し、イ
スラエル軍によるUNIFIL拠点への攻撃は容認できないと抗議し、フランスやス
ペインも攻撃を非難している。
◆10/14(月) 「負傷兵避難のため」 国連部隊侵入で釈明 イスラエル軍(時事通信
)
軍は部隊が当時、ヒズボラからの激しい対戦車砲の攻撃にさらされ、。負傷兵が避
難できるよう、戦車がUNIFILの拠点に数メートル後退し、UNIFILの部隊には脅威を与
えていない」とした。
◆10/14(月) イスラエル大使「不適切」 被団協委員のガザと日本重ねた発言を批
判(朝日新聞デジタル)
ノーベル平和賞受賞が決まった日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の代表
委員がで広島県被団協理事長の箕牧(みまき)智之さんは11日の記者会見で、「ガザ
での紛争で傷ついた子どもたちと、原爆孤児の姿が重なる」と語ったことについて、
イスラエルのコーヘン駐日大使は13日、不適切かつ根拠に欠ける、ハマスは自らの市
民を人間の盾にするという二重の戦争犯罪を犯すテロ組織」だと批判した。
◆10/14(月) アメリカ軍がミサイル迎撃システム「THAAD」をイスラエルに配備へ
イランとの“報復の応酬”懸念高まる中(TBSテレビ)
アメリカ国防総省は13日、ミサイル迎撃システム「THAAD」を運用する部隊ととと
もに、イスラエルに配備する。今月1日にイランが行ったイスラエルへの攻撃では180
発を超える弾道ミサイルが発射され、一部が迎撃を逃がれ、着弾した。アメリカ軍が
THAADをイスラエルに配備するのは、去年10月の襲撃の後に行って以来だ。